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家族の闘病の苦悩と未来への不安
- 家族の闘病の中で生じる苦悩と不安について考えます。
- 主人の闘病と人口呼吸器の使用、そして子供たちへの影響について悩んでいます。
- 万が一の時に子供たちが父親の死を受け止める方法についても考えます。
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ご心痛お察しいたします。 ご主人の介護をしながら、幼いこどもたちを育てることは大変なご苦労だと思います。 私自身2年前に息子を重い難病で亡くしまして、hanaichirinさんのご相談を読んで、 その時の心情を思い出しました。 息子の闘病生活を私と一緒に看てきた娘は、息子が何度も生死をさ迷うたびに、 一生懸命神様に「弟を助けて」とお願いしていました。 治る見込みがないと解っていても、弟が天国へ逝ってしまったらどうしようと、 とても悲しい思いでいっぱいだったと思います。 私の思いは、hanaichirinさんと同じく複雑で、自力呼吸のない息子が、 人工呼吸器だけに頼り、酸素の量が増えて発作に苦しむ姿を見ていると、 「もうこれ以上苦しませたくない」という気持ちの方が、 「どんな姿であっても生き続けてほしい」という思いに勝ってしまうんですね。 息子が私たちのために生きようとしてくれているのが、よく解っていましたから、 万が一彼の心臓が止まった時、それは息子が自ら出した「お母さん、ボクもう逝くね・・」 というサインであると思い、蘇生は絶対やらないでほしいと医師に頼んでいました。 それは息子の意思に反することだと思ったからです。 苦しませず静かに逝かせたい、という私の思いと、 絶対死なないでほしい、という娘の思いと、 息子を思う気持ちで、我々親子の中で食い違いがあることに気づいた私は、 息子に万が一のことが起きた場合、娘がその現実を受け止めきれなくなってしまうことを恐れ、 その時から「息子がなぜ私たちのもとへ生まれてきてくれたのか」ということについて、 娘と話し合う時間をたくさん設けるようにしてきました。 これは私の勝手な解釈なのですが、私は輪廻転生説を信じていまして、 私と息子と娘は、今まで何度も同じ前世を生きてきたソウルメイトだと思っています。 特に重い病気を持って生まれてくる魂は、多くの経験を積んだスーパーソウルであり、 私たちに大切な何かを伝えるために、生まれてきてくれた特別な存在なんですね。 息子はまさにそのスーパーソウルであると思っています。 「そんな素晴らしい息子と、この現世でまた生まれ変わることができたんだ」と思うと、 不思議なんですが、「私たちの関係はこの世だけで終わりじゃない」と思うことができて、 悲しみが少しだけ半減するんです。 この地球上に、これだけ多くの人が居る中で、 息子は私を母親に選んでくれて、娘を姉として選んで生まれてきてくれました。 それはとても光栄なことですし、こんなに有難く嬉しいことはありません。 息子から教えて貰ったことは、数えきれないほどたくさんありますし、 息子のおかげで出会えた方も大勢います。 「だからこの世で悲しいお別れがあったとしても、 来世でまた必ず一緒に生まれ変わって、同じ時を生きれるんだよ」 ということを、ずっと娘に話し続けているうちに、 娘もだんだんと生まれてくる意味を考えるようになり、 弟の旅立ちを見送ることができたようでした。 hanaichirinさんのご主人も、スーパーソウルであるように思います。 きっとたくさんの愛情を、ご家族や友人にふり注いできたのではないでしょうか。 そんなご主人のことを、お子さんたちに話す時、 死だけを伝えれば、恐怖と寂しさだけしか子どもたちの心には残りません。 死と同時に「生まれてきた意味と出会えた喜び」を伝えることが大事だと思うのです。 hanaichirinさんのお子さんはまだ小さいので、すぐに理解するには難しいかもしれませんが、 何度も繰り返しお話をすることで、きっとお子さんの心は落ち着いてくると思います。 今の状況で、hanaichirinさんが冷静にお子さんにお話をすることは、 非常に大変であるとは思いますが、病気と懸命に戦っているご主人のためにも、 可愛いお子さんたちと話をする時間をたくさん作ってほしいと願っています。 もしご存知でしたら申し訳ありませんが、参考までに、 ブライアン・L. ワイス著の「前世療法」という本を読まれるといいかもしれません。 私自身、息子を亡くした後、 自分が漠然と考えていた事と同じ内容のこの本に出会い、とても救われて、 生きている意味を再確認できた本でした。 hanaichirinさんにとって、今が一番苦しく大変な時だと思いますが、 どうかご主人、お子さんたちと一緒に、1日1日を大切に生きて下さい。 心から応援しています。
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- ddysm866
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事情お察しいたします。 私自身、早くに父を亡くしております者です。 今は私も二人の息子がおります。 ご主人に、もしもの事があった場合を想定した話を一つだけ、させて頂きます。 これからの色々な寂しさや、困難を乗り越えて大人になった時、父親のいる普通の家庭で育つのと比べ、 何倍もたくましくて、責任感のある男になると思います。 そしてそれが彼らが大人になって社会に出たときに役にたち、困難に立ち向かうことのできる大きな人間になるだろうと思います。 今はどん底かもしれませんが、子供の支えになるばかりではなく、男の子ですから時には支えてもらってください。 ご主人の回復をお祈りします。頑張ってください。
お礼
そうですね、そんな男の子になってくれたらと思います。 ただ、彼の中で父親の死を受け止めるのにどれだけの精神力と時間が必要なのだろうかと考えると、まだ6才なのに・・・と可哀想でなりません。 今回の危機を乗り越えられたとしても、そう遠くない時期にまた同じような状況になるのがわかっているので、息子にとって「父親の死」というもの受け止められるヒントになる本でもあればと探してみようと思います。 温かいお言葉、ありがとうございます。
お礼
私の気持ちを 全て理解してくださっての言葉。。。 読んでいて涙が止まりません。 私自身、生きて欲しい気持ちと、もう安らかにしてあげたい気持ち・・・どちらも同じくらいの願いです。 でも、もしその時が来たら、「ありがとう」とやっとゆっくりする事が出来る主人を見送ってあげようと思えそうです。 息子にも教えていただいたように、「死」だけでなく、「生まれてきた意味と出会えた喜び」をはなしてあげます。そして、またいつか「パパ」ではないかもしれないけれど「大切な人」として出会えるんだって。 今はその準備のためにちょっとお別れをしているんだと。。。。 ayame535さんは闘病されていたのが息子さんだったのですから、その胸の苦しさは私の比ではなかったと思います。 まだ2年しか経っていなく、心の痛みも癒えないだろうとても辛いことなのに、私のために話していただきありがとうございます。 息子さんは短い人生だったけれど、その人生でも周りの人に大切なものを残せる男の子だったのだと 私も思います。 そして、ayame535さんご夫婦、お嬢さんも強く優しい方たちなので、この家族とならボクも幸せになれると息子さんも家族になりたくて、ayame535さんご夫婦を選んだのだと思います。 きっと息子さんは、今は天国で元気に走り回ったりして過ごしていると、私も信じています。 また会えることのできる世を信じて、息子に話して聞かせます。 ありがとうございました。