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途中で読むのをやめた本
途中で読むのをやめた本 途中で読むのをやめてしまった本について質問があります。 私は主に一般文芸(非ライトノベル)を読んでいますが、当然すべての本が自分にぴったりだったというわけがなく、途中で読むのをやめてしまった本や、不完全燃焼なまま終わってしまった本もあります。同じ著者の本や同じシリーズであってもです。 私は自分で書きもするので、みなさんが途中で読むのをやめてしまった本について、ご意見をお伺いしたいと考えました。 よろしければ読むのをやめてしまった本に関する傾向、可能であれば具体的な著書名等をご回答いただきますようお願いいたします。
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1Q84は 巧いな~という文学的表現が1つも無く、逆に苛々しました。まだるっこしいばかりで、この先どうなるのか知りたいとは思いませんでした ○○のビニールシートは 逆に、読まなきゃ良かった本です 森絵都さんのカラフルが良かったから三冊目でしたが、短編の中には凄く楽しい物もあったけれど タイトルであるこの最後の作品は嫌なおわりかたで、数日胸焼け こういう世界を知るという点では勉強にはなるのかな 人気の女性作家って、性描写が多いのでしょうか… 内容に関係ないほど多いと、本の主題よりも、作家の性質を感じて辟易します 途中でやめた本は他に ポピュラーサイエンスで、主に外国人作家の翻訳物の中に、例えば相対性理論など、素人向けの内容の中に 著者が渡り歩いて来た大学の経歴自慢や、他の研究者のこけおろし 本の厚さを見直して、ムダを感じて閉じました
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No.5です。 どうしようかと思ったんですが、やっぱり気になったので追加依頼しました。 >他の方のご回答も含め、村上春樹さん多いですね汗 >売れっ子だと物語を描くことに注力しすぎて、読みやすさが疎かになってしまうんで しょうか。 いや、ちょっと違うと思います。 新しいことを試みようとしたのでしょう。実験的というか。 売れるためなら「売れたスタイル」でまだしばらく続けられたでしょうが、ご本人はそ こにとどまりたくなかったんでしょう。その姿勢は好きです。ただ、私個人的には「ア フターダーク」の文体に馴染めなかったのです。 基本的には私は村上春樹ファンですよ。ほとんどの作品は好きです。全てとは言いませ んが、大部分を読んでいます。『ノルウェイの森』は好き嫌いが分かれる作品だと思い ます。嫌いではありませんが、一番好きな作品ではありません。 春樹さんがかつてエッセイの中で、文学的な評価(売れっ子と言う意味でなくノーベル 賞受賞など)が高い作品でも自分には面白くないという場合があるし、「僕が読めなか ったからと言ってその作品の文学的価値が減ずることはない」というようなことも言っ ていました。 また、多くの人が夏目漱石の『こころ』を良いと言うけれど自分は他の作品のほうが好 き。そういう好き嫌いを言える風通しの良いほうがいいと・・・・・・。 (私は『こころ』好きなんですが、春樹さんは『虞美人草』か何か好きらしく、でも私 にはあまり面白くありませんでした。『門』は好きだな) 途中で読むのをやめた本というご質問でしたので、他の皆さんも「自分が途中で読むの をやめた本とその理由」をお書きになっているんでしょう。客観的な評価や価値とは切 り離して考えてたほうがいいと思いますよ。無名の素人が書いた本当に下手な作品だっ たらたいていの人が嫌がるでしょうが、有名な作品の場合、読めるか読めないかは好み の問題です。 みんな『罪と罰』がいいというんですが、私はなかなか読みきれませんでした。『カラ 兄』なら2回ぐらい読んだんですけど。 読む人が多ければそれだけ感想も多いから、好きだ嫌いだとあるはずでしょう。
お礼
運営に依頼してくださったんですね。本当にありがとうございます。 おっしゃるとおりだと思いました。 早まった考えを言ってしまってすいません汗 やはり一度売れた人だと、同じ路線の継続もさらなる面白さの開拓も、どちらも求められるのかなと私は感じました。 村上さんの挑戦姿勢にはひたすら敬服です。私なら一度自分のスタイルを見つけ、それが読者にウケたなら、ずっとそのままいってしまいそうです。 ご回答いただきありがとうございました。
- ctaka88
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今は、変な読み方をしているので、途中までと言うのも結構あります。 20年くらい前までは途中でやめると言うことはまずなかったのですが それでも20年以上前に途中で読むのをやめて、未だ気になっている本(小説)が幾つかあります。 1.指輪物語 これは、出だしのホビットの村の描写が延々と続くところでやめてしまいました。 よほど体調が悪かったのかもしれませんが、根気が続かなかったのですね。 ファンタジーで途中で終わったのはこれだけです。 その後映画化されたらますます読む気がしなくなりました。 2.ドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟」 どういう訳か「罪と罰」「白痴」「未成年」ときて「カラマーゾフの兄弟」で挫折しました。 結構おもしろかったのですが、なぜか文庫本の2冊目までしか読んでいません。 3.三島由紀夫「豊穣の海」 これは最終巻を買いそびれて読み損なったままという感じです。
お礼
ご回答いただきありがとうございます。 ファンタジーは作るのも読むのも難しいですよね。 風景描写一つにしても、誰でも見たことがある日本の風景ならまだしも、異種族の村なんかは読み手のなかに覚えがないゆえにどうしても複雑になりますし、下手な文章では読み手に、頭の中で描写の再構築を何度も繰り返させることになりかねません。 そういう再構築を何度もしなければならない本が私は苦手ですね。 だからファンタジーは読めないのかもしれません。
- suteadd_1
- ベストアンサー率57% (4/7)
こんばんは 全然お役に立ちそうにないかも・・なんですが 私は教科書がダメでしたw あとは教育機関推薦の本とかもよくギブアップしました なんかすっきりしないものが多いし そんな私でも小学校で読んだ「ごんぎつね」だけはすごく心に残りました☆ 執筆頑張ってください!
お礼
ご回答いただきありがとうございます。 教科書・・・私もですよ汗 でも、大人になってからだとちゃんと勉強しておけばよかったなと思うのが残念です。 ごんぎつね、確か教科書で読んだ記憶があります。 どんな話だったかはまったく覚えてないのですが、挿絵はうっすらと記憶にあります笑 >執筆頑張ってください! ありがとうございます。 勉強をしておけばよかったというのは、創作のアイディアのためでもあります。 そのためと思うと、難しい本を読むのも別段苦でもないから不思議です。
- natchan38
- ベストアンサー率22% (98/431)
正反対ーやめようとして何度も続きを立ち読みしてしまった本がありました 話題本をチェックする必要があって、沢山立ち読みしてました 『NASAより宇宙に近い町こうば』 宇宙物好きで開いたんですが 幸せになれます系のオメデタイ本や、ビジネスマン向けのウザイOR宗教くさい啓発本よりよっぽど楽しい気持ちになります どっさり積んでたけど新刊じゃないみたい、増刷かな 是非読んで、いい作家さんになれるようにお役立て下さい
お礼
ご回答いただきありがとうございます。 あ、確か今日テレビで観た気がします! 町工場+宇宙という話題だったのは覚えているのですが、あいにく寝入ってしまって汗 ごめんなさい! 私はプロ作家志望ではないのですが、何らかの形で世に作品を発表していきたいと考えております。現在方法はネットを中心に無数にあることですし。 興味が湧いたので、来月の購入予定書籍に追加したいと思います。 ご回答いただきありがとうございました。
- suama784
- ベストアンサー率31% (19/60)
『ノルウェイの森』村上春樹 学校の課題で読み始めたのですが、読んでも目で文章を追っているだけで 内容が全然頭に入ってこないため、課題提出日ギリギリに違う課題図書に 切り替えて、やっつけ作業で課題を提出した思い出があります (>_<)
お礼
ご回答いただきありがとうございます。 こうして見てみると、人気作家は好みがはっきりわかれるみたいですね。 しかし村上春樹さん多いなぁ……。 ご回答いただきありがとうございました。
- ts244
- ベストアンサー率41% (53/127)
ソルジェニーツィンの「収容所群島」ですね。 まだソヴィエト連邦があった頃の、強制収容所に関する話(実話)を 著者が取材して纏めた形で書かれています。 高校生くらいの頃に興味があったので読んだのですが、 ひたすら繰り返される悲惨な体験談のボリュームに負けました。 あとはいろんな人から怒られそうですが J・K・ローリングの「ハリー・ポッター シリーズ」、 原書が読めるほどの語学力は無いので訳のせいなのか 原文がそうなのかは分かりませんが、どうにも文章が読みづらくて 1巻の途中で挫折しました。
お礼
ご回答いただきありがとうございます。 文章が読みづらいだとか、読んでいて疲れる文章とは、頭のなかで描写の再構築を何度も繰り返させられるものだそうです。 例えば駅を降りたシーンだとしたら、「駅」という一言だけでは大阪駅や東京駅のような大きな駅か、町の小さな駅かわかりませんね。作者の意図したものと読者の想像したものが違った場合、描写を頭の中で再構築しなければなりません。 あとは他の方の俺ににも書かせていただきましたが、主語抜きの文章で吹き飛んだのが主人公だと思ったら敵だったなど、読み手としてはどんどん苦痛になるでしょうし汗 だから私はファンタジーは読めないんですよ。 描写がない部分は読者が自由に想像していいわけですが、それを再構築させてはなりません。 ファンタジー作品は異世界という私たちの馴染みが薄い世界観ですから、自由に想像できる部分が大きい反面、再構築を強いられるリスクも高いんですよね。
村上春樹『アフターダーク』 (『1Q84』は未読なので分かりません) 他の作品は読んでいるのですが、これだけは読めませんでした。 理由は、現在形の文体について行けなかったからです。 ~いる。~する。というのが続くのが。 それより前の作品『海辺のカフカ』も一部にちょっと文体にその雰囲気がありましたが、こっちは読めました。 他の作者にもいろいろありますが、面白いかと思って読んでみたら面白みを感じなかったとか、翻訳が古くて読みにくかったとか。『ドン・キホーテ』はそんな感じです。長そうだし・・・・・・しばらく耐えて読んで、慣れればいいのかもしれませんが?? ドストエフスキー『罪と罰』、スタンダール『赤と黒』あたりも。 『罪と罰』は古本で買ったら読みづらくて2度ほど読みかけては挫折して積読(つんどく)に。 光文社から新訳が出たのでそれを読もうかなとも思ったんですが、手元にあるのがもったいないので(笑)、昨年がんばって読んで読了しました。 『赤と黒』は挫折したまま。 カフカの『城』も挫折しています。 でもドストエフスキーの他の本は何冊かスラスラ読んでますし、カフカも『変身』は読んだんですけどね。 アーシュラ・K・ル=グイン『闇の左手』 造語が多くてついていけませんでした。
お礼
ご回答いただきありがとうございます。 他の方のご回答も含め、村上春樹さん多いですね汗 売れっ子だと物語を描くことに注力しすぎて、読みやすさが疎かになってしまうんでしょうか。 ご回答いただきありがとうございました。
- piraruku2
- ベストアンサー率30% (8/26)
トーマス・マンの「魔の山」です。 若い頃読見始めたせいか、なかなか進まない展開に、 しびれを切らしてしまいました。 サナトリウムに行って~、 結核にかかって~っ といったようなスローテンポについていけませんでした。 気がつけば読むのを止めて20年も経っちゃいました。(笑)
お礼
洋書は私も合わないものが多いですね。 洋書って興味を引かない設定がくどくど長いと思いませんか? 作者の世界観そのまんまって感じで、読者への配慮が足りない小説は私も好きになれませんね。 ご回答いただきありがとうございました。
- cpbr
- ベストアンサー率25% (70/273)
本を途中で読むのを止めることはほとんどないのですが、岡潔さんの随筆集は途中で投げ出してしまいました。岡さんは、分かる人にだけ分かればよいといった感じの書き方をします。したがって、私のように岡さんとものの考え方や感じ方が違う人には、何を言いたいのか分からないところが随筆の中にたくさん出て来ます。伝記によれば、晩年いくら著作を通じて日本国民に訴えても反応がないと嘆いていたそうですが、それも仕方がないかなと思った次第です。
お礼
ご回答いただきありがとうございます。 やはり今の時代と価値観が違うというのもありますよね。 曽根崎心中なんかは今となっては「え、そんなことで心中するの?」という話ですし……。 当時の時代背景を知っていないとなかなか共感できないということもあると思います。 ちなみに夏目漱石の坊ちゃんは私も途中で投げてしまいました。 ご回答いただきありがとうございます。
- matumotok
- ベストアンサー率35% (431/1203)
こんにちは。 「バカの壁」ですね。当時はあまりに売れていたので、興味本位で購入して読んでみましたが、著者の思慮の浅はかさと、まるで自分自身の頭の回転が良いと言わんばかりの偏った思考の羅列についていけず、20ページも読まないうちにちり紙として使用することにしました。 今思えば、売れているという情報に操られて低レベルの役立たずな本を買ってしまった私がバカだったんだと気付いた次第です。
お礼
ご回答いただきありがとうございます。 私は今20代なのですが、高校受験当時、国語の問題に使われていたのを記憶しています。 ちなみに同書は読んでいません。 質問文で書き漏らしてしまったのでここで提示しますが、私が途中でやめた小説はいちご同盟で有名な三田誠広さんの「永遠の放課後」でした。 いちご同盟でひどく心を打たれたので期待していたのですが、永遠の放課後は興味を引かない設定がだらだらと長く、淡々とした展開が続いていたので、やめてしまいました。 ……というのは小説を中絶する理由の最たるものでしょうかね。 ご回答いただきありがとうございました。
お礼
ご回答いただきありがとうございます。 >巧いな~という文学的表現が1つも無く、逆に苛々しました。まだるっこしいばかりで、この先どうなるのか知りたいとは思いませんでした 同作は読んでいませんが、実は私も同じようなことに心当たりがあります。 某人気ライトノベルに髪の長い美少女が剣を振り回して戦うという内容のものがあるのですが、この作者の文章が回りくどいことこの上ない・・・ 主語抜きなども多く、吹っ飛んだのが主人公だと思ったら敵だった・・・というように、頭の中で描写の再構築を何度もさせられて苦痛でした。 それでも人気があるからにはそれなりに理由があるのだろうと、五巻ぐらいまで読み続けましたが、いい加減ギブアップしました。 この作品は私に読書の習慣ができ始めたころに読んだので、これによって自分には読書は向いてないと思い込み、しばらく読書から遠ざかるはめになります汗 それ以来、頭の中に入ってきやすい素直な(非回りくどい)文体を求めるようになりましたね。 >人気の女性作家って、性描写が多いのでしょうか… >内容に関係ないほど多いと、本の主題よりも、作家の性質を感じて辟易します 意外にも青年・少年向けコミックより少女漫画のほうが性的描写が多いというのは有名な話ですよね。 個人的なことですが、今放送中のゾンビ映画風アニメで無駄に巨乳キャラの胸の揺れ等が強調されていて、見ていてなんだかなと感じました。