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アメリカ景気回復の影響は?住宅ローンはフラット35Sがおすすめ?
- アメリカの景気回復についての真相を調査しました。今後、金利が上昇する可能性があるため、住宅ローンを組むならフラット35Sがおすすめです。
- 不動産業界の意見では、アメリカの景気は回復しており、日本でも金利の上昇が予想されています。底値であり、これ以上下がることはないと考えられています。
- 将来の金利については断言できませんが、フラット35Sは金利が固定されているため、安定した支払いが可能です。一方、変動金利はリスクがありますが、金利の低下によるメリットもあります。状況に合わせて選ぶことが重要です。
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「アメリカの景気が回復した」ですが、これは真実ではないですね。 まぁリーマンショック直後よりはマシになっていますから、「回復しつつある」とか「回復の兆しが見える」なら正しいかもしれませんが、こちらは回復の兆しが見えては落ちて……というのを繰り返しているのでまだまだ予断は出来ない状態です。現状で「回復した」と断言するのはどうかなと思います。 さて金利に関してですが、ちなみに10年前から「もう底だから今後はあがるしかない」と言い続けていますが、実際はどうだったでしょうか? 小幅に変動したものの、変動金利は殆ど変わっていません。10年前の2.375%から比べてもその間に最大でも0.5%しかあがっていませんし、現在は0.1%しかあがっていません。そもそも変動金利は政策金利に連動しますので、名前とは裏腹にそう急激に変動する訳ではありませんし、いちど契約してしまえば金利の変動も年に2回しかありません。むしろ固定の方が金利の上下は激しいです。もちろん借りてしまった後は固定ですけどね。 もちろん今後あがっていくかどうかはわかりません。ただ変動金利がどういう時にあがるのか。 それを冷静に考えればそれほど怖いものではない事もわかるはずですし、仮に金利があがったとしても125%ルールがあるのでいきなり返済額が倍に……なんて事もありません。そもそも125%ルールに抵触するほどに金利が急激にあがる可能性は低いでしょうし。 また低金利のうちに元金をたくさん減らしておけば金利が仮にあがったとしても、影響範囲が小さくなります。ですので今の低金利のうちに変動金利でたくさん減らしておくのも一つの手です。 さてフラット35Sですが、現在は10年間は-1%という減税があります。これを入れると金利は変動にかなり近くなります。ただしフラット35Sの場合、保証料がいらない変わりに団信が別になります。この辺りの金額を考慮すると少なくとも当初はフラット35Sの方が支払い額は高くなります。 また変動は今後どうなるかはわかりませんが、フラットは10年後は確実に1%あがる事になる訳です。またかつて団信の価格が値上げになった事もありますので、団信の値上げという事はあり得ますのでフラットなら確実に支払額が固定されるとは限りませんね。ただしフラットの団信は任意ですので団信の変わりに安い生命保険に入るなどの手もあります。 ただ団信の値上げの可能性はあるものの、フラットは支払額がほぼ固定になるので計画は立てやすいという利点がありますね。しかし繰り上げ返済は100万円以上でないと出来ないなどの不便なところもあります。 また変動はもちろんあがる事もありますが、下がる事もあります。もちろん今が底なのは間違いないのであがる方向にいく可能性が高いでしょう。ただ政策金利がどういう時にあがるかを考えれば、急激にあがる可能性は低いと思いますし、あがった後にあがりっぱなしになる可能性も低いでしょう。 実際どちらも一長一短なのです。何を重視するかによっても異なると思います。 ただ個人的には変動で優遇をもらって0.875%くらいの金利になるなら、その方がいいかなとは思います。 またおすすめとしては3%くらいの金利で借りたと思って、その場合の支払額との差額を貯金しておくことです。そうしておけばいざ金利があがったとしても、その貯金で繰り上げ返済をしたり、そこから月々の支払いをしたりすることで金利の上昇に対処できますね。もちろんあがらなければ、貯金が増える事になる訳ですから悪い事はありませんし生活が苦しい時なら貯金を一時停止すればいい訳です。 ただもちろん自己責任ですので、きちんと金利について勉強してから考えるべきだとは思います。 個人的には参考URLのところにあるFPの方のブログがとても参考になりました。 変動金利に関してとても良い勉強になります。 何にしてもいろいろな意見をみて勉強されて決めるのがいいと思いますよ。
お礼
ありがとうございます。 大変、参考になりました。