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スピーカーの周波数特性測定にD級アンプを使う場合
- D級アンプを使用したスピーカーの周波数特性測定において、共振によってピークが発生する可能性がある
- スピーカーのインピーダンスが高い場合、共振によってエネルギーが増加する可能性がある
- D級アンプを使う際には、スピーカーのインピーダンスと周波数特性に注意する必要がある
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ローパスフィルターのカットオフは通常40KHz以上になるので、共振するとすればその近辺の周波数になります。 それでも可聴周波数でフラットとは限らず、20KHzで2~3dBくらい上昇するかもしれません。
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- iBook 2001(@iBook-2001)
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はじめまして♪ スピーカシステムは測定用の抵抗では有りませんので、インピーダンスは周波数ごとに変化します。 基本的に、低域共振から上の最低インピーダンスを基準とし、おおむね百から数百ヘルツのインピーダンスを言うようです。 さて、そのインピーダンスを「定格」としますので、周波数依存の動的インピーダンスは一応無視します。 公称値に対する1W相当の電圧電力を送り出して測定しましょう。 なぜなら スピーカーのインピーダンス変化に合わせて出力電圧や電力を変化するようなサーボアンプみたいなオーディオアンプは無いからですよ。 極端に言えば、ショートした場合、1Wはかなり微小電圧で制御出来ませんし、断線した場合は断線部分が放電して電流が流れるまで数万ボルトをかける必要は無いと言う事です(かなりきょくたんだなぁ~ 笑) 昔は公称インピーダンスの周波数を調べて、そこで1Wに相当する交流電圧値に成るようにレベル調整した状態で周波数特性を測定しています。 最近はスピーカーのスペックに◎dB/wm ではなくて、◎dB/◎cm(◎.◎V)などとん合っているのですが、インピーダンスと測定距離を考えないとかなり危険でしょうねぇ。 昔の測定に置いては、公称値のインピーダンスと言う前提で電圧一定の測定です。 オーディオアンプは電圧増幅して、パワー段で増幅した電圧に沿った電流出力が出来るように(電圧/電流変換)回路設計しているから、それでよいのです。 ごく、一部にパワー段の内部抵抗を意図的に高くして、スピーカーの駆動を一定電圧による電力駆動から、一定電力による周波数変動電圧駆動と言う定電力駆動というアンプもマニアの一部で実験されています。(スピーカーとの組み合わせ等も限定されるようですし、販売されている製品には無いですね。) 公称6Ωのスピーカには、6Ωなら1Wって言う電圧の出力で測定するのが一般的で流儀でしょう。ウーファーの共振などで60Ωの周波数が有っても、それはそのスピーカーの設計ですからアンプ側からは気にする事はありません。 物理学として、1Wのエネルギーは結構大きな物ですが、音響変換するスピーカーって、効率は良くない物ですね、、、
お礼
こんばんは、お礼遅れました 定電力駆動の話のくだり、興味惹かれます。そういうやり方もあるのですね。 定電力をスピーカーに入れたら、F特は今とだいぶ変わりそうですね。 ありがとうございました。
補足
ご回答ありがとうございます。 2~3dB上昇するとすると、デジタルアンプはスピーカーの周波数測定に不向きと言えますでしょうか?