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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:薬の知識のある方、腎臓専門のお医者さん、教えてください(´;ω;`))
腎臓専門医から聞いた炭カル錠の禁忌についての疑問
このQ&Aのポイント
- 腎臓専門医からの意見と薬剤師からの意見が食い違っていることに困惑しています。
- 炭カル錠が禁忌なのになぜ処方されるのか疑問に思っています。
- セカンドオピニオンを受けるために遠くの病院へ行くことができず困っています。
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質問者が選んだベストアンサー
薬剤師です 質問者さんの病体が分からないので、一般論としてお答えしますが、 カルタンも炭カル錠も成分は同じ沈降炭酸カルシウムなので、カルタンが炭カル錠になったからといって毒性や効果が変わるというようなことはありません。 ただ、メーカーが医薬品として厚生省へ申請した際に、炭カル錠は胃酸を中和する胃薬として、カルタンはリン酸を低下させる薬として申請しただけのことです。 腎不全時の副甲状腺機能亢進は、体内のリンが増えてカルシウムが少なくなっている状態を改善しようと副甲状腺ホルモンをたくさん分泌するために起こると考えられています。 そこで、リンを下げてカルシウムを上げて副甲状腺ホルモンの過剰分泌を抑えるために、カルタンが使われます。(カルシウムがリンを吸着して吸収を抑え、残ったカルシウムは吸収されて体内のカルシウムが増えます) ただし、副甲状腺ホルモン過剰の時にカルシウムを上げすぎると高カルシウム血症になり、血管の石灰化などの病状の悪化を招きやすくなるため、カルシウムやリン、副甲状腺ホルモンの量などを見ながら薬を調節したり他の薬に変えたりします。(このことは医師から詳しく説明を受けていると思いますが) 炭カル錠が治療の目的とする胃の不調ではそこまで検査して使うことは無いので、一律禁忌としているのではないかと思われます(メーカーに確認した訳ではないですが) 医師の立場としては成分が同じで効き目も一緒なんだからOKという考えで、薬剤師・メーカーの立場としては規定された使い方ではないので問題有りと思うといったところではないでしょうか
お礼
詳しい説明とても勉強になりました。医師からは、検査値が異常で副甲状腺亢進症になっているから薬を追加しますとしか説明がなかったのと、検査してから2ヶ月放置されていて(医師が検査したことを忘れていました。こちらから、検査の金額が2倍くらい高い時があって、検査されたみたいなんですが異常なかったですか?と聞いてやっと薬がだされました)副甲状腺亢進の検査も4月にしてからやってないので薬の調節もなにも・・・周りには腎臓の悪い知り合いがいないのでこんなものなのかわかりませんが・・・。 詳しい説明と毒性は大丈夫ということはわかったのでとても助かりました。専門的なアドバイス有難うございました<(_ _*)>