質問者様の悩みはよく分かります。
学生時代はずっと体育の成績は良くなかった自分ですから。
ある程度の年齢になってから、運動不足は健康に良くないと思い立ち、どうしたら運動をすることが好きになるのか? を考え実践したことがありますので、その時調べたことをお伝えいたします。
良く「運動神経が鈍い」という言い方をされますが、これは正しくはありません。何故ならば人間に「運動神経」というものが無いからです。あるのは「運動中枢」とそこから発せられる電気信号を伝える通常の「神経」があるだけです。単純に言えば「運動中枢」にインプットされている情報の精度が低く上手く身体を使えていない状態が「運動神経が鈍い」といわれている現象です。ということは、「運動中枢」に入れる情報の精度を高めればある程度の処はまかなえることになります。他の回答者様がおっしゃっている「反復練習」というのがこれに当たります。ただ、一つ問題があり「すぐに上達出来る人と出来ない人がいるのは何故?」ということが出てきます。僕も最初は才能なのかなと思っておりましたが(確かに才能もあります)、重要なのは最初に見た「お手本」からどれだけ必要な情報を読み取る「観察能力」の差であるのだろうというのが今の一応の結論です。よって手本を見たときにすぐに動くのではなく「その動きをするときにどの様に身体を動かしているのか? を考察」する必要があります。特にすぐに身につけられない方は意図的に考える習慣を付けるべきだと思います。
一般的なスポーツで要求されるのは上述したもの以外には「筋力」「柔軟性」「持久力」があげられるでしょう。「筋力」に関しては質問者様は未だ成長期にあるのでウエイトを使ったものよりも自分の身体自体を負荷とするサーキットトレーニングを中心とするのはいかがでしょうか? これならば「持久力」もある程度付くと思われます。また、「柔軟性」はストレッチがいいでしょう。この場合、自己流でやるよりもストレッチの簡単な解説書を見ながら行うことをお勧めします。「持久力」に関してはやはりランニングが良いと思います。最初は短い距離から始め、僅かづつでも距離を伸ばしていく方法が良いと思います。ある程度の距離を走ることが出来るようになりましたら、途中で100mダッシュ等を組み合わせるのも良い方法です。スポーツに役立てるのであれば縄跳びもいいですね。リズム感が養われると同時に、ある程度のジャンプ力も養われると思います。
また、最も重要なのは漫然と身体を動かすのではなく、どういう形で動かしているのかを認識しながら行うのが良いと思います。まだまだ、運動能力を伸ばすことの出来る世代ですので、三ヶ月以上継続して行えば、結果は出せると思います。
そうそう、必ず休息はとって下さい。疲労は思わぬ身体の故障を起こすことがあるからです。人間は1週間に1日の運動で現状を維持することができます。2日以上で向上が見られるそうです。ただ、疲労が蓄積されるのは良くありません。2日から3日継続した運動を行ったら1日休息を入れるペースで地道に行うべきだと思います。
頑張って下さい。
お礼
回答ありがとうございます。 いままで僕は、何も考えないでスポーツをやっていたのかもしれません。 今日からはうまい人の動きを観察しながらコツを見つけてスポーツに取り組んでいきたいと思います。 こんなに詳しく回答していただき本当に助かりました。