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パイプカットではなく、精管を糸で縛る避妊手術ですが
20の男子学生です。 男性の避妊手術というと、 精管を切って結んで、睾丸から精子が流れないようにするパイプカットがあったと思うのですが、 これは一度切ると、元通りつなげることが困難だと聞きます。 それで先日、アマゾンのベストセラーランキング上位の「女医が教える、本当に気持ちのいいセックス」を読んでいて、 男性の避妊手術でパイプカットとは別に、 精管を糸で縛って、精子が流れないようにする手術が記載されていました。 これって、本当に実在する方法なのでしょうか? パイプカットはよく聞くのですが、これに関してはまったく聞いたことがないです。 100%興味本位ですが、教えてください。
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その「精管を糸で縛って」というのは「精管結紮術」という術式ですが、世間でいわゆるパイプカットと言われるものの多くは、実は精管切断術によるものではなく、精管結紮術によるものなのです。 ですので、両方とも男性側の外科的避妊方法としては実在します。またそのどちらも、特段特殊な方法というわけではありません。 蛇足ですが、この両方を含めたいわゆる「パイプカット」は母体保護法の影響を受けるため、既婚(事実婚含む)男性にのみ可能な避妊法です。ほかにも「既に子供が2人以上いる」「配偶者(内縁者含む)の同意がある」などの条件があります。なぜならどちらの方法にせよ、機能の完全復旧がまず無理(切断術の場合は復旧不能)だからです。
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- northshore2
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メルクマニュアルより、 米国では、家族計画を行っている夫婦の約3分の1が、その方法として避妊手術を選んでいます。 避妊手術は基本的に、永久的な処置です。切断した管を再びつなげる再吻合(さいふんごう)術によって生殖能力を回復できることもありますが、男性の再吻合術は女性に比べて成功率が低くなっています。 再吻合術の実施後にカップルが妊娠する割合は、男性の手術では45~60%ですが、女性の手術では50~80%です。 精管切除術は俗に「パイプカット」ともいい、男性の避妊手術として行われます。 精管(精巣から精子を運ぶ管)を切除して縛る手術で、泌尿器科医が行います。 中略 卵管結紮(らんかんけっさつ)術は女性を不妊にする手術で、卵巣から卵子を子宮に運ぶ卵管を切断して縛ります(結紮)。 中略 卵管を切除したり封じる代わりに、プラスチック製のバンドやばねクリップなどの器具を使用する方法もあります。 こうした器具を使った場合は組織の損傷が少ないので、再吻合によって生殖能力を取り戻すことも難しくありません。 それでも、再び生殖可能となるのはこうした器具を使用した女性のうち4分の3程度です。