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天然のものでも・・・

天然の素材だけを使った塗料、ワックスでもT-VOCが検出されるみたいですが、なぜでしょうか? また、無垢の木からもT-VOCが検出されるものもあるみたいです。天然のものでも何か有害なものが入っているのは、なんででしょうかねぇ・・・回答ヨロシクお願いします。

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  • twotwosan
  • ベストアンサー率59% (72/122)
回答No.3

bisakuさん、こんにちは。 ご存じのとおり、VOCは揮発性有機化合物の略、TVOCはその総和ということになります(正確にはホルムアルデヒドはVVOCですが)。 VOCは、炭素を含む化学物質で揮発性のあるモノということなので、水素・酸素・窒素etcと化合して無数と言える物質があります。そしてそれらは、天然のモノにも含まれています。基本的に「モノの香り」は揮発しているVOCによるものと言えますから。(木の香りも果物・野菜の香りもVOCによるもの) ただ、天然素材と人工の建材類では、VOCの面からどのように違うのかというと、揮発する化学物質の種類とその量が異なる傾向にあるということです。 建材からの揮発で良く問題になるのは、ホルムアルデヒドなどカルボニル化合物やトルエン・キシレンなどの芳香族炭化水素などと言えます。そして、木材からは一般的にテルペン類が多く発生します(ホルムなど他の物質も少ないですが出ます)。それぞれから発生する物質の種類と量から、人にもたらされる影響が違ってくるということです。(木から発生する成分は、リラックスさせる効果があるなんて事は、良く耳にされると思います。) 天然ワックスにも、シトラールやオレンジ油、エタノールなどが含まれている場合が多いと思います。柑橘系のにおいを生じるVOCなどが天然由来成分から出ているということになります。(それらは石油系溶剤等の代替的に) もちろん、TVOCは低いにこしたことはなく、国でも、室内空気1立米あたり400マイクログラムを望ましい数字としていますが、これは実現するにはかなり難しい数字です。化学物質の揮発が多い建材を使用すれば論外ですが、それが、たとえば「内装には天然木をたくさん貼りました」ということにすると、こんどは前述の物質の濃度が高くなるといった具合です。 基本的には、天然素材を基本にVOCの揮発が少ない材料を選択するということになると思います。 乱文失礼しました。

その他の回答 (3)

  • okowa
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回答No.4

天然成分=安全ではありません。VOCは皆さんのおっしゃるとおり色々な物質に含まれます。 健康建材はそもそもほんとうに安全なのか? http://ukai-re.dreamgate.ne.jp/jyuutaku/kouza4-3.asp 化粧品 http://homepage2.nifty.com/pureskinclub/top/tennnennseibunn.html 天然だから安心? http://www.zephyr.dti.ne.jp/~cyclisme/salon/robamimi/roba004.html

  • moomin
  • ベストアンサー率40% (114/283)
回答No.2

チョッと関係ないですが「天然」とつくと非常に耳障りが良く印象も良くなります(天然色素とか天然香料など)。でも実際には天然でも有害なものは多く存在しています。考えれば植物だって自分を守るためにいろいろな防御手段はありますので、その中には人間にとって有害なものもあると思います。 ちょっとそのあたりは気をつけなければならない点でしょうね。 ※もちろん全てが有害と言うわけではありませんし、体質にもよるとおもいます。

  • myeyesonly
  • ベストアンサー率36% (3818/10368)
回答No.1

こんにちは。 それは簡単なことです。 「T-VOC」とは「総揮発性有機化合物」です。 つまり揮発性を持つ(蒸発して気体になる)有機化合物の総量です。 木の中には、樹液などにヒノキなどの臭いの元であるセスキテルペンを始め沢山の揮発性の有機化合物が入っています。 ですから、これが全くでない木材自体が存在しません。

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