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自転車のペダルの左側の逆ネジの理由は?
- 自転車のペダルの左側が逆ネジなのは、勝手に緩まないようにするためです。
- ベアリングが正常に働いていれば緩まないと思われますが、簡単に緩むようなものならうっかりクランクを逆に回せなくなってしまいます。
- 逆ネジは緩み止めの対策として考えられており、ベアリングが回転しなくなり固着した場合の対策とされています。
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丁寧なお礼を頂きまして、ありがとうございました。 色々とえらそうに回答しましたが、実は質問者様が『?』とご指摘の部分に関しては、私も『?』なのです。 ですから、何故そうなるのかに付いての説明が出来なくて、(経験的な統計データーによって立証済み)という回答になってしまっているのです。 特にセンター軸上ではないホイールのナットなどに関してはおおいに疑問ですね。 ただ、自転車のペダルの場合は回転軸上のナット(扇風機の逆ネジ)などとは少し違って、明らかに緩む方向にトルクが掛かる物なので逆ネジになっている事は理解できます。 きっと、回転する物に関する力学的な理論や振動による影響など難しい理論で工学的な説明が出来るのでしょうね。
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- yyuki1
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回転軸に使われているボルトやナットが逆ネジになっている物は自転車以外にも沢山有ります。 トラックやバスなど、タイヤへの負荷が大きく年間の走行距離も多い車両の左側のタイヤのホイールナットは逆ネジになっている物が多いです。(逆ネジになっていない物はダブルナットなどの緩み止め対策がして有ります) もっと身近な物では、レンジの換気扇とか扇風機の羽を止めている軸の部分のナットは殆んどが逆ネジです。 振動が多いモーターの軸に何かを結合する場合の多くは逆ネジになっています。(モーターボートのスクリュウなども逆ネジです) これらのように、逆ネジが使われている物に関しては長年の経験から逆ネジにしておかなければ緩んでしまう可能性が高い事が分かっている場所であるという事です。(経験的な統計データーによって立証済み) 自転車の左のペダルは踏み込む度に絶えず緩む方向に力が加わる事になりますので、逆ネジにしておかなければ直ぐに緩んでガタガタになってしまいます。(たぶん一度緩みが出始めたらあっと言う間にペダルが取れてしまうでしょう) ぺダルを1回転漕ぐ度に負荷が掛かりますので、自転車に乗る度に何千回も何万回も緩む方向に強い力が加わり、毎日乗っていれば直ぐに何十万回、何百万回という回数になります。 それに対してぺダルを逆転させる事など殆んど有りませんし、逆回転で空転させたとしても加重の付加が殆んど掛からないので逆転させる事によってペダルが緩む事は絶対に有りません。(もし仮に万が一緩んだと仮定しても、逆ネジになっているので普通に漕いだ時に直ぐにネジが締まってくれるので安心なのです) ですから、ペダルのベアリングが壊れた場合とかを考えた作りでは有りません。
お礼
固着した場合の対策ではなく ベアリングが正常に働いていても緩むことがあるので・・・・ という事ですね。大変詳しい説明をありがとうございました。 回転部分の中心部分を止めているナットに逆ネジが多いのは知っていました。 緩み止め用にピンを差し込んである場合もありますね。 ただ レーシングカーなど センターナット一個だけでホイールを固定する場合は その回転方向を考えての逆ネジ使用は 理論的に理解できるのですが、回転の中心から離れた部分のナットに 逆ネジを使う必要があるのか は未だに『?』を感じています。 データが出ているとしても どうしてそういうデータが出るのか 未だ『?』です。 もし逆ネジを使うなら 左側のホイールナットにではなく 右側に使うべきでは・・・と理論上思っているのですが 私に何か大きな勘違いがあるのかも・・・ 又何かありましたら よろしくお願い致します。 ありがとうございました。
- toshipee
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負荷の問題。こぐ方は常にネジ締める方向に抵抗が掛かり、逆回しは空転してゆるめる負荷は明らかに小さい。
お礼
なるほど 確かにその差は大きいですね。 ありがとうございました。
お礼
『?』の部分は お互いに宿題として 老後の楽しみに取って置きましょう (笑い)。 意外と 技術者にありがちな「考えすぎの結果」だったりして・・・・ 度々のお付き合い ありがとうございました。