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アメリカ軍の兵士について。

アメリカ軍の兵士について。 先日、アメリカでホームスティをしたときのお話です。 とても紳士的な元軍人の男性と知り合い、その方の話をホストファミリーとした際に「アメリカの軍隊の人は女性をリスペクトするように教育される」と聞きました。 英語力が堪能ではないので、それ以上は深く聞かなかったのですが、それは本当ですか? 本当なら、どのような教育を受けているのでしょうか? 日本のメディアからは、アメリカ軍人の悪いニュースしか聞かないので、実際どうなのだろうと興味を持ちましたので、質問しました。 よろしくお願いいたします。

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回答No.2

 どこの国でもそうですが、軍隊とてやはり、ミニ社会になるので、中の連中は我々と同じピンからキリまでですが、それを軍人にしていくのが教育訓練と言うことになります。  最初は、上意下逹を叩きこまれる訳ですが、それ以後は(生き延びるために)自分で考え、工夫する事を期待されるようになります。特に、海兵、降下兵、特殊部隊などは、一人でも戦場で生きていけるように、さらに研鑽を積むことになります。当然、チームで動く事が多いので、チームワークを維持する事も必須です。かのグリーンベレーは、戦闘のためと言うより、他国(編成されたのはベトナム戦争の頃)での宣撫工作を行う、いわば教育機能を重視されますから、現地人との良好な関係のためにも、非常に高度な知識(博士号を持つものがほとんど)と、人を教え、説得する技術を身につけ、さらに隊内で教え合います。  中には組織上の上を目指す人もいますが、その時には指揮官としての特別なコースを受けます(自衛隊の「指揮・幕僚課程」)。中には昇進より現場と言う事で、まるで牢名主のようにチームに居座るタイプの人達は、隊をまとめる「鬼軍曹」として、退役まで同じ位置にいる場合があります。  さらに上を目指す場合は、指揮の訓練以外にも、作戦の立て方、指揮のしかた、武器弾薬の見積もりなどを、上官たちと交渉しながら遂行するので、非常に忙しくなります。そんな中でも、地勢研究や、戦史研究など、勉強すべきことは山のようにあります。  現場の最高階級は「大佐」ですが、この位で、約1万人~2万人位の独立戦闘単位「師団」を指揮しますが、それ以後(上級者)はほとんどペンタゴン内でのデスクワーク。  現代は特に、真剣に学んだ連中はほとんど特殊部隊に行くようになって来ています。  つまり不祥事を起こしているのは、ほとんどが軍隊に慣れていない、はねっかえりや不満を持っている連中が多いんじゃなかろうかと思います。  ただ、軍隊もしょせん役所ですから、秘密主義で石頭なのはどこも同じ。身内大事で不祥事や事故を隠そうとして、それが暴かれるといきなり平謝りと言うわけです。

ariarin020
質問者

お礼

とても分かりやすい解説ありがとうございます。

その他の回答 (1)

  • trajaa
  • ベストアンサー率22% (2662/11921)
回答No.1

その元軍人さんは、将校だったのでしょうか? 将校と下士官兵とには大きな差異があるので、米軍人とくくってしまうと・・・ そりゃ、何万何十万といますので、善人、悪人、紳士な人、そうじゃない人、いろ~んな人が居て不思議じゃないですね。

ariarin020
質問者

お礼

回答ありがとうございます。

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