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重機用の油圧ポンプ回転数は?

中古油圧ポンプを使用して、薪割機を自作したいのですが、ユンボやブル等に載っている油圧シリンダーを動かす油圧ポンプは、普通、毎分何回転くらいで使用されているものでしょうか?よろしくお願いします。

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回答No.1

はじめまして、snow--manと申します。 重機(建機)に使用されている油圧ポンプの回転数は重機のクラスにもよりますが、1000rpm~2500rpmといったところです。かなり大型の重機(ユンボでは7tクラス以上)になりますとディーゼルターボを搭載している機種が増え、使用最高回転数は3500rpm程度まで上がります。 しかし実際に使用されている回転数は油圧ポンプの常用回転数域の一部を使っているに過ぎず、油圧ポンプ自体は700~4000rpmくらいの範囲は使用可能です。あまり回転数が低すぎるとポンプの機械効率(摩擦等の損失)が極端に悪くなり、また高い回転数では油膜切れを起こして焼きつきます。ポンプの種類・メーカーにもよりますので詳しくはそのメーカーに問い合わされると良いでしょう。このカテに投稿して下さればまたお答えすることもできます。 薪割機を自作されるということで、私には想像が付きかねますがきっとかなりの技術を必要とするのでしょうね!薪割機の規模がわからないのでお勧めのポンプサイズが判りませんが、一般的に重機と呼ばれる7t以上のクラスの物はポンプもかなり大きく、最高出力を得ようとするならば60~80PSを発生する動力が必要となります。重機のポンプはピストンポンプと呼ばれる物がほとんどで、最高使用回転数と最高使用圧力が高い(250~300kgf/mm2)のが特徴です。 個人的に使われる薪割機であれば上記ほどの規模は必要無いかと思いますので、ミニ建機のポンプでいかがでしょうか?クラスにもよりますが5PS程度から40PS程度まで必要入力は様々です。5~10PS程度の動力で駆動する小型の油圧ポンプはギヤポンプを使用しているものもあり、こちらはピストンに比べて安価ですが最高使用圧力は若干低め(200kgf/mm2程度まで)です。また、吐出量が常に一定であるため過大な負荷は直接動力源の負荷になります。ピストンポンプは過大な負荷に対して吐出量を減じることで動力源への負担を減らし、エンストを防ぐ構造となっています。 以上のようなことを踏まえてbonzinさんが必要とされる目的に合った油圧ポンプをお選びください。 わからないことが有りましたらまた同カテにご質問どうぞ。

bonzin
質問者

お礼

早速の回答ありがとうございます。油圧ポンプ自体は700~4000rpmくらいの範囲は使用可能とのこと、極端な回転数でなければ、かなりラフに使えることが解りました。薪割り機を自作している人は、大体5PS程度のものを使っているようです。大変詳しいご説明を頂き、参考になりました。また不明な点がありましたら、よろしくお願いいたします。ありがとうございました。

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