- ベストアンサー
郵便不正事件とは？上村係長の関与と未起訴の理由について
- 郵便不正事件について質問します。上村係長は厚生省に裏金、プール金があるという供述調書にもサインしたそうです。
- 一見この事件とは無関係のような感じもしますが、せっかくサインしたのですから起訴すれば良いのにと思うのですが、起訴しているのでしょうか？していないのであればなぜですか？
- 起訴していないとすれば、この供述調書をたてに村木さんの職場の他の厚生労働省の職員の供述（村木さん関与）を引き出すために使ったのではないか、その可能性もあったのではないかと思います。
- みんなの回答 （3）
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
裏金は長い歴史がありまた私的に流用している場合でないと犯罪では無いという感覚なのではないでしょうか。予算制度も融通が利かない面もあるので裏金を利用して有効に税金を使っているとでも考えているのでしょう。そこのあたりはある程度は理解できるのですが明らかな無駄遣いや不正に結びつきやすいとは思います。ある程度の額はフレキシブルに現場で予算を組みかえれるような制度作りも必要かと考えます。 また検察庁は過去に裏金を告発した大阪高検部長をテレビに出演する直前に逮捕するというとんでもない暴挙も行っています。 >引き出すために使ったのではないか このような駆け引きは多くあると思います。 不起訴は大きくは証拠不十分、嫌疑無し、起訴猶予などに分類されますが、この場合は事件化すらさせていないので起訴不起訴以前の問題です。
その他の回答 (2)
- lequeos
- ベストアンサー率54% (308/566)
たとえば役所に出張費用を水増し請求した場合、水増し分は「裏金」ですが、この裏金を使って役所内のコピー機を修理した場合には、水増し請求した人は罪に問われません。コピー機の修理は私的な流用という横領の要件を満たさないし、修理代そのものも、本来きちんと請求すれば経費として処理されるもので、結果として税金をごまかされたわけでもないからです。 要するに裏金はその後の使い道が違法かどうかの分かれ目であり、違法性だけでなく加罰可能性、つまり刑罰を与えるべきか判断する検察としては、こういう事案を起訴することはできないわけです。 とはいえ裏金は、予算に反する不適正な経費の執行ですから、裏金が存在し、現在も残っている場合には当然返還を求められますし、水増し請求した人は組織内の処分、この場合には国家公務員法による懲戒も含めた処分は避けられないでしょう。まぁ今回の場合、調書の任意性に疑問があるわけですからそれだけを根拠に処分できるかは分かりませんがね。
お礼
どうもありがとうございます。現場で本当に必要な経費費として使われているのであれば構わないと思いますが、上層部が遊興費に使っているとも聞きます。上層部が使っているわけですから治るはずもありません。 また、あったかどうかはわかりませんが、捜査機関によっては脅し材料（嘘の供述を引き出すために）に使われる可能性もあります。 NHKで見ましたが、村木さんの職場の人は偽証明書に「村木関与あり」の供述をした人が複数いたはずです。同じ職場にいれば関与しているかどうかわかりそうなものです。 検察官の強引なやり方が事実とすれば、これをネタに「村木関与」の嘘の供述調書にサインをしたのかもしれません。 不正なお金の場合もありますし、捜査機関、あるいはその他の人々によって脅し材料に使われることもありますし、予算に融通性を持たして一度リセットしてもらった方が良い様に思います。それだけでも、冤罪、これを脅し材料にしたむやみな犯罪の強要が減ると思います。 結局、前田検事は上村係長になぜ一見郵便不正事件とは関係のない裏金あり、の供述調書を取ったのでしょうね。ぜひ聞いてみたいです。
- lilact
- ベストアンサー率27% (373/1361)
裏金があると言うだけでは「誰が何の罪を犯したか」が分かりませんから誰を逮捕すべきかも分かりません。したがって起訴も出来ないですね。 裏金問題では、懲戒免職など組織内での処分をした自治体はありました。
お礼
どうもありがとうございました。 ＞裏金があると言うだけでは「誰が何の罪を犯したか」が分かりませんから誰を逮捕すべきかも分かりません。したがって起訴も出来ないですね。 そうですか、起訴できないのですか。それならば、上村係長に「厚生労働省に裏金、プール金あり」の供述調書は何のためにサインさせたのでしょうね。 村木さんの職場の事情聴取を受けた職員にこれをネタに「偽証明書、村木関与あり」の供述を取らせるためかと思われてもしかたありませんよね。個人的にはそのためにこの裏金についての供述調書を取ったのかなと思います。これで脅せば、少なくとも厚労省の職員の供述は思うままに取れた、あるいは検察官の思うままの供述調書に説得できたのではと思います。一方で検察がこんなことまでやるかなとも思いますが、村木局長が白とわかっていても逮捕したことを考えると、是が非でも黒にするためやるかもなと思います。だとしたら本当に恐ろしいです。 ＞裏金問題 とにかく、これが脅し材料にされて第二、第三の犯罪を誘発するわけで、罪に問わないから一斉に出して欲しいと思います。裏金があるかもしれない裁判官の判決をどうやって信じろと言うのか、と思います。また、捜査機関がこれをネタに脅すようなことにもなりかねないと思います。 現場の人はお金がかかるわけだから現場の人だけ給料をアップしたら良いのでは？ 上層部の遊興費なんてとんでもない話です。自分の給料の範囲内で遊んで、旅行に行って欲しいと思います。 裏金問題では、懲戒免職など組織内での処分をした自治体はありました。
お礼
私も裏金を全て否定するわけではありません。現場では予算が足りずこういう方法を取らざるを得ないというのであれば心情的には理解できます。例えば警察で、現場の捜査官が予算がもらえず駐車代金や、尾行のタクシー代や情報料やいろいろ自腹を切っている部分もあるかと思います。一方で、裏金は現場ではなく上層部の遊興費になっているという話もよく見聞きします。嘘か本当か裁判所にもあるとも聞きました。いったい何に使っているのかと思います。 せっかく半世紀ぶりに政権交代したのですから、事業仕分けのように一度全省庁一斉にリセットしたらどうでしょうか？ 供述を引き出す、脅しのねたに使われる存在であれば一刻も早くそのような脅し材料は解消すべきと思います。それで組織防衛のために嘘の供述を引き出して冤罪が生まれる可能性もあります。