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読書で偶然発生する驚き体験についてお訊ねします。

読書で偶然発生する驚き体験についてお訊ねします。 以下のような驚き体験がある方、読書冊数は何冊を越えた頃に起きたか、通算回数または頻度(何年に一度など)、教えていただければ嬉しいです。体験はないけど、体験記を読んだ本なら知っているのであれば、その本のことを教えていただければ嬉しいです。 その一 時事的な本やはやりの本以外を読んでいて、ちょうど読み終わったところに関連した話題に遭遇。 私の場合、井上ひさしの『不忠臣蔵』で佐賀方言の特徴、むくむくむくとか、そよそよそよとか三回重ねていうというのを読んで二時間経たないうちに、テレビでちょうどこの佐賀方言の言い回しを紹介してたのを、ズームイン朝で見ました。 その二 ほとんど無関係と思える本を続けて読んで、または並行して読んでいて、思わぬ関連に遭遇。 私の場合、木田元の『偶然性と運命』と高島俊男の『しくじった皇帝たち』を並行して読んでいたところ、同じ日に幸田露伴作『運命』に触れたページにたどり着きました。 約五千冊を越えたあたりから年に一度はこういうことに遭遇しています。 読書のことを書いたエッセイで似たような体験記は、北村薫が通勤電車で読書中、五木ひろしの『よこはま たそがれ』のことを書いてあるページを読んでたら停車駅の外からちょうどこの歌が聞こえてきた話くらいしか知りません。

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  • bee1015
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回答No.3

No.2の回答の者です。 そうですよね。「で、実例は?」ってききたくなりますよね。 いま確実に挙げられる例はあながち「無関係な本」でもないので、ぴったりではないのをご承知くださいませ。 他の例は、特に記録しているわけでもないので内容まで思い出せません。ごかんべんを。でもあったことは覚えています。 『その龍に肉球はあるか ささやかな日常感覚から見た古美術』山中理 2010年 里文出版 という(タイトルからしておもしろそうな)本を読みました。白鶴美術館の学芸課長の手になるもので、美術品にこめられた意図を、著者の幅広い知識をもとに、素人にも興味が持てる視点から解説した楽しい本です。これは図書館で借りました。地元図書館での分類は「美術」になっています。 で、<美術館の学芸員>という立場の人が書いた別の本がうちにもあって、あれも好きだった、と思い出して引っ張り出して読んだ(読み直した)のが『ハリボテの町 <通勤篇>』木下直之 1999年 朝日文庫(最初の刊行は1996年 朝日新聞社)です。当時は兵庫県立近代美術館の学芸員をされていた方です。こちらは直接の美術品や絵画についてではなく、通勤途中に見かけた変わった建物や看板、公園の遊具など、いわば路上観察的なエッセイです。(図書館の分類では「建築」) <通勤篇>以外も出るのかと楽しみにしていたのですが、残念ながらこれのみのようです。 このどちらにも「捨身飼虎」の絵が取り上げられていたのです。玉虫の厨子に描かれている「お釈迦様が前世で、飢えた虎にわが身を与えた」という図です。(『ハリボテの町』では、「連想した」程度の記述ですが、『その龍に・・・』では図もあり、もっと詳しかったです) いかがでしょう? もっとかけ離れた本の例があればよいのですが。 そうそう、いまNHKで『ゲゲゲの女房』をしていますね。もう終盤ですが、欠かさず観ています。 この『ハリボテの町』に、水木しげるのペンネームの由来が出ていて、その偶然にちょっと驚きました。ドラマでは、「自分は昔神戸で『水木荘』というアパートの管理人をやっていて、それで『水木さん』と呼ぶ人がいて」というような場面がありましたが、その「水木荘」は地名からきているのですね。 神戸市兵庫区水木通。この本には「サウナ水木湯」の煙突の写真とともに、水木しげるの話が紹介されています。 これは「その一」の例に近いのでは。本が書かれたのはもっと古いのですが、たまたま読み直したのがドラマをやっている今の時期だった、ということです。 今後もいろんな偶然に驚き楽しみつつ、本を読みたいですね。

noname#119360
質問者

お礼

なかなか興味深い実例をあげていただきありがとうございました。 一度読んだ本の再読を加えるとかなり頻度はあがりますね。水木さんに関しては、私も呉智英、高橋克彦の本をしばらくぶりに何の気なしに読み返して、あ、水木さんの話がそう言えばあったんだ、と思い出しました。

  • bee1015
  • ベストアンサー率20% (83/399)
回答No.2

5千冊・・・それに近くは読んでいるかな私? うーん、適当すぎかな。でも図書館で借りている本が途切れたことはありません。以前に比べると、最近読書量はやや落ちたけれども。 「その二 ほとんど無関係と思える本を続けて読んで、または並行して読んでいて、思わぬ関連に遭遇」 あります。わかります。やはり年に1回くらいでしょうか。 でもね、しょせんはひとりの人間(自分)が興味を持って選んだ本を読んでいるわけです。 いくら「関連がない」と思っていても、興味の対象はかなり限られていると思うのです。 まったく興味のない本を無理やりイヤイヤ読んでいるわけではないでしょう? だとしたら、そういう偶然がちょくちょくあっても、そんなに不思議ではない、と私は思っています。 たとえ一見関係なさそうな、違う内容の本だとしても。 前後しましたが、「その一」。ちょっとずれるかもしれませんが、作家の小川洋子さんのエッセイ『カラーひよことコーヒー豆』に、小川さんが自分の作品が原作の映画『博士の愛した数式』を観に行こうと電車に乗っていたら、目の前にその本を読んでいる女性を見つけた、という話がありました。質問者さんがお求めのとはちょっと違うかもしれませんが。でもとても幸せな偶然だと思います。一応「読書」がらみだし。いかがでしょうか。

noname#119360
質問者

お礼

ありがとう。 さしつかえなければ、その二に思いあたるの体験談もお願いします。

  • booter
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回答No.1

確証バイアス http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A2%BA%E8%A8%BC%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%82%B9 > 確証バイアス(かくしょうバイアス)とは社会心理学における用語で、個人の先入観に基づいて他者を観察し、自分に都合のいい情報だけを集めて、それにより自己の先入観を補強するという現象である。 カラーバス効果 http://sumikamatakuya.jp/blog/manage/colorbath.html 特定のものを意識することで今まで見えていなかったものが見えるようになること 意識していることほど関係する情報が自分のところに舞い込んでくるようになるということ。 http://blog.livedoor.jp/hisabisaniwarota/archives/51697920.html 76 名前:名無しVIP[] 投稿日:2010/05/16(日) 00:03:01.88 ID:7pBXEUDV0 埃かぶった本を気まぐれで読んだ時なんかにも起こるから偶然で片付けられないんだよな >>76 そう! その翌日ニュースでその本の作者が取り上げられたりしてうわ、なんてなる現象

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