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比例代表の計算式
比例代表にはいろいろ計算式が存在します。 ヘア式、ドループ式、ハーゲバッハ=ビショップ方式、ドント式、サンラグ式などあります。 その他にどんな計算式が存在するか確認したく、カテゴリーが適切か分かりませんが投稿しました。 回答していただく上で恐縮ですが、ここでは単純に比例代表の計算式を確認しています。他の選挙制度の組み合わせ、投票方式の差異は別問題としたいと思っております。
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- lequeos
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回答No.1
ご指摘のものは、比例代表の「端数処理」の方式であって、厳密には計算式とは異ります。比例代表の計算式自体は1種類しかありません。すなわち、各政党の得票率かける議席数です(逆にそれ以外のものは比例代表とは呼べない)。ドント式などのように、一見異る計算式のようにみえても、つきつめて考えると原理は他の方式と変わりません。 端数処理の方法は、大体ご指摘のもので網羅されていると思います(原理的に考えれば、同じ結論をちがうやり方で処理しているものがあるので、もっと少くなります)。サンラグ(私は「サントラーゲ」と(恐らく英語読みでしょうが)教わりました)の修正方式というのもありますが、これも原理的にはヘア式ないし最大剰余式と同じものです。 計算方式と言う点では、ドント式に似ているものの、得票数を「1.4、2、3、4…」で割っていく方式や「2、4、6」と偶数で割っていく方式なども実際に行なわれたことがあります(そういう意味では、計算式は無限に創作することは出来ますね)。しかし、これらはいずれも小数政党に配慮するなどの政治的な意思統一の産物であって、「比例代表」と呼べるものではありません。
お礼
ご回答ありがとうございます。 実数値を整数化する方法が異なるだけで、仰るとおり、原理そのものは違いはないのは確かですね。あくまで何に着眼して整数化する処理を施すかだと思います。 話をばらすと、以前にとある書物で今回掲げた方式とは、異なる発想で整数化するアルゴリズムを見かけたことがあるのですが、思い出せずにいたもので投稿しました。 ちなみに「1.4、2、3、4…」で割っていく方式が修正サンラグ/サントラーゲ方式ですね。偶数で割る方式もみたことがありますが、これってドント式とまったく同じ結果になりますよね。