こんにちわ
金管木管両刀使いですう♪
>木管は穴がたくさんあいてますが金管には穴はありません
いちばん初心者のかたにずばり分かりやすい説明としては#4のかたのこの説明でオッケーですが、非常に昔の古典楽器では、金管ラッパに笛のような音程調節の穴が開いていたりして驚くことがあります。
これは#3のかたの説明をもすこし詳しく書くことで解決できます。
>金管楽器とは音を発するところがマウスピースと呼ばれる物で出来ています。
マウスピースは金管でも木管でも「マウスピース」と呼ばれます。
#3の方がおっしゃる「木管にはかならずリードがつく」というのは不正確で、リードのない木管楽器の代表がフルートと小学校で習う立て笛のリコーダーです、といえばわかりやすいでしょう。
リードがつく木管楽器というのはサックス、クラリネット、オーボー、バスーンなどですが、これらの「リードつき木管楽器」のことは木管の中でも特別に「リード楽器」と呼ばれています。
では、単純に金管と木管、どうちがうの?
という問いに対して混乱しちゃいますね(^^)
ずばり定義としては、
音源について=
「くちびるのぶるぶるとした振動」が音源になっているものが金管
「唇の振動によらず、リードの振動やカルマン渦(フルートや学校のたて笛)によって発生する空気振動」を音源にしているのが木管
音程調節について=
「管の長さを長くしたり短くしたりで調節(トランペットやホルンなどほとんどの金管はピストンで長さを調節しますがトロンボーンは露骨に管を手動で伸び縮みします)」または「唇の締め方を緩めたり締めたりで振動を調節」して音程を変えるものが金管
「管の長さを変える代わりに、管の途中に穴をあけて、これを開けたりふさいだり」することで音程調節するのが木管
というのが原則です。
ただ、クラシック音楽でもたまに使われることのある有名なおもちゃのスライドホイッスルというのがありますが、これは「カルマン渦」が音源ですが、トロンボーンのように管自体を伸び縮みして音程を変えます。そうするとどっちなの??となりますが、音源が「笛」の音源なので、木管楽器に入ります。
おもしろいのは、金管トランペットやトロンボーンのマウスピースを木管のサックスにとりつけたり、逆にサックスやクラリネットのマウスピースをトランペットに取り付けても、「まがりなり」にちゃんと音程が変えられるんですよ。
お礼
分かりやすくて、とても丁寧な回答をありがとうございました!すごく参考になりました(^.^) 。