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PCで認識できず、デッキでのみ認識できるDVDのバックアップ
PCで認識できず、デッキでのみ認識できるDVDのバックアップ ネットをいろいろ検索しましたが、知識が少ないせいもありどうしてもわからなっかったので、質問させてください。 以前、家庭用ホームビデオで子どもの成長を撮り、DVD化していたものを「あとから見れなくなった!」という事態にならないように…と思いつき、バックアップの作業を始めようとしました。 撮影しパソコン(VAIO VGC-H71B)の編集ソフト“Click to DVD”で編集し、DVDに焼いていたもの複数枚のバックアップをとろうとしています。 しかし、この中の数枚が、PC(以前動画を編集してDVDを作成したのと同じVAIO VGC-H71B)とブルーレイ一体型アクオスでは認識されません。 ※PCではDVDなのにCDと認識するものもあります。 ただし、DVDデッキ(テレビと接続する古い型のもの)ではどれもすべて再生が可能です。 そこで質問です。 【1】 PCである特定のDVDが認識できないという状態のとき、問題があるのはDVDディスク?それともPC?どちらの場合が多いのでしょうか? PCのデッキ自体の劣化が考えられるなら、他の理由もあり新しいPCを買い換えてもよいのですが、新しいPCでも上記のDVDが見られない可能性はあると思われますか? 【2】 DVDディスクに問題があっても、DVDデッキで再生できるのならバックアップは可能な状態なのでしょうか?またバックアップをとるためにどういう方法が考えられますか? 【3】 話が少しずれますが、撮ったDVDのバックアップをまたDVDという形で残しておくこと自体にも不安になっています。 今後時代的に、ブルーレイや他のメディアとかに残しておく方がよいですか? わかりづらい内容で、しかもあれこれと質問してしまい申し訳ございません。 知識がなく、いろいろわかっていないことも多々あると思います。 どうぞご回答アドバイス、よろしくお願いします。
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- tama80ji
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はじめまして。 元々記録型光学ディスクは、接触型のビデオテープやカセットテープのような高い互換性はありません。非接触式の難点です。また記録型光学ディスクはレーザーの反射率がプレス製品(市販DVDソフト)より低いので余計に互換性が低下します。 そのために「再生できない場合があります」との記載が必ず説明書にあります。 光学ドライブは特定のメーカーのディスクで最適なレーザー出力を調整します。日本メーカー製のドライブならばDVD-R(DL)は太陽誘電か三菱化学。DVD-RWならばビクターか三菱化学。DVD-RAMならばマクセル。DVD+R(DL)・RWはリコーか三菱化学。 但し台湾・韓国製の光学ドライブではこの限りではありません。 推奨メーカー以外のディスクでは、そのデータが光学ドライブのファームウェアにないので、標準的なレーザー出力で書き込むこととなるので必ずしも最適な記録状態とはなりません。 当然互換性が低下します。 また16倍速書き込み対応のディスクでも最高速で書き込むと、書き込み品質は確実に低下します。結果作成されたディスクはエラーの発生率が高くなるので、中には認識しないディスクになってしまう場合もあります。 書き込み速度は4~6倍速が適切です。なので一般のHDD・DVD(BD)レコーダーは16倍速ディスクには対応していても、実際の書き込みは4~6倍速に制限しています。 これが互換性を向上させるコツです。 但し記録する場合も再生する場合も光学ドライブのレンズの汚れ、ピックアップの消耗等でその都度状況は変化するので「確実」がないのが記録型光学ディスクです。 それでもパイオニア製の光学ドライブで作成したディスクを読み取れない機器(パナソニック製、SONY・NEC製、PLDS製ドライブ)はありません。その逆はあります。 なので書き込み能力の高い光学ドライブで記録するのも大切です。 >ブルーレイ一体型アクオス CDとDVDはレンズ、ピックアップの共通化に成功しましたが、BDはレンズのピックアップもDVDと共通化できません。レーザーの波長も全く異なる。出力も異なる。焦点距離も異なるので共通化できません。 なのでBDドライブはCD・DVD用とBD用の二つのレンズが搭載されています。その分、BDはOKだけどDVDはNG、またはその逆の症状が出やすくなっています。 レンズの状態でも再生状況は変化するので、できれば再生できない場合はレンズをクリーニングした方が良いのですが、一般的にレコーダーなどのコンシューマー用機器はレンズクリーナーの使用は推奨していません。なので自己責任となります。 一応パナソニック製のBDレンズクリーナーは動作検証もしているはずなので、安心度は他のメーカーのクリーナーよりも上でしょう。但しBDのレンズしかクリーニングしません。 CD・DVDレンズクリーナーならばマクセルやTDKなどのディスクメーカー製のものの方が安心度は高いでしょう。 PCは5年経過しているので、そろそろ光学ドライブは寿命が近い状況でしょう。もっとも使用頻度でピックアップの劣化は異なるので多少寿命の幅は生じますが、DVD-RWやDVD-RAMの認識不良が発生し出したら要注意です。レンズクリーニングで一時的に復活しますが、この症状が繰り返されるようになるとじきに書き込みが全てダメになります。 光学ドライブは消耗品です。 (1)~(3)に関してはNO.1の方が詳細に書かれているので、そちらを参考にしてください。
- chie65536(@chie65535)
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【1】 最大の問題は「メディアと読取装置の相性」です。 「相性」ですので「どれか1つが原因」と言う訳ではありません。 「特定のメディア」と「特定の装置」の組み合わせになった時だけ「読み取り不可」「認識不可」と言う症状がでます。 なので、PCの読み取り装置を変更した場合「今まで読めなかったメディアと相性が良くなって読めるようになったが、今まで読めたメディアを相性が悪くなって読めなくなってしまった」と言う事が起きます。 なので、PCの読取装置は「交換」ではなく「増設」しましょう。増設する場合は「もとからある装置と異なるメーカー」の物を増設しましょう。 もとからある装置と同じメーカーの物を増設したのでは「相性の特性が2台とも同じになる可能性」があって、増設する意味が無くなってしまいます。 「PCに相性特性が異なる装置が2台装着されている」のであれば「片方で読めないメディアが、もう片方では読める」と言う可能性が上昇します。 なお「読取装置だけ何とかすればよい(増設すればよい)」ので、PC本体を買い替える必要はありません。下手にPC本体を買い替えしたら「買い替えたPCで、今までのメディアがまったく読めずに全滅」って場合もありますから。 【2】 メディアだけに問題があるとは言えませんから、特定のデッキで再生できるからと言って、バックアップも取れるとは限りません。 「バックアップを取る為には、バックアップに使用する装置で読めることが必須」です。 「バックアップに使用する装置」に「PC」を選ぶか「DVDデッキ」を選ぶかは、質問者さんの自由です。 【3】 書き込み型DVDやブルーレイは、長期保存できません。 記録に使用する「色素」は経年劣化で「色あせ」しますので、いつか、必ず、データが消えます。 メディアに使われている樹脂も「加水分解」により、空気中の水分を吸って白く濁り、いつか、必ず、レーザーが信号を読み取れないくらいに濁ります。 一番確実な保存方法は「普段、電源を入れてないハードディスクに保存しておく」です。 ハードディスクは、電源を入れて磁気円盤を回転させてしまうと「いつ壊れてもおかしくない」のでバックアップを取った状態で使わないと危険です。 しかし「電源を入れず、まったく動作していない状態のハードディスク」は「かなりの長期保存がきく、バックアップ機器として最適な装置」です。
お礼
大変こまやかに、わかりやすいご回答ありがとうございました。 【1】 >PCの読取装置は「交換」ではなく「増設」… なるほど!です。 相性… PCって思っている以上デリケート(という表現でいいでしょうか)なものだと、よくわかりました。 【3】 >「普段、電源を入れてないハードディスクに保存しておく」 つまり…古いPCに…ということですね。 納得、です。 ありがとうございました。
お礼
今までよくわからなかったことが、とてもわかりやすく説明されており、感謝します。 今回質問させていただいた件とはまた別に、よく「友人から借りたDVDが見れない」「このDVDはデッキだと見れるけど、パソコンだと見れない」というような不具合があっても、なんだかモヤモヤとそういうものなのだろうと思っていましたが… >接触型のビデオテープやカセットテープのような高い互換性はありません。 改めて納得しました。 外国製のディスクはなんとなく避けてきましたが、 >ドライブならばDVD-R(DL)は太陽誘電か三菱化学。DVD-RWならばビクターか三菱化学。DVD-RAMならばマクセル。DVD+R(DL)・RWはリコーか三菱化学。 この知識は今後もためになりそうです。 詳しいご回答、本当にありがとうございました。