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関西で節電するとその電力は関東に送られる?

以下のようなお願いがメールで送られてきました。 地震のため12日18時以降、関東以北の電気の備蓄が底をついています。そこで現在、関西電力・中部電力からも送電を行っています。 関西で節電するとその電力は関東に送られるのでしょうか?

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回答No.3

 関東以北(北海道電力、東北電力、東京電力)は標準周波数50Hz、一方、関西電力・中部電力は標準周波数60Hzで、直接、電力を送電することはできません。  関西電力・中部電力と関東以北(北海道電力、東北電力、東京電力)の間で相互融通のための周波数変換所があります。佐久間周波数変換所(電源開発・最高30万kW)、新信濃変電所(東京電力・60万kW)、東清水変電所(中部電力・30万kW)の3施設で、サイクル間で融通できる最大電力は120万Kwです。理論上1日あたり2880万Kw、送電することができるのですが、電気の備蓄には特別な施設が必要で、消費サイクルにあわせて送電する必要があります。  関西電力・中部電力も沿岸部の火力発電所も津波の影響があり、東京電力で不足が予想されている1000万Kwを補う余力があるかという問題があります。  また、関東以北(北海道電力、東北電力、東京電力)では変電所や高圧送電線などの配電ネットワークもダメージを受けており、電力の供給を受けても配電できるかの問題もあります。  それらを総合的に考慮して、北海道電力、東北電力、東京電力が方針を決めることになります。

その他の回答 (5)

回答No.6

関西電力H.P.(http://www.kepco.co.jp/) によると > 平素より皆さまには省エネ・節電にご協力を頂いておりますが、 > 今のところ、お客さまに更なる特別な節電をお願いするような状況にはございません。 ということです。 > 東日本と西日本では、電気の周波数が違います。 > 従って、関西電力の電気を東日本に送るには、周波数を変換しないといけません。 > この周波数変換施設の容量には上限があります。 とのことなので、いくら頑張って節電しても、その分が上乗せして送られるわけではありません。 関西で節電しなければならない状況になれば、また告知があると思います。

参考URL:
http://www.kepco.co.jp/
  • jkpawapuro
  • ベストアンサー率26% (816/3045)
回答No.5

いたずらです。 関東への周波数変換送電能力は弱く120万kw、中部・関西でその程度の発電余力は十分あるはずです。 よって中部以西(60Hz圏)は電力需給は逼迫しておらず、特別節電の必要はありません。

回答No.4

東日本は50Hz、西日本は60Hzと周波数が異なる。 東京電力が供給する50Hzの電力を発電しているのは、 東京電力からみて被災地方面の東北電力や北海道電力だけ。 60Hzのままでは送電出来ないので、境目にある3カ所の 周波数変換所を経由させるのだが、能力は標準的な 原発1基分(100万KW)しかない。 電気はダムの様にためられない。 発電分を同時に消費する必要がある。 余力があっても、変換所の容量に限界があり、 節電しても、それを全て送れるわけではない。 ネット上で、このメールが色々話題になっているのを 最初の発信者は、どんな顔をして見ているのだろう。 必要なメールの送受信に支障をきたしていない事を ただただ祈るばかりです。

  • hunaskin
  • ベストアンサー率30% (1854/6060)
回答No.2

>関西で節電するとその電力は関東に送られる? 電気の周波数が違うのでそのまま送電できるわけでもありません。 周波数変換には約100万kWという上限があります。 ですが、関西でも発電所は津波の影響など受けているので節電するに越したことはありません。

jinseiwalk
質問者

お礼

有難うございました。

noname#148625
noname#148625
回答No.1

実際に送られる設備・技術そのものはありますが、その電気量は思っているより少ないです。 そして各電力会社は発電所をフル回転してでの余剰分で、その上限一杯をまかなう方針です。 よってメールは「まったくの嘘じゃないし、善意なんだろうけど、所詮チェーンメール」でしかありません。

jinseiwalk
質問者

お礼

有難うございました。

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