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円建て決済にすれば良いのではないか?

円建て決済にすれば良いのではないか? 一ヶ月程前だったでしょうか日経に某重工が取引を円建て決済で行うと言う記事が 出ていました。 それが出来るのなら円高だのドル安だの何の影響もないと思うのですが一般的に は出来ないのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

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  • Willyt
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回答No.1

 円建ての決済ができれば確かに為替リスクがなくなりますから、日本企業にとっては都合がいいですよね。しかし取引は一人ではできず、必ず相手があり、その相手が円建て決済を受け入れてくれなければそれは不可能です。世界の基軸通貨と言われているドルは戦後のブレトンウッズ協定以来、世界の貿易での決済通貨として君臨し続け、その信用は絶大なものがあります。その信用とはドルでものを買おうとするとき、売るのを拒否される心配がないというものです。  世界中の国を回って見て感じるのは手持ちの現地通貨がないとき、ドルを出せばほぼ100%商品を売ってくれますが、円を出すとまず半分以上は受け取りを拒否されるでしょう。それだけ信用が未だついていないとういうことです。ですから決済はなかなか円建てでは行かないのですよ。  円がどんどん高くなればあるいはそれが可能になるかも知れませんね。円を持っていれば、何もしないでも価値がどんどん上がるとなれば、受け取りを拒否する理由がなくなりますからね。

kanden
質問者

お礼

と言う事は某重工はとても強い商品を持っていると言うことですか。 まだまだドルが信用ある基軸通貨であると言う事が分かりました。 有難うございました。

その他の回答 (1)

  • osamin
  • ベストアンサー率34% (99/290)
回答No.2

円建てにすると 9万円の日本製品を買った米社は 1ドル=90円の時には1,000ドル準備すればよいが 1ドル=85円に円高になると 1,058ドル必要になります。 円建てにすると言うことは 為替リスクを輸入者が負担することになります。 ドル価値が下落する傾向にある現在の市場では 値上がりリスクを輸入者が負うということです。 日本の得意な工業製品は技術革新により陳腐化しますから 買いだめできません。 必要量を少量づつ買うとすれば、値上がりリスクが発生します。 値上がりすれば輸入量を減らすか、同じ製品があれば 他国製を買うことになるかもしれません。 つまり円建て決裁にすると 為替リスクが無くなっても、販売機会を喪失する事に なるかもしれません。

kanden
質問者

お礼

確かに為替変動リスクは輸入業者が負担すると言う事になります。 その負担をしても買いたい強い商品なり技術でなければならない と言う事ですね。 ドル建て、ユーロ建て、元経てと使い分ける事が出来た場合も大 して変わらないのでしょうか? もうちょっと勉強してみます。 有難うございました。

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