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北方領土が帰ってきたら・・・
仮に北方領土が帰ってきたりしたとき、 まあ今後10年はないと思いますが・・・ 日本はこの領土をどう利用するのでしょうか。 ロシア人を家や墓ごと追い出して、日本人だけの領土にするのか、 ロシア人と日本人が混合して住める領土にするのか それとも今のままロシア人だけの領土にするのか。 ただ返せ返せだけの具体性のないビジョンではロシアを説得できないと思うのですが。
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>北方領土が帰ってきたら・・・ 仮に北方領土が帰ってきたりしたとき、 まあ今後10年はないと思いますが・・・ 日本はこの領土をどう利用するのでしょうか。 ロシア人を家や墓ごと追い出して、日本人だけの領土にするのか、 ロシア人と日本人が混合して住める領土にするのか それとも今のままロシア人だけの領土にするのか。 ↓ <私見> 領土の帰属・奪還と直接の関係は無く、それは具体的な返還プロセス・工程表の中で、日露両国が無辜の住民の保護・資産等の権益の保全についての行政や警察の移管や引継ぎ業務と住民への相談窓口・配慮を行うものです。 <第一義的には、居直り強盗・ロシアの責任であり、我が国は支援要請に基づき対応を検討する立場> ◇仮定の上の話であり、抽象的・精神的な、「・・・べき&・・・だろう」のシュミレーションしか出来ないが? 歴史的にも国際法(正当な領有宣言と開発・産業振興・統治して来た事実、終戦後に一方的に不法占拠の事実、サンフランシスコ条約のロシアは非批准国であり、放棄した千島列島は北緯46度のウルップ島・樺太である)でも、有史以来の変わらぬ我が国の固有領土であり、日露和親条約と千島・樺太好感条約以外の2国間の締結された条約や帰属に関わる根拠は存在しない。 それ故に、戦後処理の一環としての、ロシア政府(旧ソ連含む)に対する不法不当な占拠と領有への我が国からの返還要求問題があり、相手国である歴代ロシア首脳の返還交渉への発言&共同宣言、国際司法裁判所への共同提訴にも忌避を続ける相手の狡猾な時間稼ぎと問題の風化を意図する姿勢の下では、具体的なプレゼンも難しく実現していないが・・・ それでも、極寒の地における厳しい生活、苦難な暮らし、未発展の医療や教育や産業に対し、人道支援的な援助は、主権の回復前、正式な友好条約締結の前に物心共に行って来た。 経済支援・医療援助・廃油や産廃の処理・宗男ハウスと呼ばれた建物インフラを援助・供給し続けて来た。 さらに主権の回復後は、先進国として経済大国として民力の高い我が国が→我が国に居住する在留外国人として、自由にオープンに自由意志で帰化・国籍取得・就労等でのビザ発給にて差別される事は無く、住民投票や自治権やプライバシーや個人情報等については守られる。 個人の意思によらず、国家政策による入植者としての年月・日数のある種の利権者&地権者&被害者である。 国籍や居住権や資産の問題や元島民である日本人地権者との関係、職業や教育や納税の問題等を、国家間や行政同士や住民保護の為の責任分担と役割、主権の移行作業や法令規制の引継ぎ等の話し合い・調整する課題は広範囲で多い。 さらに、軍人や諜報機関や行政府の職員以外の一般ロシア市民は決して犯罪者とされず、生活実績や財産等の権利にも一定の配慮が為され、主権の移行イコールでロシアへの強制送還等ではない配慮が、過去から提唱・示唆されており、実際に我が国の新住民・有権者や世論によって民主主義的な合意形成を経て実行されるだろう。 たら・れば・べき・・・とか、ifでは具体化・進展・安心出来ない問題であり、移行期間内で包括的に決める詰める選択する大切な問題だと思います。 <一部地域は、中国に於ける香港のような特区扱いになったり、戦前の樺太のような共同管理&雑居地として扱われると思う。>
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- ww0
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時々言われている『2島返還論』によれば、返還時のゴタゴタは発生しないと思われます。 その歯舞諸島と色丹島にはロシア民間人は存在してない模様。ロシア軍の小部隊が駐屯するのみで、それらが引き上げれば島の中はカラです。 また、国後・択捉の2島には民間人が住んでますが、ここをロシアが返還する意志の無さそうな現在、無い事を有るとして気に病むのはナンセンス。 下に述べる理由によって、日本は「北方領土宣言」を出し続ければよい。 面積的、EEZ的に、4島全部入手するのが得のため、2島返還論にのっとって交渉しにくいのが難点ですね。2島で決着させたら将来に渡り北方領土宣言を出しずらくなる。→ まずい。 また米国も4島一括返還を指示しています。 これは米軍の対オホーツク海戦略上、並びにソ連・ロシア封鎖戦略上、歯舞・色丹返還では話にならないから。 4島返還されずとも日本に4島宣言を出させておけば、米軍は秘密裏にソ連・ロシア軍とその周辺にて対峙できる。その周辺海域に米軍が極秘に存在する正当性が発生する。 ロシアにとっての北方領土の意義は、国是としての南下政策の一環として重大なものがあります。 通商・海運上の問題。不凍港や不凍海路の問題。温暖地の獲得。 それから千島列島を全島占領して、オホーツク海をソ連の内海にする事による軍事的権益の確立。これによってオホーツク海はソ連戦略原潜の多数たむろする対米核戦力の中核地となっていた。 日本にとっての北方領土の意義は、領海・EEZ拡大による海洋権益の増大と、自衛隊・米軍の駐留若しくは覇権拡大による軍事権益の増大。 この日本の側から見た権益が、北方領土の日本への返還によってどの程度高まるのか?というのがアレです。 尖閣諸島と違って膨大な石油資源の埋蔵の話はないし、漁業権については曲がりなりにも話し合い決着を継続してるし、軍事権益については日本が北方領土宣言を発する事により米軍は秘密裏に軍事作戦遂行可能となってる。 ですので早急に北方領土入手の必要性はそれほど高いものではない。 ですがここに来てロシアが張り切りだしたのは、一説によると新しいエネルギー源であるメタンハイドレードが北方領土海域に膨大に眠っているからだ… というのがある。 ここにもやはり数千兆円規模の未来の海底資源が眠ってますから、国益を考えれば支配を確実にしておきたいというのが、ロシア愛国者達の動機にはなりえます。 日本側にとってもそれは同じ事なので、将来、その地が日露の大激戦地になる可能性は大変に高い。 日本側としてはその地の領有権の正当性の根拠を確実に保持し続け、イザというときに『錦の御旗』として掲げられるようにしておく必要がある。 それが日本が継続する「北方領土宣言」ですね。← 未来の激戦における錦の御旗の製造。 領土というものは現在の時代だけの問題ではなく、未来永劫の問題ですから、事を焦ってバカな解決法を選択することは無い。 未来の日本に最も有利な選択を今は取っておくべきです。
お礼
ありがとうございます。今のままだと逆に将来に禍根を残すのかな・・
- nama777
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考えてないと思います。 比較的しやすいのは、付随してついてくる経済水域の漁業利用だと思いますが、陸地を使用しようとするとこれは大変。国後エトロフ開発庁のようなものを作る必要があるでしょうが、北海道でも返還後の沖縄~伊豆小笠原でも、最初はインフラ整備の費用がかかって大変でした。70年代ならともかく今そのような金があるはずないので、返還されても内陸部のインフラ整備はされず、今ある道路は朽ちて原野に戻るでしょう。 日本より経済状態が悪いロシアに、千島やカムチャツカのような僻地経営できる金があることが逆に不思議なくらいで、ロシア経済が悪いのもそのせいでは?という気すらします。
お礼
ありがとうございます。資源はなさそうですね。もう一度樺太くれないかな・・・
- xianching
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日本人で、実際に北方領土に住んでいた人 もうわずかです。ほとんど死にました。 ロシア人はこの65年間で、4代にわたり住み続けている。もう父祖の地だ。 帰ってきません。 日本人、口先だけで「帰せ返せ」と言ってもだめです。 尖閣の中国漁船船長のように、大きな巡視船に体当たりするような英雄的行動しないとダメ。 船長無罪釈放のため領土侵犯無いこと証明され、尖閣は中国領土に一歩近づいた。 勇気ない人の国どんどんやせ細るよ。
お礼
ちっぽけな体当たりぐらいじゃ、かえって来ませんよ。一人としてほんとにかえってくると思っている人はいないですよ、特に政治家には。
- 3times
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恐らくは軍施設の撤去はロシアが行うが、費用は日本持ち。 住民のロシア国内への移住費用も日本持ち。 希望者には日本国籍を与え、引き続き在留を許可する。 墓は、まさか掘り起こすことなんてできないからそのままにして、当面はロシア人遺族のビザなし訪問を許可する(今と逆の立場ですね)。 といったところじゃないでしょうか? どっちみち北方領土返還の暁には、途方もない金額のロシア側への支払いは免れないでしょう。 ちなみに利用法としては、やはり漁業が中心となるでしょう。 鉱物資源の採掘はロシアを刺激するため当分はなされないでしょうし、住民の居住も制限付きでしょうね。
お礼
そのお金はわれわれの税金なんですよね。 北方領土自体に資源があまりないことが、返還交渉のモチベーションの低下に当たっているという話を聞いたことがあります。
お礼
ありがとうございます。 政治家も、運動家も、返せ返せだけでは何にもならんことを悟るべきですね。 貴兄のような具体的なビジョンを持って、返還交渉に当たれる人が、どれほどいるのでしょうか。