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三環系の薬が「強すぎる」?
先日、軽いうつにて、精神科でSSRI剤をもらいました。 私はかなり前、とある三環系の薬の副作用で失神した事があり、薬局で初めてのときに書く調査票みたいなものに薬名をあげてそう書いたところ薬剤師さんに「ああ、あなたはこの薬は強すぎるのね」と言われました。 「強すぎる」? SSRIは私に合っているようで良い調子です。 三環系の方が効果が強いらしい事も知識としては知っていますが、副作用で倒れるのは「強すぎる」からなのでしょうか。というか「強すぎる」って、うつ治療薬としての効き目が強いって意味なのかも不明ですが。 直接困ることはないのですが、どういう意味で言われた言葉なのか気にかかります。
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強いというのは、主作用と副作用の両方が強いということです。 未だにこの古い薬が使われているのは、SSRIでは治らない人間がいるからです。しかしSSRIが登場したと言うことは、古い薬が使いにくい=副作用が強い、ということなのです。
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他のお答えでもう充分だと思いますが、一応三環系しか効かない人の意見を一つ。 私は最初に精神神経科にかかってから、うつ歴二十五年以上になるじいさまです。 もちろん全く薬が不要な時期も、逆に躁転までは行かなくてもかなりハイな時期もありました。 適応障害からうつに転ずることが多く、様々な薬を飲んできました。 しかし、結局三環系のイミプラミン(イミドール、トフラニール)しか効かないのです。 四環系のマプロチリン(ルジオミール)は「活力」を与えてくれますがあとで疲れてしまい、イライラ感も起きました。 三環系のお薬は「何もしなくても良い」という気分になるので、すごく気ぜわしい私にはなくてはならない薬なのです。 もちろん、うつが主訴なので他の目的で飲んでいるのではないのですが、どうせ飲むなら「効く」感覚が欲しいです。 SSRI(パキシル)やSNRIを主剤にして貰ったこともあり一年飲んでいたこともありますが、「全然効かない」ので結局三環系に戻ってしまいました。 効く代わりに副作用もひどいです。 口渇、排尿障害、体重の増加:食べなくても体重ばかり増える「水ぶくれ」状態、めまい感など副作用のオンパレードです。 でも社会生活が出来ないと生きて行けないので、飲むしかないのです。 SSRIやSNRIが主剤だった時期は会社に出かけられず、玄関まで出るのがやっとの頃もありました。 そんな時の多くは「仕事場で同僚達に美味しいコーヒーをいれてやろう」と言いながらやっと車に乗って出勤した時期も長いです。 今でも減薬は出来ず、♂なのに小用は便座に座ってじいーっと用が終わるまで待ちます。 という具合に、薬は非常に患者を選ぶので、幾ら「良い薬」が出て来ても「効かない」患者は居るのです。
お礼
ありがとうございます。 他の方のご回答の中にあった「ニーズはあるが三環系は使いづらい」という内容に対してのご反応かと思います。 三環系は、根強いユーザーがいると聞きます。やっぱりそれには理由があるのでしょうね。 くわえて新しい薬の登場により、それぞれにあった薬の選択肢が増えているという事かと思います。 私は一過性の軽いうつ、しかも数年に一度、出産・家族の死といった事がきっかけで起きているだけなのですが、慢性化しているつらい方もたくさんいらっしゃる訳で、一人でも多く、適切な治療を進めて行けるようになれば良いと思います。 回答者様は、ご自分に合った薬を把握し、管理ができている状態でいらっしゃるのかと思います。 私も薬とうまく付き合って行けるようになろうと思います。
- 高見澤 豊(@t-kodomo)
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「強すぎる」?の主語は、恐らく、「副作用が」ではないでしょうか?三環系など旧世代の抗うつ剤は副作用が強いようですよ!私は、三環系も四環系もSNRIも飲んだことありますが、副作用にあまり悩まされませんでしたが、SSRIとSNRIは薬やめる時に段階的に量を減らさないと離脱作用があるそうです。
お礼
ありがとうございます。 うーん、おっしゃる通りだとするとちょっと薬剤師さんが言葉足らずすぎるかなと思いますが、おそらく、他のご回答にあるように「効果も副作用も」強いといった意味合いなのかと思います。 私は慢性的なうつ病ではなく、ごく普通の人の一過性の軽いうつという感じで、数年に一度、出産や家族の死など極端な負担がかかった時に発症するだけなので、三環系は「強すぎる」のかも知れません。 SSRIについても、一か月飲めば長い方で、離脱が出るほど使用した事もありませんので、今のところ心配ありませんが、長期使用する事があれば注意したいと思います。
お礼
ありがとうございます。 一番しっくり来るご回答でした。 SSRIにも三環系にも長所・短所があると思いますがお医者任せにせずきちんと自分でも管理できないと、精神科系の薬は難しいように思います。 古い薬が生き残るという事はやはりそれが有効な場合も多いという事なのかなと思いますが、時代のニーズに合わせより適切な薬ができて来るのはありがたいですね。