クレジットカードの名義人が亡くなったら、債務だけ相続人に引き継がせてポ

質問

クレジットカードの名義人が亡くなったら、債務だけ相続人に引き継がせてポイントは消滅するというのはいかがなものでしょうか。

クレジットカードの名義人が亡くなり、生前の購入分の請求書が遺族（相続人とまでは書いていませんでしたが）宛てにきましたが、聞いてみたところ、債務は相続人が支払い、ポイントは本人でないので使えないということでした。確かに約款では、ポイントは相続人は請求できないと明記されていました。

相続は、債務も債権も引き継いで一切を清算するすることが大前提だと思うのですが、債務だけの相続という約款はいかがなものでしょうか。

「民法第896条　相続人は、相続開始の時から、被相続人の財産に属した一切の権利義務を承継する。ただし、被相続人の一身に専属したものは、この限りでない。」

最近はポイント還元率が高くなってきていることから、大きな額がたまっており、これを一方的に消滅させられてしまうのは相続の仕組みとしていかがなものかと思うのですが、どう思いますか。

回答No.2

hiko3323 · ベストアンサー

＞相続の仕組みとしていかがなものかと思うのですが、どう思いますか。

と聞かれれば、もったいない気もしますし、
なんだか少し損な気もしますし、
「カード会社ズルイな！」とも思います。

しかし

＞確かに約款では、ポイントは相続人は請求できないと明記されていました。

とあるように、そういう約款のあるカードを契約していたのなら、
いたしかたないとも思いますよ。

回答No.3

noname#140925

契約は、あくまでも名義者本人との物であって、相続人に契約は引き継がれませんから。

債務は元々相続されるものですから、それが嫌なら遺産相続放棄すれば良いです。（差し引きで借金だけが残るなら、ですが。）

回答No.1

chie65536（@chie65535）

クレジットのポイント、ポイントカード等のポイントは、ポイント所有者の財産ではありません。

あくまでも「ポイントを発行している企業が、ポイント所有者本人のみに与えるサービス」なのです。

例えば、美人の主婦が買い物に行って「奥さんだけ特別。１００円引き」と、値引きサービスを受けたとします。

その話を聞いた旦那さんが美人主婦の代わりに買い物に行っても値引きは受けられません。

また、美人だからと何時も値引きをしてもらっている主婦が、いつも行かないお店に行って「美人だから値引け」って言っても、値引いてはくれません。

これは「誰に対して値引きをするか、お店側の自由」だからです。

同様に「誰に対して、貯めたポイントに対するサービスを行うか、企業側の自由」なのです。

「ポイントが貯まっているから使わせろ」と言っても、企業側には「全ポイントを無効にする自由」もあるし「本人以外には貯めたポイントに対するサービスは提供しないとする自由」があるのです。

「ポイント制は企業側の自由裁量に任せられている無形のサービス」であり、貯めたポイントはポイント所有者の財産とは認められません。

補足

昔のようにお店側の自由なサービスならばそうなんですが、ポイントが付くことを書面で明記されていて、その引き換えに購入し、もちろんその対価にカードの会費も支払うわけですから、消費者としてはポイントも含めた売買契約で購入しているのじゃないでしょうか。
ちなみに、約款では、次のように「権利」と表現されているし、自由なサービスではなく権利ならば相続対象に入ると思うのですが、、、。

第22条（ポイントプラスに関する疑義等）
1.本人会員は、理由の如何を問わず、ポイントプラスにおける権利・義務を他人に貸与・譲渡・担保提供することはできません。また相続人より還元手続を行うことはできません。
2.ポイントの有効性、ポイント数、還元手続資格に関する疑義、その他ポイントプラスの運営に関して生ずる疑義は、両社の定めるところにより解決するものとします。