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物語の結論をどうつけるべきか悩んでます
- 物語の結論をどうつけるべきか悩んでます。クライマックスの場面で、先生がラスボスの過去を語ります。
- 物語の結論をどうつけるべきか悩んでます。先生がラスボスの努力と試練の過程を語り、彼がなぜラスボスになったのかを明かします。
- 物語の結論をどうつけるべきか悩んでます。クライマックスの場面で、主人公Cが努力の方向性を考えなおすきっかけとなるシーンが描かれます。
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やはり「騎士団の面目を潰す目的で、王都に襲撃をかけ」たラスボスが、間違っていると言えるのではないでしょうか? 教官は「組織の管理者」としてラスボスを「軍に必要としない」と言っただけで「君の存在は、社会に必要ない」と言ったわけではないでしょう。だからこそ、先生はラスボスに対して共感を寄せることが出来るでしょうし、ラスボスが「反社会的集団」でも一群の将に成れたのでは? ある組織にとって「今、その行動は必要ない」からといって、その人にどこにも居場所が無いと言うことはありませんよね。たまたま、ピンと外れだっただけだったり、後から「縁の下の力持ち」として評価されたり、なんてことはいっぱいあるでしょう。 それなのに、1度の批評で「組織そのものを壊滅させよう」と考えるのは、間違っていると私は思います。「壊滅」でなくて「改革」ならば、肯定できますが。 私は出来れば、ラスボスの自己評価が回復するようなラストがうれしいですね。 例えば、反社会的集団の一番下っ端の部下に「それでもアナタは俺の英雄だ」なんて言って貰うとか・・・
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- eroero1919
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ラスボスは逮捕じゃなくて、殺す(死なせる)べきだと思いますけどねえ。逮捕じゃ、インパクトに欠けるでしょう? 英雄物語には共通するストーリーがあります。それは、「超人的な活躍と悲劇的な死」です。古今東西の英雄物語は全てこれが共通しているそうです。 例えばギリシャ神話の英雄物語であるヘラクレス。ディズニー映画で無理やりハッピーエンドにさせられましたが、やはり悲しい結末のほうがしっくりきます。日本の英雄神話である日本武尊もそうですね。あれだけ大活躍して、最後は草薙の剣を置いて出かけてひっそりと死んでしまいます。人々は「あぁ、もし草薙の剣があればこんなことにならなかっただろうに」と悲しい涙にむせび泣きます。 実在の人物でも、アレクサンダー大王は若くして熱病に倒れ、カエサルは暗殺されます。古代中国の英雄項羽も百戦して百勝だったのに、最後の一戦に負けて虞美人と自刃するという最後を遂げています。リンカーンやJ・F・ケネディも暗殺されたから神格化されているといえるでしょう。 小説でも、名作として知られる「新宿鮫2 毒猿」では悪役ヒーローである毒猿は主人公との戦いで死んでしまいます。彼は死んだからこそその毒猿と愛し合った女の存在が浮かび上がるのであって、もし彼が逮捕で終わっていたらそこまで読者は感情移入できなかったでしょう。 ラスボスは自滅するような形で死なせて、それを先生に「アイツは結局間違っていたのだ」といわせたほうが物語の収まりがいいように思います。 それと四苦八苦って言葉は立派な日本語の言葉です。4苦8苦なんて言葉はありません。物語を書くなら、そういうことにも気を使いましょう。
お礼
なるほど。 死なせた方がインパクトや感情移入できる、その考えはまったくもって大賛成です。 僕自身今まで書いたものは、登場人物を死なせるとすごくインパクトがありました。 具体的事例を交えてのわかりやすい説明ありがとうございます。 四苦八苦の段、ご指摘ありがとうございます。 これからはこういうことのないよう気をつけます。
お礼
回答ありがとうございます。 否定されたからといってその人の居場所がどこにもないわけではない・・。確かにその通りです。 騎士団に否定されたからといって壊滅させようとするのは極端すぎる行動ですね。 最後の1文いいですねえ。「それでも得ることのできる正しさがある」って感じで救われます。 アドバイスありがとうございました。参考にします。