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登山時(緊急時)のハンディ無線機の使用法
今週末から北アルプス(槍・穂高)を4泊5日で縦走する予定です。もしもの時の為にハンディ無線機(144/430デュアル)を持っていこうと思っています。しかし、緊急時(遭難時)にどのように使用するかイマイチ分かりません。メインの周波数で待つとか、登山計画書に「遭難時は~の周波数でコールします」と記入するとか、何か決まりみたいなものはあるのでしょうか?よろしくおねがいします。
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アマチュアバンドには夫々「非常通信周波数」が設定されています。 http://www.jarl.or.jp/Japanese/A_Shiryo/A-3_Band_Plan/A-3-2.htm http://www.jarl.or.jp/Japanese/A_Shiryo/A-3_Band_Plan/A-3-3.htm バンドプランをご覧いただくとお分かりのように当周波数は「呼出周波数」(メインチャンネル)と同じに設定されています。 つまり多くの局がまず受信する周波数にあるわけです。 ご質問の万が一、非常通信の必要があった場合の使用周波数は「非常周波数」で問題ありません。 「非常通信」の場合、通常の交信は人命に関わる通信であるからです。 当然、混信等が懸念されますが、非常通信は通常通信より優先されるよう電波法でも規定されていますし、非常通信を妨害したりした者には罰則も規程されています。 ただし非常性が無くなった場合は、すみやかに通常の交信に変えなければいけません。 また非常通信を実施した場合には「総務省へ報告書を提出」しなければなりません。 非常通信の交信方法はハム国家試験の勉強されたはずですが、念のために参考書等で再確認されると良いでしょう。 なお非常通信について簡潔に纏められたサイトがありましたのでご参考にされてはいかがでしょう。 http://www2.ocn.ne.jp/~takayuki/radio/emergency.html http://homepage3.nifty.com/koutairen-yamabu/musen.html 参考までですが、たまたま「非常通信」を傍受し対応された局の話によると、、その局は非常通信が確立できた時点から、救援局は遭難局の電池消耗を極力少なくするため、遭難局からの送信を極力短くしたり、励ましの声を送り続けるため仕事もキャンセルし、一昼夜不眠不休で対応されたそうです。 不幸にも遭難された場合は大変気の毒な事ですが、それを救助するために尽力される人への感謝の気持ちを忘れないで欲しいと思います。
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- yan2014
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>もしもの時の為にハンディ無線機(144/430デュアル)を持っていこうと思っています。 緊急時の通信方法は平地も登山時も同じです。 (アマチュア無線の免許をお持ちならお分かりかと) 緊急(遭難)時の無線連絡は、誰かに受信してもらい救援の手配を依頼するものですから、使用チャンネルは多くのハム局が居るメインとするのが一般的ではないでしょうか。 また、登山計画書への記載は、私の場合、使用周波数とワット数(例えば144Mhz/5W)を書いています。 登山計画書には特に決まりはありません。 遭難時(捜索依頼が出た場合)に捜索の手がかりとするものです。 当方の場合、無線機には十分充電された電池を取り付け、ビニール袋で防水し、アルカリ電池の予備電池を救急用品の中に入れて持ち歩いています。 今年は天候に恵まれません。 無線機を使わぬ登山となる様に。