なぜかと言われても。。。普通震災の時は円高になるのが当たり前なんです。
日本は貿易黒字国家です。多くの資産をドルやユーロで保有しています。その時地震が起きれば本国への送金を引き起こすからです。
海外資産を売却して円転して本国に送金する、あるいは、そうであろうと市場が期待する、というメカニズムです。
1995年1月の神戸地震の直前、1994年後半は1ドル100円ほどで安定していたんですが、地震があった後ほどなく円高が進んでいます。
日本の場合は金利の低い円よりも金利の高いたとえば豪ドルなんかで保有したほうが利回りはいいわけです。それが地震で急にお金が必要になるわけで大急ぎで外国資産を円に変えるわけで円高が進むわけです