祖父の方が30年前に作られたと考えられる腐葉土があるようですが、
薄茶色だと言われるのは表面だけではありませんか。下の部分は30年
の月日により既に分解が終わっていて、土に返っているはずです。
見られた部分は土中にあるのではないので、土中よりも腐敗の分解速度
が遅くなって腐葉土になっていないと思います。
たぶん土の中は市販の腐葉土と同じ、真黒になっているはずですから、
サラサラの表面の物と土中の物とを確認されて下さい。
30年前に作られた腐葉土ですが、完全に腐敗して腐葉土になっている
はずですが、そのままで使用する事は危険です。植物に対し有効な成分
もあるはずですが、有効では無く有害な成分や菌が含まれている可能性
も無いとは言えません。使用される時には黒いビニール袋に入れ、日光
により高温殺菌処理をされてから使用された方が安全です。
何も考えずに市販の腐葉土を買われ使用されているようですが、市販の
腐葉土を購入する時には、値段に惑わされないようにして下さい。
畑や花壇や植木鉢に使用する時は、完熟した腐葉土を使う事が大切で、
未完熟の腐葉土を使うと土に混ぜてから再び発酵が再開し、植物の根を
発酵熱や発酵ガスで痛めてします事になります。特に発酵ガスは有毒で
すから、特売で大量に購入した時には地面に大きめで深い穴を掘って、
購入した腐葉土を埋め、発酵が終わるまで待ちます。
完熟腐葉土と袋に書いてある物は価格も高く、ただ単に腐葉土と書かれ
ている物の多くは未完熟の物が多いです。大量に必要無いのであれば、
多少は高くても完熟と書かれている腐葉土を買った方が安全で確実にな
ります。
くだらない事を書きましたが、色の違いは落葉が腐敗してどの程度まで
分解しているかの違いだと思います。分解が進んでいるほど色は濃く、
未完熟の物ほど色は薄いです。ただ使用されている葉の種類により多少
の違いはあります。ツバキの葉は腐葉土作りには向きませんから、祖父
の方は腐葉土を作るのが目的で放置されたのではないと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 これは数十年前に祖父が椿を剪定したもので、幹は焼却して残りの枝葉を腐葉土にするつもりでドラム缶に入れていたようです。 全部外に出して日光に当てていますが、やはり茶色です。 近所の人も同じようなかんじで腐葉土を作っているようですが、聞いてみると発酵剤など人工物を入れずに自然に分解されると、もともとの木の色になるので茶色が普通ということでした。 分解されてサラサラになっているので、腐葉土というより客土として使いたいと思います。