イカ娘の触手の物理的疑問
昨年放送されていた「侵略!?イカ娘」について、物理的に疑問に感じたことを質問します。
イカ娘は自分の10本の触手を自由に伸ばして、モノを持ち上げたりします。
ここで疑問です。
モノをテコの原理で持ち上げるということは力点、支点、作用点という力学の基本があります。
作用点というのが、触手の先
支点が触手のあるイカ娘の頭
力点は触手のあるイカ娘の頭
です。
支点から力点の距離が離れているほど、小さい力でそれ以上の重いものを持ち上げることが出来ます。
逆に、短ければ必要以上の力が必要になります。
イカ娘の触手の場合、
支点=力点
となります。
作品の中で小学3年生を4人を10mほどのリーチで持ち上げるシーンがありました。
小学3年生の体重の平均を25キロと仮定して、100キロを持ち上げます。
イカ娘は「腕のわっかで自分の体重を100キロまで増やせる、なぜなら持ち上げる時に重さが必要だから」と説明しています。
しかし、
支点=力点
の場合、持ち上げるのはほぼ不可能です。
張力が必要になります。
触手の先にそれを吊り上げるロープみたいなものが必要になるはずです。
イカ娘の体重が100キロだろうと1000キロだろうと、触手の材質はわかりませんが持ち上げるのは不可能と思います。
あるいはそれを実現するには、同じ本数の触手を反対方向に伸ばし、同じ以上の重さの錘を使わなければならないと思うのですが。
あるいは触手の根元に、すごい強力なトルクをもったエンジンみたいな動力があるのかと思います。
しかし、日本で最高の馬力の高級スポーツ車でも、トルクは40kg/m程度です。
1m先の40キロの物体を回すひねりの力しかない計算です。
非科学的なアニメですので、別に目くじら立てるものではありませんが、あの持ち上げる行為を実現できる方法を詳しく科学的に説明できる力学の得意な方のお答えをお願いします。
出来れば計算式とか方程式とか、具体例の提示もお願いします。
お礼
分かったでゲソ! 有り難う御座いましたゲソ