思春期だと、よくある話だと思います。お兄様は、テレビやドラマの見過ぎなのかもしれません。案外、そういう詰まらないモノの影響ってあるのです。身近なところに「殺す」などという言葉が出てくる環境だと、言葉の重みを考えずに口走ってしまったりするものです。二つ、身近な例を引いてみます。
私の従姉は、大変な秀才でヴァイオリンを余暇には弾くお嬢様で、今ではお医者様をしておりますが、思春期には逆上すると相手の眼をキッと見据えて「死ね!」と呪いの言葉を言い放つ癖がありました。本当に真に迫っており、私も驚いたものです。
しかし、それは伯父の家で「死ね!」と口走る人がおり、流行語のようなものだったからで、彼女に悪意はないのでした。彼女は高校生の頃、お嬢様学校で「死ね!」と口走って、友人を泣かせてしまい、校長に呼び出されたのですが、この時もやはり、悪意などこれっぽっちもなかったのです。
恥ずかしながら、私もよく弟に殺してやるなどと言ったものです。二人とも武術をやっていたりしたので、冗談では済みませんでした。
もう二人とも大人なわけですが、今は(弟が我慢しているのかもしれませんが)私と仲は良いですよ。ただし十代の頃に弟は殺されたくないので、武術を鍛錬して、私などより強くなりました。でも私が殺そうとしたわけではないのです。かなり怒っていたということを表現したら、そういう言葉になったのです。
もっとも私も寛容になりました。今では二人とも、もう大人なのに、私の服を実家に置いておくと、弟が勝手に着ていたりします。カバンもなぜか私のとっておきのブランド物が弟のものになっていたりします。私の持っている物が、さぞかし、よいものに見えるのでしょう。まぁ、かわいいものです。
気にして距離を置いてしまう人もいれば、仕方ないかなと思って笑って許してあげるという人もいます。テレビで殺人事件が起きているので、ドキッとしますが、そうそう簡単には殺されませんよ。心配なら、護身術をやってみることをお勧めします。何も空手などをやりこむということではなく、痴漢に襲われた際の護身対策を参考に、身を防衛する防犯グッズを少し揃えたり、イメージトレーニングなどをするということです。友人にDV(家庭内暴力)の研究をしている人がいますが、彼女の統計によれば、身が安全だと思って心が落ち着くと、相手を許してあげられる余裕が生まれるのだそうです。
ご参考までに。
お礼
お礼が遅くなって申し訳ありません(__) 最近わかったのですが原因はきっと親です。 書くとすごく長くなるので書きません。 私の兄はケンカばっかしてるので勝てるかなーって思います。もう解決して今は大丈夫です。丁寧な回答ありがとうございました(^^)