- ベストアンサー
エキパイについて
エキパイって、 ・手曲げ ・輪切りにして溶接 があるじゃないですか? 手曲げは解るんんですが、なんでイチイチ輪切りにして溶接したりするんですか?
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
わざわざ手間のかかる輪切りのエキパイを作る理由は、それが曲げ加工では作れないからです。 パイプを曲げるのは結構難しい加工なんです。というのは、断面の形状が変形してしまうからです。ゴムホースなどで実験するとわかるのですが、きつく曲げると断面形状が楕円になっていき、最後にはつぶれて水が通らなくなってしまいます。これと同じことがエキパイでも起こるのです。 ですから小さな曲げ半径や、複雑に曲がっている部分等では、排気効率を優先して手間のかかる加工をしているのです。裏側に段差がないようにつないでいくのは高度な技術です。 ちなみにマフラーなどを手曲げで加工するときは、パイプの中に砂などをいっぱいに詰めて変形しないように熱しながら曲げていきます。かなり熟練を必要とする作業です。 あと、2ストのチャンバーのようにテーパー形状のエキパイなどを作るときにも輪切りの加工をします。
お礼
そうだったんですか! てっきり自分は剛性を上げるためとかくだらないこと考えてました。 ありがとうございます!!