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「いけにえの踊り」で、岩城氏が間違えたのはどこ
ストラヴィンスキーの「いけにえの踊り」で、指揮者の岩城宏之氏が2小節分を飛ばしてしまったという話を聞きました。これは、具体的にどの部分でしょうか? たとえば、http://www.youtube.com/watch?v=PSyoi0EGYBw での何分何秒目あたりというように教えていただけると助かります。
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- gldfish
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全く存じませんが、例え指揮者が2小節分忘れてしまったとしても、演奏者達が忘れる訳がないので、曲自体に目に見えて影響は無いと思いますよ。指揮者も、楽団の演奏を聞いて自分が間違ったとすぐ気付くでしょう。 以下は憶測ですが、この曲の場合、特に激しい部分やトゥッティの部分はメリハリがあるので、変拍子のリズムが続く単調な部分と違い、飛ばしてしまうということは起こりにくいと思います。 で、指揮者の表情を見る限り怪しい部分ですが、3:38のトランペット+トロンボーンが同じフレーズを2度繰り返す部分。この時、指揮者が苦笑しているように見えます。 極度に集中するなか変拍子の似たような繰り返しが延々続くので、このブラスのフレーズか1度目なのか2度目なのかわからなくなった・・・ということは考えられないでしょうか。聞こえてくる音からして、2度目のブラスの直後に、バイオリンか何かがオクターブ上でリズムに加わってきますよね。それを1度目の直後に指示してしまっているようにも見えます。(指揮者がバイオリン側に左手をかざしていますね。)2度目を忘れてしまったとすると、丁度2小節分くらいなのでは。・・・以上、あくまで憶測です。
補足
回答ありがとうございます。 岩城氏が2小節忘れたのは、リンクした映像においてではなく、西オーストラリア州成立百五十周年記念祭での演奏においてです。 この際に、岩城氏は自分の指揮が間違えたことに気づき、演奏を止め、聴衆に謝罪し、だいぶん前からやり直しているそうです。 このことは、岩城氏が「楽譜の風景」という著書の中で自ら述べていることなので、間違えないでしょう。 著書の中で、クライマックスへのラストスパートで「自信を持ってトランペットにフォルテッシモのサインを出した」が「トランペットからの返事はなかった」とのことです。 学期に詳しくないのでよくわからないのですが、クライマックスでサインと言うことで、3分10秒過ぎのところかなと思うのですが・・・。 なお、やり直しの時にも岩城氏は同じところを同じように間違えたのですが、gldfish様の言われるように楽団が曲を覚えているので指揮にかかわらず正しく演奏されて終了したそうです。
お礼
ありがとうございます。スコアの添付もいただき、大変わかりやすくて助かりました。 オーケストラは、岩城氏が間違えに気づいて止めたのだそうです。