• ベストアンサー

DVDを・・・

TVでDVDを今、最高の画質で再生するにはアナログのD2端子が使われています。 これからブルーレイが人気になってきたらDVDが変わると思うんですが。 そもそもDVDの最高画質ってD2端子までなんですか? ブルーレイってハイビジョン画質可能なんですよね。 これからのDVDの画質はハイビジョン画質(D3,4端子)になるんじゃないんですか? もっと時代が進むとDV端子でデジタルTVに表示するようになるんじゃないですか? くだらない質問に答えてください、お願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • parts
  • ベストアンサー率62% (6366/10151)
回答No.1

画質の理解がやけに曖昧ですね。 まず、D1~D4というのは、端子がサポートする解像度の種類に過ぎず画質の高い低いを指す物ではありません。 画質とは、そもそも一定解像度におけるノイズの量を%やppiやLPIなどの単位を使い指す物でD端子(コンポーネント端子)の数字1~5までと画質違いは基本的に関係ないです。画質で言えばどの端子接続時も基本的に誤差程度しかありません。 違うのは解像度(画像、映像の大きさ)とフレームレートで、1920×1080ドットか720×480ドットか1280×720ドットかという画素の違いと一秒間に何回描画するかの違いを指します。 具体的には D1 転送モード数/1 転送モード名/480i(525i) 解像度/720×480 フレームレート/30fps(インターレース) D2 転送モード数/2 転送モード名/480i及び480p(525p) 最大モード時の解像度/720×480 最大モード時のフレームレート/60fps(プログレッシブ) D3 転送モード数/3 転送モード名/480i/480p及び1080i(1125i) 解像度/1920×1080(ハイビジョン) フレームレート/30fps D4 転送モード数/4 転送モード名/480i/480p/1080i及び720p(750p) 解像度/1280×720 フレームレート/60fps D5 転送モード数/5(全モードサポート) 転送モード名/480i/480p/1080i/720p及び1080p(1125p) 解像度/1920×1080 フレームレート/60fps D5を最上位(全フォーマントサポート)として下位との互換性があります。D5とD4以下の端子を繋いだ場合は、D4以下の下位フォーマットに変換され転送されます。 本題です。 Q/そもそもDVDの最高画質ってD2端子までなんですか? A/DVDの規格化団体であるDVD-Forumが策定しているDVD-Video Format Version 1,xでは DVD-Videoの解像度、フレームレート、圧縮、ビットレートは次のようになっています。 解像度/720×480 フレームレート/30fps(インターレース) 映像圧縮技術/MPEG2-PS 映像ビットーレート/最大9,8Mbps 全ストリーム(映像、音声、データ含めたデータレートの合計)ビットレート合計/最大11,08Mbps となります。 DVDに記録できる映像は、D1端子で転送するSD映像までです。プログレッシブ録画はv1規格では一切できません。 民生用再生機でプログレッシブ再生が可能なのは、録画された映像をプレーヤーの内部で変換し画像を合成しているためです。そのため、プログレッシブ本来の画質は再現できませんし、再生する映像の内容によっては場合によって、画質が下がることがあります。 Q/ブルーレイってハイビジョン録画が可能なんですよね A/Blu-rayDiscでは1080iと720pまでの映像が録画可能で、約2時間録画をサポートしています。 ただし、ソニー陣営のBlu-rayに限らずDVDの本来の次世代として開発中のAdvanced Optical Disc(AOD)もこのフォーマットはサポートしています。こちらの方が初期規格では最大録画容量が大きく録画時間も長くなる可能性がある。 Q/これからのDVDの解像度はハイビジョン(D3,4端子)になるんじゃないんですか? A/現状ではDVD-Video v1ではこれ以上の解像度をサポートする予定はありません。これはあくまで規格がサポートするかしないかの問題で、単純にハイビジョンが始まればハイビジョンになるわけでもないです。 ただし、DVD-Video v2規格(俗称HD-DVD)では高品位記録をサポートする予定です。問題点として圧縮技術が異なる(MPEG4-H.264)ため既存機機での再生互換はありませんし、別途HD-DVD対応のプレーヤーやレコーダーが必要になること、後は録画に対応する製品が予定にないことがあります。 Q/もっと時代が進むとDV端子でデジタルTVに表示するようになるんじゃないですか? A/DV端子というのは、IEEE1394端子ですかね。デジタルビデオ機器に搭載されていたり、パソコンにも使われるi.linkやFireWire、NetTuneなど様々な俗称がある端子ですね。俗称にはMicroMV端子もありましたね。 この端子は、コンピュータ機器とやりとりするなら悪くはないでしょうが、転送速度や規格に問題があります。 DV端子は正式名がIEEE1394といいますが、これはご存じでしょう。この端子は汎用性が高く特定のホストに依存せずに動作するため多くの機器と連携するのに使えるため家電製品やPCの周辺機器に浸透してきました。 しかし、同じIEEE1394端子でもつなげて使える機器と使えない機器があるのはご存じでしょうか? たとえば、家電製品に搭載の1394端子をPCに繋げば必ず家電から情報がPCに得られる訳ではない。PC用のドライバがあれば動くのではという人もいるかもしれませんが、根本的に目的と転送種別が違うため動かない機器の方が多いです。 このように同じ端子でありながら、互換性が全て同じようにあるわけではなく、独自の規格に準ずる転送処理をする端子も多くあります。自社のサポート機器しか使えないというものもある。これは映像専用ではない端子であることの一番の欠点です。 これは、俗称にも現れており、FireWire、i.Linkなど様々な呼び名があるのも違いがある証拠になる。 さらに、速度は最大50MB/s以下と映像を扱うには必ずしも高速とは言い難い。何せ、ハイビジョンは圧縮されて23~28Mbps(3MB/秒)で圧縮がなければ、数ギガbps以上になります。これは、次世代の映像を扱う端子としては不向きで、D5端子より転送容量は少ないのです。 そのため、DV端子がデジタルテレビを繋ぐための十分な端子にはならないですね。既に、テレビ用のデジタル端子は別に開発されており、国外などでは製品化されています。(国内ではプロジェクタに搭載機があるぐらい) それはHDMI端子といい、パソコンで使われいるDVI端子を改良したものです。 日本ではD端子がかなり普及していますので、本格的に登場するのがいつになるか不明ですが・・・少なくとも、この秋の地上波デジタルテレビで搭載する見込みは薄い。 <用語> インターレース=映像描画方式の中でデータ量の節約と感度等を得るために、走査線の描写を2回に分けて1枚の画を描写する方式。テレビ放送で主に用いられる。テレビでは1/60秒間隔で1回の描写を行うが、そのときに解像度の半分(例として480i放送では480本の水平走査の奇数、もしくは偶数の列を交互に描写する)を描写しその後、残りの半分を描写し、30枚の写真を1秒間に描写する手法。 プログレッシブ=映像の一コマ一コマの写真を1枚ずつ表示する手法。ノンインターレースともいう。 テレビ放送では、1/60秒間隔で描写する際に、確実に一枚の画を描写し、合計で60枚の写真を描写する。この方式ではちらつきが少なくなるのが特徴。

OOSAWA
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 これからAODがでてSONYのブルーレイは人気がなくなっちゃうんですか? DV端子じゃ転送速度が高くないのでムリなんですね。 DVD-Video v2規格が出れば映画がハイビジョンで見られるのですね。

関連するQ&A