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指名と任命の違い
国会の働きを見ると「内閣総理大臣の指名」とあり,国務大臣は総理大臣が任命するとあります。 「指名」と「任命」はどのように違うのでしょうか。 辞書で調べても,あまり違いが分かりませんでした。 よろしくお願いします。
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#1です。 もう少し、補足すると 国会が内閣総理大臣を指名するというのは、「内閣総理大臣は○○さんにしてください」と誰にするかを決めるだけです。 この時点では、○○さんは内閣総理大臣ではありません。(候補みたいなものと思ってください。) 天皇が内閣総理大臣を任命するというのは、国会が決めた○○さんを内閣総理大臣の職に命じているわけです。 ここで初めて、○○さんは正式に内角総理大臣になる訳です。(天皇の任命が形式的なものなので、国会の指名が実質的な任命でもあるんですよね。)
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- lequeos
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俗っぽい言い方ですが、辞令に自ら名前を記した上で発令するのが任命で、そうでないものが指名です。内閣総理大臣は、国会が辞令を出すわけではありません(他の方の回答にあるように、天皇が任命する)ので、衆議院の議長が、国会を代表して「○○君を総理大臣に選出した」と奏上し、それに基づいて、天皇が辞令を○○さんに渡します。決める人と、発令する人が異なっているので、指名と任命を区別する意味が出てきます。 これに対し、国務大臣は、首相が自ら決め、自分の名前で発令します。ですから、指名と任命を区別する必要はありません。
- nobugs
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任命は、任命権限をもつものの判断により決定されます。 「内閣総理大臣の指名」とされているのは、天皇がもつ、総理大臣の任命権に制限を加えるためのものです。
お礼
ありがとうございます。 総理大臣が行う国務大臣の任命に関しては,指名も含むと考えてよろしいのでしょうか?
- peggy_pegi
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たぶんですが・・・。 指名・・・・読んで字の如く、名前を指す、つまり「この人はどうですか?」と提案することではないでしょうか? 任命・・・・これもまた読んで字の如く、「この役割(使命)は君に任せる」とすることではないでしょうか? 自信はありませんが、私の中ではこんな感じで認識されています。参考程度に。
お礼
ありがとうございます。 こういうニュアンスであるということが分かりました。
- hinebot
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実質的には同じようなものなんですけどね。 「指名」はいわば内定みたいなもので、「指名」されただけでは、その職(身分)をいただくことにはなりません。 「任命」されて初めて、その職(身分)として公に通用するわけです。 ちなみに、内閣総理大臣を「任命」するのは、天皇ですね。
お礼
ありがとうございます。 だいぶ違いが見えてきました。 「指名」の段階では,まだ実権は伴っていないということになるのでしょうか。 総理大臣に関していえば,天皇の任命権が形式的なものであることが分かってないと勘違いする可能性が高いですね。