- ベストアンサー
コードブックの説明文を解説してください
- 所有しているコードブックには分かりにくい説明文が書かれており、理解できない部分があります。具体的には「aug7」コードやテンションの「♭5、♯5」などについて理解を求めています。
- 所有しているコードブックの説明文には「バークリー」「バークリー・メソッド」「MIのメソッド」といった単語が出てくるが、その意味が分からないため困っています。
- コードの構成やトニック、ドミナント、サブドミナントについてはある程度理解しているが、上記の説明文については理解ができません。解説していただけると助かります。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
たまには作編曲もするベース弾きです。 (1) 確かにaug7という書き方は最近はみかけませんね。7+5とか7#5と書くのが一般的です。ただし「aug(ド・ミ・ソ#)の時点で「♭13」の存在から7thコードであることがわかる」は理解できません。単なるaugだったらド・ミ・ソ#の3和音で、セブンスが入る決まっている訳ではありません。現実にMaj7+5というコード(あまり使われないがaugMaj7という呼び方もできる)があるので、この記述には疑問を感じます。 (2) この文章もおかしいですね。最初の部分を「テンションに「♭5、♯5」が使われる場合」を「コードトーンに「♭5、♯5」が使われる場合」とすれば、すんなり理解できるのですが。つまり、「♭5、♯5」はコードトーンだからベース音にナチュラル5度を使うなということですね。それに対してテンションである「♯11th」や「♭13th」のときにはベース音にナチュラル5度を使えるという意味です。ただベース弾きとしては、コード譜を作成した人がこの区別が分かった上で「♭5、♯5」と「♯11th、♭13th」を使い分けているかというと疑問なので、ナチュラル5度を使うべきか自分で判断するしかないですね。ギターの場合テンションであっても、ナチュラル5度を同時に弾くことは通常考えられないので事実上同じですね。ただし「♭5、♯5」を低いほうの弦で弾くと、ベースがナチュラル5度を弾いた場合ぶつかるので、注意が必要です。 (3) 「♭5th」「#11th」「#5th」「♭13th」については(2)で説明した通りです。「#9th」は3度がコードに入っている(通常はセブンスコード)ところへその半音下の音をぶつけるときに使うので、3度が半音下がるマイナーコードで使われる「m3rd」とは違うということです。「6th」は3和音に追加して6thコードあるいはマイナー6thコードを作成するときに使われる呼び名で、「13th」はセブンスコードのテンションとして追加される場合の呼び名です。 あと、バークリーはバークリー音楽大学です。バークリー・メソッドはその通り、バークリー音楽大学で使われる教則本だと思います。「MIのメソッド」は聞いたことがありません。
その他の回答 (3)
- lilact
- ベストアンサー率27% (373/1361)
質問の本の説明文にはちょっとおかしな点がありますが・・・。 同じ音であっても、変質音(コードトーンが変化した音)なのか、あるいはテンションノート(コードトーンに追加される音)なのかを区別しなさい、ということですね。 (3)については例えば次のようなことですね。 G6「ソシレミ」のミは6thの音。 G7(13)「ソシレファミ」のミは13thの音。 コードの性質もミの音の性質も違いますから。
- reminder66
- ベストアンサー率70% (104/147)
専門的に勉強してるわけではないですが、一応学校で理論を少し習っている程度の人間です。 全体的に、「コードとテンションの関係」についての記述が多いですね。 まずは基本的なことですが、 コードとは3つ以上の音で構成される和音であるということ。 そしてその基本となるのが、 3度ごとに3つの音が堆積したトライアドコード(M,m等) 同じく4つの音が堆積したダイアトニックコード(M7,m7,D7等) があるということです。 その基本コードの「上」に更に別の重ねるのが「テンション」の音だと 自分は解釈してます。 よってテンションノートは基本的に高音で鳴らすことになり、 低音に持ってくるとコード全体が濁って聞こえる場合が多いです。 9度以上で表される音(9th、11th,13th等)はすべてテンションノートなので、 やたら低い位置で鳴らしたり、やたら主張した音使いをすると 根幹となるコードがわかりにくくなるので使いどころを見極めましょう、ということだと思います。 (1) 「”aug7”と言う書き方は近年ではあまり見かけません」とありますが、 実際自分もあまり見たことないです。 (1,3,#5)の構成音ならばaugコードと呼ぶよう習いました。 一応3度の3音堆積なのでトライアドコードに分類されますが、 #5と♭13は同じ音であり、 また♭13はダイアトニックコードの「4つ目の音(7thの音)」と 捉えられることもあるので、ダイアトニックコードとも言える、ということだと思います。 (ダイアトニックコードのことを7thコードと表現されてますが) (2) ノートとしては、♭5=♯11thであり、♯5=♭13thです。 ただし「♭5、♯5」と書かれた場合、この音はトライアドの一部なので、 「ベースラインを決定する重要なトーン」と表現されているのだと思います。 (3) 上の問題と同じで、ノートとしては m3rd=#9th、6th=13th、♭5th=#11th、#5th=♭13th ですが、等式の右辺はテンションノートなので、音を鳴らす際は区別しましょう (低音で鳴らさない、主張しすぎない)ということだと思います。 バークリーはアメリカの有名音楽学校で、 バークリーメソッドとは、その学校での教科書、教育方針ということでしょうか。 概して「アメリカでの教え方」という意味で使われている場合が多いです。 実際、日本とアメリカでは音楽理論の教育の仕方が違います。 例えば日本では鍵盤のCのノートを絶対的に「ド」と呼ぶ慣習がありますが、 アメリカにおける「ドレミファソラシド」は単なる相対的なメジャースケールです。 よってAメジャースケールならAの音がド、 GメジャースケールならGの音をドと呼びます。 その他、コードの書き方等細かいルールに相違があるので、自分もたまに混乱します。 そのせいでわかりにくい回答になってしまったかもしれませんが、 不明瞭な点があれば補足要求願います。
- tonic_tonic
- ベストアンサー率34% (142/410)
音楽は極めていませんが回答します。 (1) aug は5度の音程を半音あげる記号です。Cだったらドミソですが、Caugとなっていたらドミソ#となるということです。さて、aug7といのは、例えばCaug7だと構成音(CEG#Bb)になりますが、G#はb13thであるAbと同じですので、C7(b13)と書くといったようなことではないでしょうか?テンションとして考えた方が、コードのスケールや論理を考える上で合理的だということかもしれません。 (2) >テンションに「♭5、♯5」が使われる場合 という書き方が果たして適切かどうかわかりませんが(b5や#5がテンション??と思ってしまいますが…)、例えば、Cm7-5とかC+5とかの時にはベースラインがGではなくG#を弾くからC7(#11)とかC7(b13)の時とは区別しろよ、ということではないでしょうか。テンションの場合は、たいてい5度をオミット(はずして)b13を付け加えるとかのボイシングになりますので。(オルタードスケールでテンションを加えたコードを弾いててもベースはF#やAbを引くわけではない) なんだか余計難しくなってしまったでしょうか… ちなみに、そもそも#5が入ったコードというのは使用頻度が少ないですし(ダイアトニックコード上にほとんどない)、使ったとしても3つの和音でないとあまり使わないと思います。 (3) う~ん、ちょっと前後の関係がないと説明文が良く分からないかもですが、おそらく、7度以下の記号はコードの性質を表すために使う記号であって、9度以上の記号=テンションとは区別すべき、ということではないでしょうか? 典型的なのが、m3rd(短3度)と書いてあるものですね。 短3度はマイナーコードを決定づけるものであってコードの機能の性質を決めるもの、 しかし#9thはドミナントセブンスで使用されるテンションノートと定義されるもの、ってことが言いたいのでは? 最後に、バークリーメソッドとは、アメリカのジャズのバークリー音楽大学で使われている方法論のことですね。一般的なテンションノートの考え方とかこれによる場合が多いです。日本では初期の留学帰国組の渡辺貞夫とかが広めたっていうのが始まりでしょうね。 wikiにも軽く載ってます。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%82%BD%E3%83%83%E3%83%89