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骨董についてお訊きします
先日骨董屋漫画を読んでいましたらこんなエピソードが出てきました。 骨董屋に客が来て 吉原辺りで花魁が使っていたとおぼしきたばこ盆。朱塗りで格子造り、蒔絵も何もないが下部の抽斗の金具が獅子の彫り、に合う煙管と火入れが欲しい と言う。 「二本置くなら煙管は朱塗りでない方がいいかな」 という店の者の台詞に応えて客が、茶席に使うわけじゃないから煙管は一本でいい、朱塗りで花魁が使うような長めの物を、と言う台詞が判りません。 後半の花魁が使うような長め、は判るのですが(そういう商売のひとが格子の向こうから煙管を伸ばして袖を引く、という描写を読んだことがある)茶席に使わないならなんで一本で良いんですか? あと、一本きりならたばこ盆とお揃いの朱塗りでよくて、二本なら揃ってない方がいいというのは何故? 更にそれを受けて、 「では火入れは染め付け、いや万暦様がいいですかね」 という台詞も出るのですが、それが何故かも判らない。何か、(染めの着物に織りの帯、みたいな)決めごとがあるのですか? 話が進んで、雁首と吸い口に牡丹の彫りがある煙管が出されてくるのですが、その煙管を見て客が 煙管に牡丹があるなら火入れは青磁か染め付けを置いてみよう と言うのも判らない。何故に牡丹だったら青磁か染め付け??(牡丹の煙管が出されてくる理由は判るのですが) 話は骨董と少しずれますが、骨董屋と客がこのたばこ盆を使っていたのはどんな花魁だったろうか、という話をしていて、 文殊菩薩を守りとしていたので獅子柄を好んだ、で、彼女の禿は猫を好んだだろう…と無責任に想像するわけですが。 文殊菩薩を守りにしていた女性が獅子柄を好む、という話の脈絡は“文殊菩薩は獅子に乗っている”の注釈で理解できましたが、その女性が使っていた禿は猫を好む、という話の繋がりが理解できません。 何故文殊菩薩→獅子→猫、なんですか?
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- epkakpe
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