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九州新幹線の設計について
- 九州新幹線が全線開通する理由について疑問があります。
- 現在開通している区間で走る800系が大阪まで乗り入れできない理由について気になります。
- 改修する必要があるにも関わらず、一部の車両のみが大阪まで乗り入れできるのはなぜですか?
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九州新幹線は現在開業区間が127km、博多まで伸延するとほぼ倍の257kmになります。 現在ある6両編成6本では車両が到底足らず、車両を大幅に増やす必要があります。 新大阪から鹿児島中央まで走行するN700系は今のところ1時間に1往復程度を想定してます。 ですので九州新幹線内をローカル輸送するための車両も必要です。 1、部分開業時、まだN700系はありませんでした。 全線開業前から必要以上の機能を持った車両を用意するのはお金の無駄です。 技術の進歩はめざましいですから、全線開業時にその時代の最新車両を使った方が良いでしょう。 ちなみに700系とは兄弟車両で、700系でボツになったデザイン案を採用しています。 2、800系は当初から九州内のローカル輸送専用車両と計画して製作されたからです 全線開業後もそういった車両が必要になるのは判っていたからです。 乗り入れも可能にするとの事ですが、小倉までの延長程度ではないかと思います。 3、800系の改修ですが、走行メカニズムに関して800系は充分な性能を保持しています。 ここで言う改修とは新型乗り入れ車両との車内設備の共通化、保安機器の搭載など 走行メカニズム以外の面での改修ではないでしょうか。 九州新幹線全線開業に向けて800系は3編成増備されます(一応これで最後の予定)。 新幹線にしては個性のある好きな車両ですので今後も九州の足として活躍してほしいものです。
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- azukaiji
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#7です。 九州新幹線は開業当初からデジタルATCを採用しており、山陽新幹線はデジタルに移行中で実際にはアナログ式ATCです。将来の乗り入れ先に仕様を揃えるのなら九州新幹線もアナログATCで開業することになりますが、いずれデジタル式に入れ替えをする必要があり、施設更新に莫大な費用がかかります。当初からデジタルなのはある意味必然です。 遅れているのは山陽新幹線の方ですので、九州新幹線全線開業の頃には山陽新幹線もデジタル化されているという読みもあったのではと思いますがその点は当てが外れたと言われても仕方ないかもしれません、それでもデジタル化しないというので800系の改修の方が費用は安くつくのでしょう。 という事で余計な機器を積む改修が必要になった事のは山陽新幹線側の理由もあると思います。 あと、700系とN700系は全くの別物ですので以後お知り置きを。
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回答ありがとうございます。 700系とN700系の違い、ありがとうございます。 ようやく全容が見えてきました。 ありがとうございました。
- kuma-gorou
- ベストアンサー率28% (2474/8746)
>一部分だけを取って解釈しているのでそういうご意見が出ると思うのですけれど、 私の質問の大前提として、どうして最初から同じシステムで作らなかったのかという疑問があるのです。 最初から同じシステムで作っておけばいまさら追加費用もかからなかったのに・・・と思うわけです。 デジタルATC(ATC-NS)が東海道新幹線で本格導入されたのは、2006年3月で、山陽新幹線は、現在整備を進めている最中です。 要するに、九州新幹線部分開業時点では、東海道新幹線ですら、段階減速のアナログ制御だったのです。 質問者さんは、どうも最初から持論有りきで質問されておられるように思えますので、これを最後の回答とします。
補足
なんか勘違いされてるようなので・・・ 私は最初から「あまり詳しくない」ということを書いています。 また、理解してる前提がちがってるかもとも書いています。 今回書いていただいた内容で、やっと時系列の事をしりました。 >どうも最初から持論有りきで質問されておられるように思えますので 持論と言うより、今ある知識を元に質問するのは当たり前だと思います。 それを間違っているならその部分を”きちんと”教えて頂ければ、 その知識が正しい事くらいはわかるつもりです。 今までの回答ではそれがありませんでしたので、自分の知識で質問するのは当たり前だと思います。
- mgmg-kii
- ベストアンサー率16% (46/275)
>部分開業時、まだN700系はありませんでした。 >えっと、800系って700系をベースにしてるんじゃなかったんですっけ?? 700系とN700系はNが付くか付かないの違いしかないですが、かなり別物の 車両ですよ。 本当は別形式にしたかったんだろうけど、800は九州新幹線にとられてしまったし 900は昔からの慣例で試作車用になってるから、思い切って1000系にしても よかったのかもしれないけど、大人の事情?からN700系に落ち着いたんですよ。 で、九州新幹線開業当時はNの付かない700系しかなく、その後N700系が登場したので 今回の延伸で新規作成された車両は「N700系」のバージョンアップ版です。
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回答ありがとうございます。 N700系と700系は違うのですね。 初めて知りました。(^^;) これでようやく全体の流れがつかめたような気がします。
- akak71
- ベストアンサー率27% (741/2672)
九州新幹線も、博多ー博多南の間は、実質山陽新幹線の区間を走行します。 博多ー小倉間を走行しないでも、 そのため信号関係を改修しなければならないはず。 デジタル信号機を乗せるを何年間か遅らせたので、 利息、耐用年数を考えれば、JR九州が得した可能性があります。
補足
回答ありがとうございます。 なるほど。耐用年数という概念がありますね。 そう考えると得かもしれませんね。
- kuma-gorou
- ベストアンサー率28% (2474/8746)
>改造して乗り入れられるのだったら800系も運用すれば良いし、 乗り入れないのであれば、改修する必要ないですよね??(^^;) 山陽新幹線のデジタルATCに統一する為の地上設備・車上設備の改修工事費10億円です。 より保安度の高い設備に更新する事が無駄でしょうか? >東京シンガポールの新幹線 あくまで、満州鉄道への連絡線として蒸気機関車による弾丸列車の構想が有った程度ですよ。 まぁ、一部用地買収と新丹那トンネルは着工されていたので、東海道新幹線がそれを利用しているのは事実です。
補足
回答ありがとうございます。 >より保安度の高い設備に更新する事が無駄でしょうか? 一部分だけを取って解釈しているのでそういうご意見が出ると思うのですけれど、 私の質問の大前提として、どうして最初から同じシステムで作らなかったのかという疑問があるのです。 最初から同じシステムで作っておけばいまさら追加費用もかからなかったのに・・・と思うわけです。 でも、「当初は乗り入れる予定ではなかった」と言われるのかもしれませんが、 その見通しが「甘い」と。思うわけなのです。 なので、総合的に見て無駄な費用だと思いました。 もちろん安全を担保するため、また、規格を合わせる為にやる改修は 無駄というより逆に必要だと僕も思います。
- debukuro
- ベストアンサー率19% (3634/18947)
東海道山陽新幹線は元々は東京シンガポールの新幹線として戦前から計画されていました だから用地も規格もほぼ出来ていたのです 工事も一部着工されていました 九州は分割民営化後に企画されたので他社との統一規格を採用しにくかった しかも他社に乗り入れるには乗り入れ料を払わなければならない乗り入れは考えていなかった 状況の変化があり乗り入れをしたくなった だから後手を引いた
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回答ありがとうございます。 状況の変化によって当初のもくろみ通りには行かなくなったのは理解できますが、 >九州は分割民営化後に企画されたので他社との統一規格を採用しにくかった >しかも他社に乗り入れるには乗り入れ料を払わなければならない乗り入れは考えていなかった ↑はよく理解できませんね。 なぜ分割民営化後に企画したら統一規格を採用できないのでしょうか? 大人の事情?(^^;) 乗り入れ料があるから乗り入れを当時考えていなかったのに、 今考えてるという事は乗り入れ料がタダになった?
- kuma-gorou
- ベストアンサー率28% (2474/8746)
話せば長くなりますが、元々は、在来線の線形改良と迂回経路の短縮による到達時間の効果を目的に、スパー特急方式で新幹線整備計画に組み込まれましたが、建設途上において、JR九州と地元がフル規格新幹線を強く要望し、新八代⇔鹿児島中央の部分開業にこぎつけた経緯があります。 800系は、2004年の開業に向け、5編成30両製造されましたが(その後、3編成追加整備)、新幹線車輌製造のノウハウがない、JR九州では、JR東海とJR西の協力を得て、700系ひかりレールスターのE編成をベース開発されたものです。 ただ、35パーミルの勾配が存在するので、オール電動車となっています。 九州新幹線の博多延伸により、新大阪まで乗り入れる「さくら」は、N700系7000番台(JR西日本・S編成)と同8000番台(JR九州・R編成)が充てられ、「つばめ」用の800系は、そのまま九州新幹線内で区間運用されます。
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回答ありがとうございます。 >九州新幹線の博多延伸により、新大阪まで乗り入れる「さくら」は、N700系7000番台(JR西日本・S編成)と同8000番台(JR九州・R編成)が充てられ、「つばめ」用の800系は、そのまま九州新幹線内で区間運用されます。 それが良く解せないんですよねぇ。 改造して乗り入れられるのだったら800系も運用すれば良いし、 乗り入れないのであれば、改修する必要ないですよね??(^^;)
- FEX2053
- ベストアンサー率37% (7991/21371)
逆です。「入れる気が無かった」んです。 元々800系は700系のT車を抜いた形の設計で、6両にしたのは勾配の件とそれだけの輸送量が無いと判断したためです。800系は九州新幹線開通後、線内ローカル運用だけで済ませるつもりで、実際にその程度しか車両数はありません。だったら貧乏なJR九州としては「ちょっとでも余計な設備は設置したくない」と考えたんでしょうね。だって「設計当初の予定では生涯を通じて不要になる機器」だったんですから。 ところが、実際にダイヤを組んでみると「山陽新幹線の絶対的な乗車数が当初予定より減った」「営業的に直通ダイヤを軸にしたい要求が出てきた=線内専用車の出番が減った」などの社会情勢の変化があって、800系をどうするか(同時にレールスター700系もどうするか)という議論が出てきたんですね。元々乗り入れようと思えば入れる設計だった・・・という点も大きいと思いますし。 まあ、800系を使った小倉-熊本なんて運用はアリだと思いますよ。博多で折り返さない、というのも運転整理上は結構有利ですし、実際小倉-博多の乗車率は高いんですから。
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回答ありがとうございます。 行きつくところ、結果論として「最初から700系を使用してればよかったのに」という事になるのでしょうか?(^^;) 大人の事情は難しいなぁ・・
- yamato1957
- ベストアンサー率24% (2279/9313)
ウィキより >なお、新型車両を投入する理由としては、山陽新幹線「ひかりレールスター」に使用されている >700系では、脊振山地を通過する博多駅 - 新鳥栖駅間と新八代駅以南の急勾配に対応できないためである。 最初から700系を上記対応で製造すれば問題ないのですが全部に対応させるのはコストがかかってしかたなないでしょう。 大阪~鹿児島間に走る新幹線も東京方面みたいに10分間隔で出るような本数(需要)はないと思うので、走る列車だけ改造した方が費用対効果は高いと思います。
補足
回答ありがとうございます。 >走る列車だけ改造した方が費用対効果は高いと思います。 ですよねぇ。 だったら800系を作らずに、最初から700系を必要な分だけ改造(もしくは新造)して 使用してれば良かったという事になりませんか??(^^;) 新しく作るより既存のもので改良した方が安く上がるでしょうに・・・ Wikiに書いてあった、JR九州の「見栄」みたいな部分もあったのでしょうかね。
お礼
詳しく教えて頂いた方から、勘違いの人までたくさん回答ありがとうございます。 一番自分の中で分かりやすかったので、こちらをベストアンサーとさせていただきます。 教えて頂いた内容を自分なりに整理して出た自分の結論としては・・・ 「800系をいっぱい作ればいいのに」そして「大阪まで800系での乗り入れ」をして 「その為の改修は無駄ではない」です(笑) ありがとうございました。
補足
回答ありがとうございます。 >部分開業時、まだN700系はありませんでした。 えっと、800系って700系をベースにしてるんじゃなかったんですっけ??(´?????`) あー混乱して来たぁ(つД`;)