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エアコンにおける電力差
エアコンにおける電力差 唐突ですが、エアコンの「暖房機能」「冷房機能」「ドライ機能」この3種類が主な使い道だと認識しておりますが、電力消費の多い順番ってあるのでしょうか? 一説によると「暖房」「ドライ」「冷房」の順だと聞いたことがあります。 10年以上使っている室内エアコンです。
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エアコンは、冷房と暖房を比較した場合、暖房の方が電気を喰います。 ・暖房>冷房 問題は除湿。 10年以上前の旧型エアコンの場合、除湿は3種類存在します。 1・弱冷房除湿 2・廃熱リサイクル除湿 3・再加熱除湿 1・弱冷房除湿(14畳以上の広い部屋のエアコンに使用されているドライ) 冷房運転を行うと空気から水分を取り出すことが出来ます。 ほとんど室温に影響を与えない程度に弱い冷房を掛けることにより除湿します。 この除湿運転は、10%程度、空気が乾燥しますから、人間には快適に感じます。 洗濯物の室内乾燥などには除湿能力不足で出来ませんが、電気使用量は一番少なく超省エネです。 2・廃熱リサイクル除湿(超高級機に使用されているドライ) しっかり冷房運転を行い、空気から大量の水分を取り出します。 その後、冷えた空気を室外機の廃熱を再利用して元の室温まで暖めてから室内に送風する除湿方法です。 洗濯物の室内乾燥も出来ます。 投入エネルギーに対して十分な仕事率(実効率)が得られるため、省エネです。 3・再加熱除湿(低価格機に採用されているドライ) しっかり冷房運転を行い、空気から大量の水分を取り出します。 その後、冷えた空気をヒーターにより元の室温まで暖める除湿方法です。 洗濯物の室内乾燥も出来ますが、冷房+ヒーター分の大量の電力を消費します。 古い家庭用エアコンやバカ安の家庭用エアコンは、気代の高い「3・再加熱除湿」が多いようです。 再加熱除湿の場合は消費電力は一般に次の順になります。 ・ドライ>暖房>冷房
お礼
回答ありがとうございます。除湿機能が3パターンもあるとは知りませんでした。おそらく3番の「再加熱除湿」に当たるのかも知れません。今年は6月ぐらいから暑かったためエアコンをフル稼働させていました。「冷房機能」で冷房病になった者がおり「ドライ機能」を多用していました。結果電気代は前年同月比の1.5倍~2.0倍になり家計を圧迫してました。来年からは「冷房機能」で温度設定を考えながら運用したいと思います。また買い換えも検討しようと思います。機械音痴な私にも解りやすい解説回答ありがとうございました。