一括りで弦楽器といっても多種多様な弦楽器があると思いますので、ここは私の得意なギターについてお答えさせていただきます。
まず弦数ですが先にお答えくださった方と同じように増えるとそれだけ一つの楽器で表現できる音域が増えます。
ギターは基本6弦ですが、低音域に1つ弦を増やした7弦ギターというものが有名です。まずこれが一つ目。
さらにもう一つ、12弦ギターというものもあります。これは上記のように音域を増やすことが目的ではなく、通常の6弦ギターそれぞれの弦に1オクラーブ上の音階の弦を隣接させることにより、音に広がりを持たせる、コーラスのような効果を持たせることが目的です。
同じように弦を増やしてもその目的、効果はさまざまです。
ネックの長さですが、これは私的には長ければ長いほどいいと思います。長いほど音がよく伸びる。サステインが損なわれにくい特徴があるからです。あと長いほど低音域がしっかりでますね。チェロやウッドベースが長いのは低音域がメインの楽器だからです。
ただ人間の手には限界がありますのであまり長いと弾くことが困難になりますので、楽器それぞれの長さに落ち着いたものだと思われます。
ギターのスケールにはショート、ミディアム、ロングとありますがショートとロングのサステインを比べますと一目瞭然です。(一聴瞭然?)
ロングよりさらに長いスーパーロングスケールというのも存在します。低音域をしっかり出すためには太い弦と長いネックが必要というわけです。
以上を高性能と捉えるかどうかは人それぞれだと思いますが、私は一概に「高性能だ!」というわけではなく、要所要所、必要な時、必要な所に使用していくものだと思っています。
基本は街乗りでセダンですが、レースになるとF1、山道や悪路はジープに乗り換えるといった感じでしょうか。どれが高性能かは適材適所です。
分かりにくい表現でしたらすいません。
お礼
ご回答どうも有り難うございました。とても勉強になりました。実は最近ブズーキ・マンドリン・バンジョーあたりで、どれにしようとか思案してまして。 前にギターかベースで迷い、ギターを選びました。聞くのはメタルが好みですが演奏や曲創りとなるとまるで異なり、カノン進行系である自分に気付きました。 かつては同じウクレレでもハワイアンのコンパクトタイプと異なり、ポリネシアのはギター並に大きくて弦数も倍だった記憶もありで。もしよろしければまた、引き続きお願い申し上げます。