西日本の節電について
西日本で節電を実施する店舗が増えてきています。しかし、私には西日本の節電は逆効果に思えるのですが、この真意は何なのでしょうか?
確かに東側に電力を供給してはいるのですが、これは周波数変換の限界値である100万kwのみです。いくら節電しても余剰電力ですでに100万kw超えてるわけですから、これ以上節電して余剰の電力を作ったところで東日本には技術的に送電できないと理解しているのですが。
要するに、
東日本へ送れる電気はどう頑張っても最大100万kw
↓
西日本の余剰電力は節電以前にすでに100万kwを超えている
↓
結論として、100万kwを超える余剰電力を節電して作っても何の助けにもならない。
もし余剰電力が20万kwならあと80万kw送れるので西日本側が節電する意味は大いにあるといった理解です。
西日本で経済を活性化させて東日本を援助するなら理解できますが、西日本にとって意味のない節電を実施する企業等に疑問を感じます。確かに節電自体は様々な点で重要だと思いますが、原発や震災復興すら終息していない今、なぜ関係ない地域が節電を実施するのでしょう?
節電によって経済が悪化すれば企業は収入が減るので、その影響は給料にも反映してくるでしょう。なので、寄付や義援金に回せるほどみなさんの余裕がなくなる訳ですから復興支援の妨げにもなりますし、節電による不安が買い占め行動を助長するなどの弊害もあるでしょう。
今のところ、西日本の節電が東日本援助につながるといった記事や公式な報道を目にしていません。詳しい方、宜しくお願いします。