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うつ病について質問があります。
うつ病について質問があります。 うつ病というのは完全に完治することは可能な病気ですか? また完治するというのはどうやったら完治できますか? 曖昧なイメージしかないので、質問してみました。
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こんばんは かく言う私もうつ病に羅漢しています。 その経験上で申し上げれば、完治・根治は、かなりの確率で難しいです。 うつ病や、その他のメンタル系など完治・根治が難しいであろう疾患に対しては「寛解」と言う言葉を使います。 『医学的には寛解(かんかい)という語を用いる場合がある。これは永続的一時的を問わず、病気による症状が好転または、ほぼ消失し、臨床的にコントロールされた状態を指す。すなわち、一般的な意味で完治せずとも、臨床的に「問題ない程度」にまで状態がよくなる、あるいはその状態が続けば寛解したと見なす。』…Wikipedia引用 と、言う事で自覚的にも傍目からも直っていると判断し出来る事になる事です。 しかし、社会活動に復帰しても、残念な事に「うつ病」を再発させてしまう事が、多くあります。 その原因は、うつ病やその他のメンタル面での疾患のメカニズムが、その他の内科的、或いは外科的疾患とは異なる事が大きな原因となります。 ですから、完治すると(させると)力まずに寛解させると思い病気と向き合うべきなのです。 メンタルの病気と言いますが正確には脳内の伝達物質(セロトニン)が何らかの影響で阻害され活動を停止または遅らせる病気です。 うつ病患者に対して処方される向精神薬(セロトニンの活動を支える)は、あくまでも病気と闘う杖であって、その杖を誰かに奪われると、力なき羅漢者は、たちまち転んでしまいます。 私はメンタルの病気=心の癌 だと、思っています。 死に対してリアルな時計を渡された人と、自分で目覚まし時計のようにタイムリミットを決められる人。の違いではなかろうかと思っています。 うつ病患者などが多く執る行動や意識の中で自ら「死」を選択し、または、死に楽園を求め行動してしまう人が多数いる。…その意を込めて「心の癌」だと思っています。 話を戻しますが、 それ(うつ病)を完全に完治・根治させるには、投薬による臨床と、脳と共に身体を休暇させる必要があるのです。 それでも、癌なども同じではあるのですが、早期発見・早期治療を行えば寛解へは近道になりますが 一度絡まってしまった糸(病変=セロトニンの伝達異常)をほどくには、羅漢した原因や時期を遙かに超える時間と努力が必要となります。 しかしながら、いくら努力をしようとしても、脳内の命令系統が阻害されているのですから、健常者が得られるような治療の時間とは、遙かに長い寛解への道のりがあるのです。 それでも、不治の病ではありません。 うつ病を羅漢し立ち向かっている人は沢山います。 希望を忘れてはいけません。 自分では納得がいかなくともそれ以上の静養が必要です。 あなたや、あなたの家族や、あなたのご知人かは解りかねますが、十分に長い目で取り組んで頂きたいと思います。
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- higherself
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心理学に精通してますが医者ではないので以下医学的根拠はありません。 うつ病と一口にいっても、最近は間違った使われ方をしている場合が多いと思います。 中長期のうつ状態と言ったほうが良いケースの方が多いのではないでしょうか。 例えば、発熱病というのがあるでしょうか。聞かないですよね。 肺炎や風邪のように外からウイルスが入ってきて、それと戦っている場合に体内で炎症をおこし、発熱の原因となるときもあるし、骨折で炎症をおこしても熱がでるときもあります。 うつ状態も、何かの心理的ストレスにより引き起こされる心理的状態とするなら 心理的な病巣を解決する必要があろうと思います。 ウイルスで風邪にかかり熱が出るように、外的ストレスで心の免疫力が負けた(もしくは戦っている)時にうつ状態になるのです。 つまり平熱に戻すために肺炎を治す(肺炎が治り、熱も下がった)というように、うつ状態の原因のストレスを解決したり打ち負かす必要があろうと思います。 しかし、うつ病にもさまざまな原因があり、家庭内に問題のある人が長く人格の歪みを引きずったまま成人して、長くうつ状態とつきあっている人は、なかなかすぐには元気になりにくいでしょう。 深く積み重なった自分の心の問題と向き合うのは大変なことだからです。 最近、私の友人が自殺しましたが、思春期のころからずっとそんな感じでした。 違う友達は、最近流行の仕事はできないけど遊びはできる新型うつでしたが、半年の休養の後復活してます。 個人的には、うつ病(うつ状態)は完治可能な場合も多いと思います。 先に申したように、非常に完治が困難なケースと比較的簡単なケースがあるということです。 また、統合失調症や人格障害やその他心身症など精神科の領域の疾患の二次障害としてうつ病を併発することも多いことを申し添えしておきます。
- shiomachi
- ベストアンサー率36% (15/41)
完治するというか、医者に通ったり、薬を飲む必要が無くなることはあります。ただし、再発する危険もはらんでいることを忘れないようにすることが大切だと思います。私は現役うつ病患者ですが、回復する方向に進むよう、いろいろと環境を整えています。もちろん現在は通院、投薬は欠かせませんが・・・。うつ病は誰でもかかり得る病気のようです。同じような状態になったとして、医者にいって「うつ病」と診断されるか、医者に通わず違和感を感じながら過ごすかの違いで病人なのかそうでないのか、周囲は判断するでしょう。 とにかく「うつ病」を患う以前の状態に戻ること、医者や薬が必要なくなったことを完治したと認識すればよいと思います。うつ病を治すためには、医者に相談する、投薬やカウンセリングを受けるだけではなく、最終的には患者自身がどう考え行動するかにかかっているような気がします。人によっては数か月でよくなりますが、私は9年以上、通院しています。その間にいろいろな出来事があって、悪化したり回復したりを繰り返しています。現在は良い方向に向かっており、普通の社会生活は送れます。逆に治らなくても、一般的な普通と言われる生活ができれば、完治しなくてもよいのかもしれません。ただし、生命保険の加入は出来ないので、長期の借入(住宅ローンなど)をするのには、苦労します。