元不動産屋です
家賃は地域に拠っても高低差がありますので、家賃で光熱費を推測する事は不可能です。
むしろ入居者のライフプラン及び地域の気候に左右される。と言っても良いと思います。
例えば東北以北では冬ともなれば「暖房」を他地域より使用しなければならない。のは明白です。
逆に冷房は夏の極めて一時期に使用する。と言うケースです。
今でこそオール電化された賃貸物件も珍しくはなくなっていると思いますが、
築年数の大きい物件では「隙間風」が酷い。なんてのも珍しくありません。
よって外気の影響で光熱費は左右されやすいのです。
寒いと「暖かいお風呂」に入りたいと思いますので、ガスも使えば水も使う。と言う結果になります。
また、地域に拠って光熱費の「単価」が変化します。
電気はそれぞれの電力会社の範囲から出なければ変わりませんが、変化し易いのが「水」(下水含む)の単価です。これは地方自治体で水道局が運営されているからに他なりません。
ガスも地域で使用されている「ガスの種類」で若干変わります。(プロパンや都市ガスと言う事だけでも大分違う)
当然、入居者が寒さ暑さに「耐える」精神力の持ち主ならばエアコンや他の冷暖房器具によるエネルギーの消費は少ないでしょうし、より快適な環境を望むならばソレに伴いエネルギーの消費も多くなるのです。
パソコンやオーディオだって電力を使います。調理器具や冷蔵庫、洗濯機、掃除機、アイロン…皆エネルギーを使うのです。
お茶やコーヒーを飲む為にもヤカン、電気ポット、の電気、ガス、勿論「水」も必要です。
考え方ですが、貴方はどれぐらい必要となるのか?を考えておられますが、逆に「どれぐらいまで」であれば大丈夫なのか?を設定して一人暮らしを始めてみては?と思います。
また、基本的に1ヵ月の収入の1/3までが普通生活を送って払える「1ヵ月の家賃の限界」と言うのが通説。
つまり「普通の生活」では残りの2/3で光熱費+食費を含む「生活費」を賄わなければならない。と言う事。
お礼
とてもためになります。 ちなみに大阪住まいで、初めは一人暮らし、そして、一年後は 結婚を考えています。 奥さんになる予定の人は寒さに弱い方です。 なのでその点も考慮しないといけないですね・・・ あと、通説についてもとてもためになります。 恥ずかしながら、今まで親のすねをかじって生活 してきたようなものなので。 こういった内容をもっと参考として知りたいので ためになるサイトとかご存じでしょうか? ご存知でしたら是非とも教えていただきたいです。 よろしくお願いいたします。