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必至図の作品はなぜ少ない?
詰将棋作品に比べて、創作必至図の作品はなぜ少ないのでしょうか? 王手を掛け続けなければならない詰棋より、手広い分だけ新手筋(構想)発見の余地は多いと思うのですが。 ・完全検討が困難だから? ・詰棋ほどの魅力がない? 理由をご存知の方、教えてください。 かつて元奨励会員の来條克由氏が必至図の作品集を出されたことがありましたが、他の作家の作品集はないのでしょうか? WEBで検索したら、こんな↓作品を見つけましたが、 http://www.geocities.co.jp/Playtown-Yoyo/5666/hissi/hissi.htm この他で、創作必至図を公開されている方はないのでしょうか?
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- Hisyakaku
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回答No.1
詰め将棋に比べますと「必至」は難しく、 「たとえ一手必死でも九手詰めの詰め将棋ほどの難しさがある」そうです。 (谷川浩司九段の著書からの受け売りです) ご質問の理由としましては、やはり格段に難しいこと、 詰め将棋のような確固たるルールもないこと等の理由で 作品が少ないのではないでしょうか。 「難しくて変化の多い必死問題を解けば、その分、確実に 実力もアップする」と出ていますが大変難しいと思いました。 Web検索で「将棋 必至or必死 創作」で検索しますと 何件かヒットしました。 (1) http//www.af.wakwak.com/~mtmt/shogi/essay/essay084.htm (2) http://www.geocities.co.jp/Playtown-Darts/1721/hisshi.html
お礼
おっしゃる通り、即詰みより、必至の方が、変化が多く、読むのが大変ですね。 その苦労の割りに「詰棋の亜流」と見られてしまい、独創性を評価されにくいのかもしれません。 来條氏の作品集も何年振りかで読み直してみたのですが、「詰将棋にない手筋(構想)を創出する」ところまでは至っていないようです。 詰棋(古典ルール)に飽き足らない人は必至図より、創作「次の一手」や「フェアリー」(変則詰棋)に向かうのかもしれませんね。