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【長文です】セクハラのとばっちりを受けた場合

【長文です】セクハラのとばっちりを受けた場合 こんにちは。もう心の中では時効なのでご回答いただいた内容で具体的に動くということはないのですが、ときどき思い出しては悲しい気持ちになるので、ご意見いただければ幸いです。 10年以上前になりますが、セクハラの当事者の間で板ばさみになってしまい、ひどい目(と私は思っているのですが)にあいました。ある友人に相談したところ、「そんなのみんな経験してるよ」とばっさり切られてしまい、それからは誰にも打ち明けられずにいました。 その一件(といっても毎日のように起こるのですが…)はこうです。 Aさんは私の少し上の先輩でセクハラの被害にあっていました。セクハラをしていたのは私たちがお世話になっていたB氏です。B氏はわれわれよりも立場がずっと上の人でした。 B氏は気性が激しく、少しでも気に入らないと机を叩き、椅子を蹴って激昂することもしばしばでしたが、それでも指導者的な立場のB氏には厳しく教育していただくという意味もあり、なんとか食らいついている毎日でした。 B氏はAさんのことがずいぶんと気にっていましたが最初は私もそんなに気にはなりませんでした。もともとルーズなAさんはしょっちゅう仕事に遅れたり休んだりしていました。そういう時はいつもB氏は「昨日のAさんは夜は何をしていたのか」、月曜に休んだなら「土日は何をしていたのか」、「深夜のアルバイトでもしているんじゃないか」など、個人の生活に立ち入った質問を、第3者である私に投げかけるようになりました。もちろん私はそんなことまでは知らないので「すみません、わかりません」と答えるまでなのですが、どうもそのような私の態度も気に入らないらしく、Aさんが「昨日は具合が悪くて休みました」を連発するようになってからは「Aさんの体調が悪いのは君がしっかりしていないからだ」などとあらぬ疑いをかけられるようになってしまい、そのことだけで毎日怒鳴られていました。 一方でAさんからもセクハラの対策について何かと依頼されるようになりました。「休んだときは学校で勉強をしていることにしてほしい」、あるいは「実家に帰るけど行き先は『知らない』といっておいてほしい」、あるいは彼(B氏)がついてこないように引き止めておいてほしいなど。こういった依頼に、私もできるだけ応じようと努力しました。 B氏のセクハラも問題でした。酔った席ではAさんのことを抱きかかえようとしてみたり、こっそりと写真を撮ってみたり(猥褻な写真ではなくポートレートに近いと思いますが)。彼女の体調に関して立ち入ったことまで提案してみたり。ある日は、肩をつかみ「キスをさせてほしい」と言ったこともあるそうです。それを話したAさんは泣いていました。 B氏の性格も理解していた私は自分に火の粉が降りかからないでほしいと思いつつも、やはり被害者であるAさんをかばうほうに必死でした。彼女の依頼どおり、「学校に行っているそうです」、「今日は都合が悪いといっていました」など、適当なことを言ってごまかしていました(本当の理由は私も知らないのです)。また部屋に2人きりにならないように気も使いました。もちろん、セクハラは「するほうが悪い」と思っていたからです。 しかし、事態が変わりました。AさんはB氏に誕生日といってプレゼントを渡したり、B氏には家族がいたのですが、子どもたちの誕生日プレゼントを渡したり、あるいは、もちろん、バレンタインでーにもチョコを忘れずに渡していました。 私は腹が立ちました。これまで、Aさんをかばうたびに、うそつき呼ばわりされたり、あるいは体調が悪いのを私のせいだといわれたり、ずいぶんな目にあってきたと思うのですが、自分で自分を守る努力すらしていないAさんに怒りを覚えました。 しかし、お金も法律の知識もない私にはどうすることもできず、数年過ぎたら、友人に「そんなのみんな経験している」といわれ、心の奥にしまうことになりました。さらに時間がたった今となっては、もはや灰となって心に焦げ付いているだけです。 お聞きしたいのは、私のような第3者も、当事者たち(女性も含めます)を訴えることはできたのでしょうか。もちろん、いまさらそんなことをしようと思わないのですが、こういう思いから逃げられるきっかけを探しています。 それから、本当にみんなこんな経験しているのですか?よくある話なのですか? ちなみに、自分が一番ひどい経験をしているとは思っていません。私より辛い思いをしている人もたくさんいるはずです。それは理解しています。ただ、みんなも経験しているんだからという一言で同情もしてもらえず、「そうか~」と納得もできず悩んでいます。 お時間のあるときで結構です。なにか、心が落ち着くアドバイスをいただければ幸いです。

みんなの回答

  • kaerunko
  • ベストアンサー率23% (138/583)
回答No.2

とても大変な目にあわれましたね…。 私のような若輩者が進言するのもおこがましいのですが、 自分が前向きに考えられるようになった話を…。 会社のルール?で毎月2~3冊ほどビジネス書を読まされています。 レポートや、業務に生かせることなどをまとめて提出する社外ワークなのですが 時折、いい本にも巡り合います。 その本には、意識を集中させるためには自身に質問をしなさいと書いてありました。 只、”どうしてこうなってしまったんだろう”ではなく ”この案件で自分が得られたものはなんだろう””どうすれば、納得できたか” という質問です。 私自身、かなりネガティブに物事をとらえがちなので、だまされたと思ってやってみました。 ちょうど、持病持ちの上で妊娠したことで降格させられそうになった事が直近でおきまして 気持ちの面でもやきもきしていました。 ”この案件で自分が得られたものはなんだろう” 家族や同僚の私への思いや、思わぬところでみんなが見守っていてくれたことに気づけたこと。 主人がこんなにも私を思っていてくれたこと。 あったかい気持ちになりましたし、 表現の悪い言い方をしてきた上司(病気で妊娠だから降格だといいました…)へも 優しい気持ちで接することができるようになりました。 まだ少々しこりはありますが、言われた直後からすればかなり改善できてます。 もしよかったら、主様も自問してみてください。 何を得られたのか。

L-E-F
質問者

お礼

長い質問文を読んでくださり、ありがとうございます。 また、具体的で前向きなアドバイス、大変参考になりました。 これまでも、あのような時間をすごした中で自分が得られたものについて考えたことがあります。しかしそれは、「その当事者二人から何を学んだか」という点に過ぎませんでした。 考えてみれば、そういう私の苦々しい時間をともにすごしてくれた仲間がたくさんいました。彼らのおかげで、また明日もがんばろうという気にもなれました。 こういうことを思い出すって、大事なんですね。私もこういう気持ちで少しずつあの時間を埋めていけたらと思います。 ありがとうございました。

  • ykkhope
  • ベストアンサー率33% (1/3)
回答No.1

はじめまして。 わたしは法律の専門家ではないので,法的なアドバイスはできませんが, 思いを整理する方法としてはありそうです。 考えたいのは,何が一番しんどかったか,ということです。 もちろん,B氏の行動自体も決してさわやかさを感じさせるものではないので, B氏の行動を目の当りにすること自体相当なストレスになったことでしょう。 読ませていただいて感じたのは,板ばさみになっていた状況ももちろんつらかったでしょうが, むしろ腹立たしいのはその後のAさんの行動ということでしょうか。 Aさんはその後あなたに何かおっしゃっていましたか? Aさんから相談されていたのであれば,AさんのB氏に対する態度が変化したことについて Aさんに「なぜそのような行動をとるようになったのか」尋ねることもできたでしょう。 ただ,Aさんがその件で相当ストレスを感じ,バランスを崩していたのであれば, あなたの感情を考慮に入れて行動することを,Aさんに期待するのは現実的に難しかったかも しれません。 「みんなが経験していること」という点で言うと, あなたが経験されたことは,「大なり小なり多くの人が経験していること」なのかもしれません。 しかし,忘れてならないのは,「大」と「小」は違うということです。 数年経ってもまだ忘れることができない経験をされたのであれば, 間違いなくそれは「大」のほうでしょう。少なくともあなたにとっては「大」のほうの出来事だった。 まずそこを認めてあげることが必要でしょう。 もう一つ言えるのは,「怒りを宿す危険性」ということです。 AさんとB氏の言動によって,傷ついたのは,現実には一時的(ある一定期間続いていたとしても) なものかもしれませんが,自分の思いの中で,その一連の出来事について何度も思い返しているなら, 自分の思いの中で何度も繰り返し傷つけられているのではないでしょうか。 そして,相手に対する憤りはさらに大きくなっていったりするかもしれません。 忘れることはできませんが,「相手の責任を追及したい」という思いをやめることによって, 自分の傷口がふさがっていくための時間をとることができます。 「時間が解決する」というのは,このような思いで時を過ごしていくことによって徐々に経験できる のではないでしょうか。

L-E-F
質問者

お礼

長い文章を最後まで読んでいただき、また、暖かいアドバイスをいただき、本当にありがとうございます。 このことを思い出すといつも心拍数が上がるのですが、アドバイスを読んで、本当に「初めて」心を静めることができました。 私がどちらに対して強い思いを持っているか、難しいところですが、最終的にはやはりAさんだと思っています。 私はAさんの行動に対して、後輩の立場ながら、何度か進言したことがあります。プレゼントをあげるというイベントが年に何度もあるわけではないので、いつAさんの態度が変わったのかはわかりませんが、私は2度目ぐらいのプレゼントをあげたときに、「もうやめたほうがいいのでは…」といって伝えてみました。Aさんの反応は、「そうか~」という程度でした。身の危険をあまり感じていないようでした。また、仕事に対する態度にしても(遅刻は珍しくなく、無断で休み、1~2ヶ月連絡が取れないことなども何度かあったので)、少し考えたほうがいいのではといったこともあります。そのときもやはり同様の態度だったので、私としては「そうだ、私のアドバイスは、結局は私自身をB氏から守りたいだけの、身勝手なアドバイスなのだ」と思い、それきり、アドバイスはやめました。そのかわり、Aさんが危険な目にあいそうだったら、なんとか自然な形で食い止めるという方向に労力を注ぐことにしました。 しかし結局は、彼女の欠席癖はなおらず(これがB氏の思いを募らせる原因になっていたのも事実です)、プレゼントもとまらず(といってもプレゼントはその後せいぜい2~3回のものですが)。B氏の私への風当たりも強くなるばかりで、事態は好転しませんでした。 周囲に相談したことはその友人以外に一度だけあります。Aさんと一緒に相談に行きました。セクハラで困っていると。どちらかといえばもう少しオフィシャルな相談でした。しかし、皆、セクハラ被害にあっているAさんが気の毒だというだけで、私のことへは見向きもしてもらえませんでした。当たり前かもしれません。私の話は脚色されていると思われいるようでした。そして私には、「もう少しがんばって守ってやってほしい」と。 正直、この件に関しては、すべてにおいて苦い思いばかりをしている気がします。あるいは、やっぱり自分が悪かったのだと言い聞かせて、気持ちを畳み込むか、どちらかです。 この話を蒸し返してどうこうするつもりは、本当にありませんが、心の中ではAさんとB氏が、どこかで鉢合わせでもして、またAさんが困ればいい、などということまで考えてしまいます。 できるだけ思い出さないようにしたいと思っています。しかし、友人にすら受け入れてもらえなかったこの状況で、なかなか思いを消化することができませんでした。 ykkhopeさまのやさしい言葉を待っていたのかもしれません。 この言葉を思い出しつつ、少しずつ、忘れていけたらと思います。 ありがとうございました。

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