がん保険の意義を教えてください

質問

通常の医療保険・死亡保険以外に、がん保険に入る意義は何ですか？
入る必要があるのか？
お教えください。
宜しくお願いします。

回答No.3

rokutaro36 · ベストアンサー

（Ｑ）数ある病気のなかで、がんだけが、どうして特別なのか？
（Ａ）特別なのは、がんだけではありません。
しかし、二人に一人が生涯に一度はがんになると言われている病気であり、
しかも、生死に深くかかわり、治療費も高額になる場合があるので、
特別扱いにされているのです。
http://www.fpcr.or.jp/publication/pdf/statistics2010/fig09.pdf
（がん研究振興財団＝がん研　のデータ）

（Ｑ）どれぐらいお金がかかるのか？
（Ａ）例えば、上皮内新生物の段階で超早期発見できれば、
患部を内視鏡などで切り取って終わりなので、
日帰り手術～２泊３日程度の治療期間でよく、肉体的にも負担は軽く、
治療費の自己負担は、万円単位で、たいしたことありません。

上皮内新生物＝そこにがん細胞はあるけれど、周囲に浸潤がなく、
転移の可能性も極めて低い、極めて初期の段階。
がんが恐ろしいのは、周囲への浸潤と転移なので、その脅威がなく、
普通の良性腫瘍と同じく、手術すれば完治。

超早期発見できなくても、それに準じるぐらいに早期発見ならば、
やや大きめの手術をして、放射線治療、抗がん剤治療をせずに、
経過観察ということで良い場合も多く、
高額療養費制度もあることから、自己負担は数万円～十数万円程度です。
治療期間は、数週間～１、２ヶ月程度。
ただし、再発・転移の可能性があるので、定期的な経過観察が必要です。
高額療養費制度
http://www.sia.go.jp/seido/iryo/kyufu/kyufu06.htm

早期発見できなかった場合
手術、放射線治療、抗がん剤治療を組み合わせて治療をします。
治療期間も長くなり、肉体的にも厳しくなります。
また、治療期間が年単位となることも珍しくなく、
月５万円の負担でも年間６０万円、それが数年続くと、
すぐに１００万円単位となります。
さらに、治療期間中は、働けない場合も多く、そうなると、
失業するばあいも少なくありません。
失業すれば、月５万円の治療費の負担も、厳しくなります。
http://www.canps.net/osirase/anketo_20100315.pdf
（１６ページを参照してください）
http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/0224990/top.html

また、通常の医療保険が役に立たないのは、
抗がん剤治療が外来で行われる場合が増加しているためです。
入院給付金は、入院していなければ支払われないので、
役に立たないのです。
また、抗がん剤がバカ高い。
１回１０万円、２０万円という薬がゴロゴロしています。
３割負担でも、３万円、６万円という世界です。
http://www.ncc.go.jp/jp/ncch/division/pharmacy/pdf/HCN.pdf
７ページ（ＰＤＦ上では８ページ）を参照してください。
これは、乳がんの薬ですが、乳がんだけが特別ではありません。

訴訟で有名になったイレッサという抗がん剤は、飲み薬で
２５０ｍｇ１錠が薬６５００円です。
１日１錠、３０日で、１９万５千円になります。
もちろん、３割負担や高額療養費制度の対象となります。

なので、このような保障もあるがん保険は、検討に値するのです。

回答No.2

nkdt0001

私の場合、『通常の医療保険・死亡保険』は入っておらず、『がん保険』のみ入っています。
がんと診断され、３０日入院、胃切除の手術の例で比較すると、
通常の医療保険）
入院給付金５，０００円×３０日＋手術給付金２０万円＝３５万円
がん保険）
診断給付金１００万円＋入院給付金１万円×３０日＋手術給付金２０万円＝１５０万円
とかなり大きな差になります。
がんにかかると出費がかさむようです。そのための備えです。

回答No.1

tanuki-u

がんの場合、治療出来るのであれば、
その治療も長期になり、お金も一時的にかかります。
治療出来ず、死を待つだけでもお金がかかります。
死ぬまでにしておきたいことをするにもお金がかかります。
それゆえに、治療後支払われる医療保険、死後に支払われる死亡保険でなく、
がんと診断された時点で先に、死亡時給付金額の一部をもらっておく、がん保険があります。