鉄道の途中下車について質問です。

質問

鉄道の途中下車について質問です。
ある雑誌を読んだら、６００ｋｍ以上の距離のあるチケットを購入した場合、有効期間内であれば何回も途中下車できると書いていました。これって本当ですか？
ちなみに、私は東京から九州（小倉）まで新幹線で帰る予定で、京都や広島で途中下車できればいいなと思っています。
できれば、周辺情報や有用サイトを教えていただければ助かります。

回答No.4

B-rapid

いささか中途半端な情報ですね。

ＪＲグループの場合、以下の場合を「除いて」途中下車できます。

・片道100km以下の区間の乗車券
・大都市近郊区間相互発着の乗車券　　
　　　　→合せて、乗車券の有効期間が1日限りの切符は途中下車前途無効です。

・特定市内制度(「東京山手線内」「東京都区内」「○○市内」)発の場合は、発地の特定市内での途中下車は禁止
・特定市内制度着の場合は、着地の特定市内では途中下車前途無効(「神戸市内」には例外規定あり)

600km以上云々というのは、片道601km以上の場合は往復割引が適用されるという情報との混同と思われます。

参考URL：

http://www.jr-odekake.net/guide/info_2a.html#3

回答No.3

PAP

まず、駅間の営業キロが600kmを越える（600.1km以上）区間を「往復」で乗車券を購入した場合、「往復割引」といって運賃が往復とも1割引となります。
おそらく雑誌にはこのことが書かれていたものと思われます。
600kmまでの距離であっても往復乗車券の購入は可能ですが、その場合は往復割引をはじめとした割引はありません。

さて、途中下車については、以下のJR東日本公式サイト内に記載されいます。
http://www.jreast.co.jp/kippu/05.html

例えばお住まいが東京近郊区間内にあるような場合などでは、日頃の鉄道利用の多くの場合で途中下車ができるきっぷに巡り会うことが非常に少なく、一般には「きっぷの途中下車という利用法があることを知らない」と言ったことも多いようです。

ご質問の東京～小倉の乗車券では、東京都区内と北九州市内に該当する各駅では途中下車できませんが、その他の駅では何度でも途中下車できます。
なお、都区市内の途中下車禁止というのは、乗車券の発駅・着駅にのみ該当しますので、東京都区内→北九州市内という乗車券の場合、東京都区内と北九州市内のみが該当し、途中で通過する名古屋市内・京都市内・大阪市内・神戸市内・広島市内というのは一切関係しませんので、通過となる各市内は市内駅ということを意識する必要はありません。乗車券の経由欄に書かれている路線でのみ途中下車ができます。

さて、例えば東京都区内→北九州市内の乗車券で、京都駅で途中下車し、観光した後で新大阪駅から乗車するような場合、京都～新大阪を飛ばして乗車しても構いません。ただし、飛ばした区間は使用済みの区間になりますので、新大阪から乗車した後から京都→新大阪を使ったり、この区間の払い戻しなどは通常では一切ありません。なお、事故や気象状態による運休などが生じた場合は、各駅でご相談ください。
また、京都駅で途中下車し、散策の後に大津駅から乗車したい場合、大津から京都までの乗車券（自動券売機などでは京都までの運賃の乗車券）をお買い求めになれば、途中下車した乗車券の京都→北九州市内とあわせて利用することができます。この場合、京都駅で一旦降りる必要はありませんので、そのまま京都駅から先へ旅行してください。

以上、途中下車の利用方法についてお答えしました。600kmというのは往復割引となるかならないかの判断となる距離であることを覚えておいてください。
途中下車の判断は原則として100kmを越えて、かつ一つの近郊区間内のみを利用するきっぷでなければOKです。
また、途中下車は何回しても構いませんし、途中を飛ばしての利用もできます。既に利用した区間や乗車券からはみ出る区間での利用では、その区間の乗車券（きっぷです）を買って、あるいは降りる時にその区間の精算をして利用することができます。

周辺情報や有用サイトのご紹介には至りませんでしたが、このような途中下車の利用方法を踏まえて、京都や広島なども楽しまれるといいでしょう。JRの公式サイト関係を以下に示します。
JR東日本公式サイト内のきっぷのご案内
http://www.jreast.co.jp/kippu/index.html
（全てのJRに共通した取扱いですので、東日本を特に意識する必要はありません。以下同じ）
JR西日本公式サイト「JRおでかけネット」内のきっぷのルール
http://www.jr-odekake.net/guide/info_1.html
JR九州公式サイト内のきっぷのご案内
http://www.jrkyushu.co.jp/train/ticket.html

念のためにですが、新幹線特急券など乗車券以外に必要となるきっぷは原則として途中下車の制度はありませんので、特急券・グリーン券などは利用する区間ごとにお求めください。（乗り放題となっているお得なきっぷなどに対しては、そのきっぷの使用法に従います）

回答No.2

noname#251407

後戻りしなければ途中下車は可能です(乗車券のみ)
　特急券は「途中下車の場合には前途無効」となります
　　東京→京都、京都→広島、広島→小倉　の別々の特急券が必要になります

広島の定番観光は「平和公園」と「宮島」が特出しており他はほとんど有りません
　http://www.pcf.city.hiroshima.jp/index2.html
　http://www.miyajima.or.jp/index.html
呉へ行けば(広島から呉線快速で約30分)
　「大和ミュージアム」に「てつのくじら館」
　　http://www.yamato-museum.com/
　　http://www.jmsdf-kure-museum.jp/

お礼

具体的な観光は、原爆ドームを観るくらいしか考えていませんでしたので、とても参考になりました。
ありがとうございました。

回答No.1

pasocom

JRに限っての話として回答致します。
＞６００ｋｍ以上の距離のあるチケットを購入した場合、有効期間内であれば何回も途中下車できると。
正しくは「100kmより長い距離であれば、有効期間内は何回でも途中下車可能」です。
下記JRサイト参照下さい。いわく
「● 「途中下車」とは、旅行途中（乗車券の区間内）でいったん駅の外に出ることをいいます。次の例外を除き、乗車券は、後戻りしない限り何回でも途中下車することができます。

● 次の表のきっぷでは途中下車できません。
・片道の営業キロが100キロまでの普通乗車券
・大都市近郊区間内のみをご利用の場合の普通乗車券
・回数券
・一部のトクトクきっぷ
・特急券、急行券、グリーン券、寝台券、指定席券、乗車整理券、ライナー券

● 特定の都区市内（「特定の都区市内駅を発着する場合の特例」参照）発着となる乗車券は、それぞれ同じゾーンの駅では途中下車できません。山手線内発着となる乗車券も同じです。」
http://www.jreast.co.jp/kippu/05.html

途中下車できるのは「乗車券」だけです。新幹線で途中下車したいなら、特急券は細切れで購入しないとダメです。

お礼

特急券に適用できないのは知りませんでした。
助かりました。
ありがとうございました。