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白内障手術後の回復~手術失敗か、よくあることか?

専門家の方に伺いたいのですが、率直に医療過誤なのか、よくありうることなのかお聞きしたいと思います。 母(68歳)が、2010年の11月上旬に両目の白内障の手術を受けました。 右目は問題なく回復し、術後すぐに遠近問わずほぼ見えるようになったそうなのですが、左目が術後からあまり見えないと言っております。最初は内出血があり霞んでいたようですが、退院後、階段を踏み外しそうになることも多く、テレビや新聞を読むのもよく見える右目だけで見ているような状況で、両目のバランスが悪いので、針に糸を通すようなことがまったく出来ません(実質右目だけなので、遠近感が取れないようです)。今でも、黄色く霞んで障子の枠がゆがんでいるようです。 手術をした病院に症状をずっと訴えているようですが、医師からは「ドライアイが原因だから目薬を差すように」だとか、術後に初めて「乱視がある」と知らされたとか(それまで、母は乱視があることも知らなかったようです)、黄色く見えると術後に言ってから「黄斑膜があるので見えにくい状況で、再手術も出来ない。眼鏡で調整するしかない」と言われています。術前にそういうものがあって何らかのリスクがあるなら当然に説明があるべきと思いますが。術後も点眼薬も色々と変えたりしているようですが、2ヶ月経ってもよくなりません。3ヶ月経てば視力が安定すると言いますが、まだ安定していないと言うことでしょうか。 私は手術前のインフォームドコンセントに立ち会いましたが、そのときに医師は「必ず治します」「見え方が悪い方は再手術をして、見えるようにするので安心してください」と、いかにも簡単な手術で心配無用のように言われました。 今の状況なら再手術でも視力を確実によくしてもらいたいですが「黄斑膜を取れば、失明の可能性もあるので今更出来ない」ということも言われているようです。 私も医療知識は全くないので恐縮ですが、こんなことはよくあることなのでしょうか。 カルテの開示や詳細説明を医師に求めようと思っていますが、なにぶん、全く知識がありません。 普通にあることならあきらめるしかないわけですし。 ご意見をお聞かせください。 (母も私もよく分かっていないので、説明文や経過もうまく書けていないと思いますが、最後までお読みいただきありがとうございました)

みんなの回答

回答No.1

まず、専門家の話を聞きたいなら病院へどうぞ。診察も検査もできないこんな場所で見てるかどうかも判らない専門家の回答を期待するよりもずっと建設的です。 その上で、眼を手術した(白内障および網膜症)経験談としてお話しします。 まず、白内障の手術と左目が見えにくい事については、あなたが書かれていることが正しいとすれば、それぞれ別個の事象であり、関係ないです。むしろ、白内障の手術によって濁った水晶体が取り除かれ、眼底まで光が届くようになった結果、今まで気づかなかった事が判るようになったというのが正しいでしょう。若い時から半年や1年おきに定期的に検査していればいろいろな病変に気づくことも可能ですが、大抵の人はある程度症状が進んで自覚症状が現れてからでないと病院へ行くことは無いと思います。 あなたのお母さんの左目は、単に白内障のみによって視力が悪かった訳ではないというのが実際のところでしょう。手術によって眼底がよく観察できるようになった結果、新たな病変が発見されるというのは普通にあることです。 さて、黄斑の上に膜が張っていると書かれていますがどういう意味かおわかりでしょうか?網膜の中でも一番視力が出る「黄斑」の部分に何らかの原因で膜が張っているために視力が出なくなっているのですが、これを黄斑上膜と呼びます。症状だけを聞いていると、加齢黄斑変性もあるかもしれませんが、専門医の検査を受けるべきでしょう。 この病気の事については参考URLをご覧下さい。 手術はできますが、他の疾患を併発していないかどうか十分検査が必要でしょう。また、症状の具合と年齢との折り合いで手術すべきかどうかも変わってくると思います。 今回かかられた医師の発言にはちょっと考えるような表現もありますが、基本的に「白内障」の手術自体はうまくいっているように見受けられるので、医療過誤には当たらないと考えられますし、こういう場所では患者側の立場からの発言しか判りませんので、それを元にミスや過誤と判断することはできません。 視力は単に水晶体だけが綺麗になるだけで良くなるのではなく、網膜の状態にも大きく左右されます。手術をしたからといって必ず視力が良くなるとは限りません。(これはどんな病気だってそうです) 医師に詳細な説明を受けるなら、最低限上記の内容を理解してからにされることをおすすめします。どうにもならないことはどんなにごねてもどうにもなりません。医療にも限界はあります。ただ、そこの医師では黄斑の疾患に対する対応はできないと言っていますので、専門医への紹介を受けて転院するのは大いにありだと思います。白内障の手術は(今日では)そこら辺の眼科医院でも手術設備さえあればできてしまうぐらいの手軽な手術になりましたが、網膜に関する治療は専門的な病院でないと難しいですので、是非ともしっかり勉強して頂き、納得のいく治療を受けられますように。 知らないことは免罪符にはなりません。知らない事が罪なのだと思って下さい。

参考URL:
http://www.ganka.gr.jp/eye/sickness_ohan-j.htm
shi-ma0
質問者

お礼

ご意見ありがとうございます。 言葉足らずがあったようで、申し訳ありません。 私が疑問に思ったのは、 (1)乱視なんて、町の眼鏡屋さんでも分かることが何故手術前に分からずに、白内障の人工レンズを入れたのか。 (2)黄斑膜については、HPでは99%治療で治すと謳っているのに、何故私の母は「治らない」と言われたのか。 (3)術後に「黄色いフィルターがあるように映る」と医師に説明していた母に、当初は「乱視ですからもう一度手術しますか?」と唐突に言われ(そのときは黄斑膜の話は一切ありません)、しばらく訴え続けて術後半月くらいしてから、また唐突に今度は「黄斑膜です」と言われ…後から後から言われたことに不信感を持っています。 ただ、今回医師に詳細な経過説明と母の本当の状況を聞く前に、この今までの状況が「普通のこと」「あり得ること」なのかが知りたかったのです(あまりに酷い対応なら、一応法律学の医療過誤は本格的に研究したので、法的手段も含めて応じることも視野に入れています)。 今後、医師と対峙する場合にはこちらの手の内や情報は医師に話せないため、ここでまず、上記の通り「あり得ることか」をお聞きした次第です。 ご回答ありがとうございました。

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