#7です。暖かいお礼有難うございました。
「オズの魔法使い」懐かしい映画ですね、あの主題曲「Over The Rainbow」、ステージで歌ったことがあります。
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ライオンが求めていたのは・・・・勇気
あの日、かつてわが家があった焼け跡に佇んで
これはうそだ、悪い夢かも知れない
そんなことがあるはずがない
あれほど屈強なあの人が戦死なんてするはずがない
きっと何かの手違いなのだ
戦後の混乱で戦時関係の事務処理が滞っていて
間違いも多いということだ
だから、あの人はきっと帰ってくるわと
涙することも忘れて
ただ、夫の戦死公報を硬く硬く握り締めるひとりの新妻
生き延びてやっと帰って来てはみたものの
住み慣れた街、だが、ここは知らない街だ
見覚えのあるものがすべて焼け落ち消え去っているからだろう
南十字星の下で
毎夜夢にまで見ていた愛しい妻や娘たちも
姿が見えない
何処に居るのか分からない
探す手立てさえ思いつかない
ひょっとして・・・、いや、そんなはずはない
擦り切れた軍帽を取り、汗を拭うひとりの復員将校
あれは自分の命そのものだった
やっと採算が取れるまでに育ててきた工場
なのに、今はすべてが消えてしまった
社屋もなく、設備も資材もすべてが焼け落ちてしまった
元気に働いてくれていた若者たちの陽気な笑い声も
いまは無い
今の自分に出来ることといえば
この憎いほど生い茂る夏草のひと株を引き抜くことだけ
足元に転がる小石を拾い、敷地の先まで
精一杯の力を込めて投げ捨てるひとりの工場主
でも、あれから65年
その間に誰もが雄々しく立ち上がって
それぞれ立派に生き抜いてきたのです
一番その原動力になったもの
食べ物ではなく、愛でも希望でもなく
たぶん、それは勇気
涙してじっと座していることに耐えられず
自分を励まして立ち上がった
その勇気だったのだと思います
*
いつか、わたしはお星様にお願いするの
そうしたら、目をさますとそこは、雲がはるか後ろに消え去って
そこでは、どんな悩みごともレモンドロップみたいに溶けてしまう
そう、わたしが居るのは煙突のもっともっと、ずっと上のほうなのよ
虹の彼方のそこには幸せの青い鳥が飛んでいるのよ
鳥たちが虹を越えて飛んで行けるのなら
わたしにだって出来ないはずはないわ
(N訳)
お礼
ご回答ありがとうございます。 異国の地に残された方々を憂い励ます力強い歌です。 この歌に呼ばれて 魂だけでも帰ってきたと、信じています。
補足
すみませんm(__)m 「沖縄」という歌ではなくて沖縄を連想する曲なのかなぁと勝手に想像していました^^; お礼は改めてしますね^^ 回答いただいた曲をじっくり聴いてからお礼を書きたいので少し待っていただいてもよろしいでしょうか?? すみませんm(__)m