- ベストアンサー
日本語の乱れと表現力の関係について
- 日本語の乱れが問題視される一方で、誤った言葉の使用が黙認されることもある。
- 若者言葉とされる表現は特に問題視されるが、誤った使い方でも相手に通じることがある。
- これらの事例から、日本語の乱れによって表現力が豊かになったと言えることもある。
- みんなの回答 (12)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
言語は時代を経るにつれて様々な新しい語彙(外国語なども含み)を付け加えて単語そのものの数を増やし、また言いまわしやら文法体系がより複雑になり、細やかになってより幅広く、深く微妙な言語的表現が可能になってきました。世のひとたちはこういった現象を「表現力が豊かになった」といっているようです。 仰る「日本語の乱れ」はこれとは異なった現象のように思われます。ただ、言語表現の変化が従来の言い方と平行に使用され、変わったというより新たな語彙として加わり、これまでになかった表現が可能になることがあります。こういった現象は「日本語に何らかのプラスアルファーを付け加えることになるかもしれません。確かにこれは「豊かになった」という例でしょう。 >「本来の使い方ではなくとも、意図が通じる」ならば、これは言葉の誤りを越え、「日本語がそれだけ表現力豊かになった」と言えないでしょうか? 仰る「言葉の誤り」が本来の「正しい言葉」に完全に置き換わるのではなく、また、その「誤った言葉やいいまわし」が本来の言葉にはなかった意味を表現できるツールになったのならば、貴方の主張は正しいと思います。こういった例は少なくないと思いますが、本来のことばや表現が失われていく傾向にその現象が暴力的な力を振るっている現状を思えば、私はあまり歓迎できないことだと思います。
その他の回答 (11)
- sotom
- ベストアンサー率15% (698/4465)
「表現力が豊かになった」というのは大間違いです。 既存の基本を無視して、もしくは理解できないままになっているだけです。 最近の10代と比較すると、日本語をしっかり学んだ外国人の方が 日本語の使い方が正しいのは、呆れるしかありません。 「誤用されていても相手に通じる」、全体的なレベルダウンを憂慮するべきです。 貴方の仰りようで、あるアニメを思い出しました。 銀河英雄伝説に出てくる台詞です。 「先覚者は狂人呼ばわりされ理解されない」という暴走中のホーランドの言に対し、 同僚のビュコック提督曰く、「先覚者はかならず狂人呼ばわりされる物だ。 じゃが、狂人がすべて先覚者ではないからな!」と諫めるシーンがあった。 だからこそ、言葉を正確に使用できない年齢層に対して、常に言われるのです。 「名書をしっかり読む事だ」と。
お礼
先人と狂人の見分けがつかない人も狂人ですね。 見分けがつくと思い込んでいる人も狂人ですね。 みんな狂人と言う事で仲良くいきましょう。
- 1
- 2
お礼
>本来のことばや表現が失われていく傾向にその現象が暴力的な力を振るっている現状を思えば、 >私はあまり歓迎できないことだと思います。 確かに歓迎は出来ません。 「豊かになった」と私が思いたいのは「豊かになった」って思うと、日本語の乱れに嫌な思いを抱く必要がなくなるからです。 豊かになる事は良い事でしょうから。