• ベストアンサー

女子大学について何ですが..

女子大学について何ですが.. 私の国マレーシアでは女子校というのはありますが、女子大はありません。 今日本の大学に留学していますが、なぜ女子大というのがあるのか疑問です。学生が全員女子ということ以外、普通の大学とどう違いますか。たとえば大学教育レヴェルでいえば、女子大でしかできないことはありますか? それから、女子大はあるのに、なぜ男子大というのはないのかまた疑問です。 どなたかこれについて説明していただければ嬉しいです。よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • publicpen
  • ベストアンサー率37% (991/2627)
回答No.4

欧米の影響ですよ。 日本の近代教育はすべて欧米のコピーです。 例えば日本の有名中高一貫男子校は、よくイギリスの有名中高男子一貫校=パブリックスクールである、 イートン、ラグビーなどと提携しています。 イギリスではオックスフォード、ケンブリッジなど大学は総合大ですが、中高は男子校、女子校が 多いです。スイス、アメリカでも有名私立は大抵そうです。 またアメリカには女子大も多いです。 ウェルズリー女子大はヒラリー・クリントンの母校です。 日本で最初に女子大(津田塾大学)を作り、女子教育をしたのは津田梅子ですが、 彼女はアメリカで私立の女学校であるアーチャー・インスティチュートで教育を受けています。 また東大も当初は男子学生のみしか受け入れていませんでした。 要するに (1)日本に限ったことではない。欧米(特にアメリカとイギリス)でもそうです。 (2)男子大学がこの100年でどんどん共学になったのに、女子大学はなかなか共学になってくれない (男性側としては、女性をいじめてるみたいに見られるので、男子差別だ!! と言って圧力もかけづらい。) (3)アジアの発展途上国の多くは、「国の責任」として1900年以降に大学を作りました。 よって国の威信をかけて作ったわけで、当時の風潮から男女共学になったものの、 予算がなく女子大まで作ってる余裕は無かったわけです。 資金に余裕があり、大学数の多い日本やアメリカでは、色んな形態の大学があるわけです。 東大やオックススフォードが「女子差別」の意見から、女子にも門戸を開放したものの、 女子大は強固に男子に門戸を開放せず、現在に至る、と言う感じですね。 何せ「1960-1990」ぐらいまでは、 「女の子にスカートを履かせるのは女性差別だ」と言って、男女共にズボンを履かせたり してましたからね。ダブルスタンダードだ、としても男性から「女子大があるのって変じゃない?」 とはとても言えず、女性自身もなかなか言えずって感じだったんだと思いますよ。 とは言え、男性の看護士やスチュワーデス(CA)も増えているので、今後は変わって来ると思いますね。 ※女子大は実務系の経済、法学や理系の工学がとても弱いのです。 よって総合大化すると他校との競争が激しくなり、特色がなくなり、潰れる危険性があります。 それで男女共学を拒んでる節もありますね。そういう側面もあります。

その他の回答 (4)

  • riripasu
  • ベストアンサー率50% (828/1627)
回答No.5

>大学教育レヴェルでいえば、女子大でしかできないことはありますか? 女子大だと、食物栄養学科や保育学科が設置されていることが多いですが、 共学の大学でも、食物栄養学科や保育学科を設置しているところもありますし、 特に差はないと考えてよさそうですね。 また、最近では、女子大でも、男子学生の受け入れをするところも出てきました。 (例1)女子栄養大学 →通学昼間部は女子のみですが、通学夜間部は男女共学です。 (例2)聖徳大学、聖徳大学短期大学部、日本女子大学 →通学昼間部は女子のみですが、通信教育部は男女共学です。

  • wy1
  • ベストアンサー率23% (331/1391)
回答No.3

追記です。 キリスト教のカトリックの女子修道会が経営する女子大が北海道から九州まで幾つかあります。そこでは、カトリックの精神に基づいて女子の高等教育を行っており、恐らく男女共学と言うことには絶対ならないでしょう。 学校はそれぞれの設立目的が明確にあります。ですから、学ぶ人々それぞれの考えで選べば良いのです。

  • gablink28
  • ベストアンサー率28% (4/14)
回答No.2

女子大でしかできないこと、について。 最近まで男子しか入学が認められていなかった大学(例.防衛大学校)に 特徴があるように、女子大でも強い学部などがあります。 例えば、家政・家庭系 (食物、被服、家庭設計、インテリア、家庭経営を前進とした各方面)などでは、 では、顕著だと思います。

  • wy1
  • ベストアンサー率23% (331/1391)
回答No.1

女子大の前身は所謂教養ある女性を育てる学校が始まりだと思います。明治以来日本の高等教育は、帝国大学、私立の専門学校令に基づく大学(早稲田でも明治でも始まりは本当の意味での大学ではなかったのです)では女性には入学資格が無かったのです。その為、専門学校の資格で現在の女子大の多くの前身の学校が女性のための高等教育の場として設立されたのです。東京女子大、日本女子大、津田塾大、共立女子大、実践、和洋、などなどが歴史ある学校です。最近設立された大学よりもずっとしっかりした教育方針を持ち教育されていると思います。そのほかに、戦後に女子短大として設立された学校が時代の流れに乗り遅れ無いために、4大に設定しなおした学校も結構ありますね。 男子の大学は、戦前派ほぼ100%の大学が男子のみの、あるいは男子学生が90%以上、だったと思います。女子の正式入学を認めていたところは例外的存在だったのでは? 最後の男子大学は上智大学で、1958年ごろに女子学生の入学認めたのではと記憶しております。私は1960年の卒業ですが、同期には女性は"ゼロ”の筈です。

arima90
質問者

補足

ご回答ありがとうございます。 なるほど。昔は女性の地位が低いと見なされたから入学資格がないのですか。 ということは、現在では特に女子大でしかできないことはないでしょうね。

関連するQ&A