「にすい」「さんずい」はなぜ「へん」と呼ばないの?
国語の辞書を引いてみると、「りっしんべん」「にんべん」「ぎょうにんべん」「ごんべん」等々、通常の「○○へん」は、「へん」まで付けないと辞書には出てきません。(「りっしん」や「ぎょうにん」では別の意味になってしまいます。)
ところが「にすい」と「さんずい」は「へん」を付けると辞書の項目にはなく、「にすい」「さんずい」で独立して載っています。
もちろん部首としては「偏」であることは間違いないので、辞書の最後には「さんずいへん」とは書かれますが、通常は「さんずいへん」という言い方はほとんどしないですね。「にすい」に至っては、辞書にも「にすいへん」とは書かれていないはずです。
このことは以前、国語の大家?からも聞いたのですが、その理由までは聞きませんでした。
なぜ、「さんずい」と「にすい」は「へん」と言わない変な「偏」なのかの理由をどなたか教えてくれません?