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翻訳書は「縦書き」ですか?
ある社会科学系の洋書を翻訳し、出版しようとしています。出版社は、「翻訳書は縦書き」と主張していますが、数字やアルファベットが多い場合、横書きの方が読みやすくて良いと考えますが、実績は圧倒的に「縦書き」なのでしょうか? ご存じの方は教えて下さい。
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- Samantabha
- ベストアンサー率61% (560/916)
たとえば、英文学の解説書などは、翻訳物でなくても横書きのものが多いように思います。 読書好きの母が、今、英文学にはまっていて、その解説書を読むのですが、新しいのを買うたびに、「ああ、これもまた横書き。横書きは読みにくいから鬱陶しい」とぶつぶつ言いながら読んでいます。 数字やアルファベットが多用されていたら、横書きの方が読みやすい場合も多く、私が大学生の頃(20年以上前)から、横文字の専門用語が頻出する教科書類は、横書きが多かったと思います(経済学とか、哲学でさえ横書きで閉口した覚えがあります)。 ただ、その「横文字の多さ」をどう判断するかは、その出版社の編集方針に大きく左右されると思います。 横書きの書籍を比較的多く出している出版社なら、同じ原稿を持ち込んでもすんなり横書きにしてくれるかもしれません。 でも、翻訳されたものは日本語ですから、縦書きが基本という姿勢はどの出版社も変わらないように思います。 質問者さんは新聞ですら横書きに……とおっしゃっています。 今、そのように思う方は増えているのでしょうか。 日本語は縦書きというスタイルは、私個人としては守っていくべきだと思っています。 その中で、横書きのものもあっていいとは思いますが。
- sanori
- ベストアンサー率48% (5664/11798)
こんにちは。 手元にある物理学・天文学の翻訳書を片っ端から調べましたが、 ・教科書 … すべて横書き ・読み物 … すべて縦書き ・図鑑における図の説明 … すべて横書き となっています。 読み物は、簡単な数式さえ縦書きになっているところが多く、90°回転して横書きにしている数式はほとんどありません。ただし、図やグラフの説明は、図の下に横書きで書かれています。 >>>実績は圧倒的に「縦書き」なのでしょうか? 物理・天文の読み物でさえ縦書きですからね・・・。
お礼
ありがとうございました。 自然科学系は横書きが圧倒的だろうと思いましたが、読み物は縦とは驚きでした。まして、社会科学系で準教科書の場合、縦書きはやむを得ないところでしょうか? 新聞も早く横書きにすれば良いのに、と考えますが・・・。
- SPS700
- ベストアンサー率46% (15297/33016)
これは最終的には出版社が決める事だと思います。 縦書きは、右綴じ、横書きは左綴じ、と言うだけでなく、学術雑誌によっては、横書きのため裏(伝統的な製本から見て)から1ページ、2ページとつけ、表からは縦書きの原稿のため、同じものが二種類のページをつけるといった、複雑な場合もあります。 原稿をかく前に出版社と話し合って、縦書きか横書きに決めてから、翻訳にお取りかかりになるのがよいと思います。 別に、翻訳は縦とは決まっていませんが、手元の翻訳書は縦書きが多いですね。いわゆる新書版などは圧倒的に縦書きです。出版屋と事前協議をなさるのがいいでしょう。
お礼
ありがとうございました。参考になりました。
お礼
ありがとうございました。 横書きに慣れた世代には、縦書きの数字(漢数字)や英字に煩わしく、逆もまた真なのでしょう。グローバル化が進み、携帯メールが毎日利用される時代に、カビ臭い「縦書き日本語」から脱し、国際標準の横書きに移行する方がはるかに効率的で、かつ分かりやすいと思っています。もちろん、和歌・俳句・純文学の類が縦書きのままというのは、それはそれで害はないと思いますが。 言語は、ワープロやPCの普及で、使用漢字数が増えたり、時代とともに変化してしかるべきものと考えます。kg、km、%などをキログラム、キロメートル、パーセントなどと縦書きする書物は、約5%資源(紙やインク)を無駄使いしていると考えます。Eco書物の普及、できる限りの「電子書籍化」が時代の流れではないでしょうか? 議論の飛躍かもしれませんが、戦争直後にマッカーサーによって、「英語を日本語と対等の公用語」と決定しておいてくれれば、今回のニュージーランド、クライストチャーチでの地震で多くの日本人の犠牲者を出さずに済んだと思います。彼らの多くは、英語を学ぶために同地に滞在していたとのことですから。