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生ごみの捨て方
生ごみの捨て方についてお伺いします。 ウチの主人は、生ゴミを全てミキサーに入れてドロドロのジュース状にして下水に流してしまいます。(もちろん腐ってない生ゴミです。) 本人が言うには、「今の住宅は共同浄水坑(?)だから捨てても大丈夫なんだ。ぬれてる生ゴミを燃えるゴミと一緒に出して、ダイオキシンを出すよりよっぽどいい。」 とのいうのです。 私はそんなのを流したら、きれいにするのにすごく水がかかるから、そっちのほうがよっぽど環境に悪いのではないかと思うのですが…。(というかそんな生ゴミの捨て方する人聞いたことないです。) どちらのほうが、より環境に悪いのでしょう? 本来なら、生ゴミ処理機などを買って、リサイクルしたり乾燥させて捨てるのが一番いいんでしょうが、我が家ではまだ購入は検討中です。 ちなみに、ウチのほうでは、生ごみは燃えるゴミと一緒に 出す決まりになっています。 どなたか教えて下さい。よろしくお願いしますm(_ _)m
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学校で、環境工学を専攻したものです。私の育ち方が、この回答の 考え方に大きく影響するので、それを考慮して読んでください。 # 一般人と、考え方がずれているかも、と思いながら、私が書いている、ということです (^^; > 生ゴミを全てミキサーに入れてドロドロのジュース状にして下水に流してしまいます いわゆる「ディスポーザー」と同じことをしてる、というわけですね。 シンクの配水口のところにミキサーのようなものがついていて、 ほうり込んだ生ごみを、ミンチにしてしまう装置です。 アメリカだと、それなりに普及しており、この4~5年、日本でも 商品をよく見るようになりました。 で、私の考え方。まずは、ディスポーザーの是非について。 最初の(水の)環境問題は、有機物汚染だったのです。自然の浄化作用を うわまわる量の有機排出物(要は、食べ残しとウンチ)が、文化の発達に ともなって、湖沼の富栄養化を引き起こし、それによる生態系の破壊が とても問題になった。 また、その汚染された水を下流側で水源として利用しなければいけなくなる ことも。 で、それらが完全にではないにしろ、そこそこ解決できるようになると、 また別の問題、低濃度でも生物濃縮のため問題を引き起こすようなPCBや ごく微量でも生態系への影響を無視できないような環境ホルモンのような 問題を解決しなければ、と、汚して、それを、解決して、といたちごっこ をしているようなもんです。 ちょいと、くどくなりましたが、ディスポーザーは、今の時点で、解決で きていることを、わざわざ問題リストに復活させるようなもので、 「便利だから」と安易に使うのは、とても いやな 気分になります。 また、ごみ焼却炉でのダイオキシン問題と似たようなイメージを受けます。 ごみ焼却炉も、設計時点でのごみの組成を念頭において、その燃焼温度や 排ガスの浄化装置を設計するのですが、ごみの組成が大きく変わったのが 大きな要因として、問題になってます。 下水処理場だって、想定している流入下水の水質と流入量で、その設計が 大きく変わりますから、「ダイオキシンを出すよりよっぽど良い」という のは、とても乱暴な考え方です。 とは言うものの、watanao さんの御主人は、わざわざミキサーにかけて いる(安易にディスポーザーを使っているわけではない)わけですから、 環境問題を考えている姿勢は、とても うれしい 気分にさせてくれます。 なんか、あんまり回答になっていませんが、訳の分からんことを書いて いるようであれば、指摘してください。あらためて、補足します。
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- kenntya
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ジュース状にしても残骸は水分と一緒に含まれていると思われます そこで、ジュース状にしたものを布の袋に入れて絞り水分は下水へ残骸は(カス)燃えるごみに出せば良いと思います そうすれば、配水管の詰まりを防止できると思います
お礼
う~ん、そのジュースもドロドロで色もすごかったりするので、やはり環境に悪いことには変わりなさそうです…。でも配水管にはいいかもしれませんね。ありがとうございましたm(_ _)m。
- Yamp
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「ぬれた生ゴミを燃えるゴミと一緒に出して、ダイオキシンを出すよりいい」と言うのはディスポーザーの販売者がよく口にする言葉ですね、確かに最近一部の集合住宅などでディスポーザー対応の浄化槽を設置したり、下水道を分流式(汚水とご主人が行っているのはこのことだと思いますが)にしたりして、ディスポーザーを設置するところが出はじめてますが、 一般的な下水道に粉砕した生ゴミを流すと下水道に溜ってつまらせたり、 溜った生ゴミが雨の日にあふれて直接川に流されたりします. うまく流れていっても、普通は汚水処理場はディスポーザーの使用を前提としていないので皆が始めると処理場の能力を超えてしまいます. 生ゴミ処理機で堆肥化するのが一番いいのですが、少なくとも生ゴミを出すときは 乾燥させなくとも、よく水を切ってすてることを心がけるだけでもだいぶ焼却時の負担が少なくなります.
お礼
我が家も生ゴミ処理機を買おうか…というのはずっと懸案事項なんですよ。実際には価格と置き場所がネックとなってまだ買っていません。(最近は廉価になってきたのかもしれませんが。)以前は天日干しにしてたりもしたんですが、夏場はちょっと臭いとかが厳しいので、やめてしまいました。よく水を切る、というのが基本ですね。ありがとうございました。
やっぱり、下水に流すのはまずいでしょうね。 海外などではディスポーザーという「生ゴミを水とともに粉砕して流す」タイプの施設のある家もあるので、 ご主人はそのつもりでいらっしゃるのかもしれませんが、そのような施設がある地域の下水処理のシステムの中には、流されてきたゴミはこして取る場所があるのだと思います。 日本の下水道にはそんな前提がありませんから。 たったスプーン1杯の食用油かなにかで汚染された水を、魚が住めるまでの清浄度に下げるまでには お風呂の水が何十杯って必要だ、という話を聞いたことがあります。 毎日の生ゴミの量を考えると、どれほど多量の水が必要になることか・・・。 またジュース状とはいうものの、解けている浮遊物は下水管にこびりつきます。 おうちの下水管のいたみやつまりも心配です。 ご主人の心配なさっているダイオキシンの件はお住まいの自治体が「燃えるゴミで出せ」と言っている以上 燃えるゴミとして出してもダイオキシンが発生しない焼却炉をもっていることになるでしょう。 生ゴミの水をちゃんと切れば、焼却炉の温度も下がりませんからダイオキシンも出なくなります。 やはり水に流すほうが「地球にやさしくない」と私は考えますが・・・。
お礼
私も映画などで、シンクにゴミを突っ込んでる画を見たことがあります。「???」と思ってみてたんですが、あれはディスポーザーなんですね。ニューヨークの話だったと思うんですが、ニューヨークは下水がそのようなシステムになってるんですかね?どっちにしろあまり環境にはよくなさそうですが…。なにはともあれ、ありがとうございました。
お礼
いえいえ、大変分かりやすいです(^^)。 やはりそれに対応した下水処理場がなければまずいですよね。みんながやり始めたら、大変なことになるだろう…っていうのは私も見ていて思いました。やっぱり旦那に言わなくちゃ!ありがとうございました。